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第151話〜紅対西宮第四打席〜 西宮の一発の後試合は膠着し紅は相手に痛打を食らわないような投球を続け、その後西宮のセンター前ヒットを許した以外ノーヒットになんとか抑え続け8回裏、紅は再び西宮と相対する おそらくこの対決がこの試合最後の直接対決だろうとお互い確信づいていた 紅は吉村のサインに頷き淡々と投げ込むが西宮はいとも簡単にファールを打つ 「まじーな…優生の野郎…」 「まずいって…どういうこと?」 茜は何もわからないというキョトンとした顔で黒木に問う 黒木は一つ息を吐いてから口を開く 「俺達投手ってのは痛恨のヒット打たれんのも精神的にきちーけどよ、空振りすら奪えねぇってのはもっときつい、それがファールだとしても、だ。それにあいつはこの試合西宮の野郎から空振り一つすら取ってねぇ」 黒木はしかめっ面でグラウンドを見渡す 『試合通じて今の俺に不足しているものが分かって来た、しかし西宮はどうやって抑える…?考えなければ対策方法を』 紅は吉村から返球を受け取りながら頭をフル回転させ対策法を必死に考える、一つ策が浮かぶがそれはあまりにも非現実的であり、紅自身も不可能だとすぐにその可能性を打ち消す 『理想ではどの打者にも当てることすらできない球、だがそんなものは存在などはしない、そして存在しても俺のスタイル的にそれは不可能だ…だが、中途半端に変化球で行くよりストレートで押したほうがいいかもしれん、打たれればさっきみたいに飛ばされるだけだ』 紅は首を2度振りストレート勝負するつもりなのか2球目にストレートを投げ込む 鈍い金属音が響く、やはり当てられた。だが何か確信めいたものが紅の中に浮かぶ 頷き、ゆったりとモーションに入り力を込めるかのように全力で右腕を振り抜く 放たれた球は今までのストレートと比べ物にならないぐらい早く明らかに質も違うストレートがミットに向かって直進して行く 西宮も振りに行くがバットにかすることすらなく吉村のミットにボールが収まる 『くっ、あのストレート…この試合奴が投げた中で最も速かった…なにがあったんだ?』 西宮は悔しさを噛み殺しながらベンチへと戻る
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