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第150話〜痛烈〜 投手である以上打たれることは宿命だ。 試合は3回、先制したのは土佐高校4番西宮の痛烈な一撃から生まれたものである。 ホームランでとれる最大点は4。タイムリータイムリーの連打で結果的に大量失点5失点以上になるよりはマシな時もあるがそれは正直ほぼ皆無だ。 今回西宮に打たれたのはツーラン。僅か2点である そうたったの2点だ。試合はまだ序盤であるが相手投手の出来や比叡の貧打では点差以上に厚い点差ではあるがスコア的にはそこまで離されてはいない。 「ヒデ!ナイスホームランじゃないか!それにしても相変わらずすごい距離飛ばすよなお前。」 「俺は俺なりの仕事をしただけだ、今の紅は故障明けでそこまで力はないがそれでも持っているものは素晴らしいものだ、癒える夏にあいつは凄まじくなる。お前たちも元怪物と言われているレッテルに惑わされるな!あいつん中の怪物は死んではいない」 西宮と成瀬は笑みを浮かべグータッチを交わす。 しかしそれは野手的な考えである。ホームランというものは点差以上にダメージを与えたり流れを一気に変える要素もある最大の一撃だ。 紅は顔にこそは出さないがショックではないわけがない。あそこまで飛ばされると逆に気持ちよさもあるがやはり屈辱でもある 動揺したのか紅は後続の打者に対しボール先行になり流れもなんとか抑えマウンドを降りる 『まさかストレートをあそこまで飛ばされたとは…防球フェンス、あれがなければ俺の球はどこまで飛ばされたのだろうか。流石はセンバツで140m弾を打った男だ。』 マウンドを降りる紅は先ほど打たれた一撃が脳裏に焼き付いているのか何度も思いだす。いや紅だけではない比叡陣営土佐陣営両方そうだろう。 それほど素晴らしい打球であった。 「派手にやられちゃったな優生ちゃん。ってもよぉどうやったらあんだけパワーだせんだよ。」 黒木は帽子を取り汗をぬぐう紅にちょっかいを出す。そもそも紅にちょっかいだせるのはこの男だけなのだが 打たれた瞬間それと分かる特大アーチ、西宮の強靭な肉体と驚異的なスイングスピード、そしてどの球がくるか完璧に読み生まれた特大弾。 どれか一つかけたらあのような特大弾は生まれはしなかった。
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