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第16話〜マネージャー茜〜 高橋は茜の顔色を見ながら 「…15歳の女の子にはちょっと…この話しは生々しすぎたかな…?」 高橋は少し腕を組みながら言う 茜は紙コップに入った麦茶を一気に飲み干す 「…否定…しないんですか?」 茜は暗い声で言う。いつも明るさ満点の茜からすれば予想がつかない声のトーンだ。今の外の景色のようだ。完全に闇夜に染まり明るさはほとんどない。茜の今の心の中もこういう感じなんだろう。 高橋はスッと茜の横に立つと 「否定はしないさ、むしろ認めるよ。氷水高校最大の汚点とはいえど過去のことだからって切り捨ててはいけないことだからね。 認めたうえで俺達は監督とともに野球部をかえてきた。俺達も受け入れがたい事実だけど今は過去にあったことを認めている。君も認めたくない気持ちがあるかもしれないけど認めなければいけないことなんだよ、これは…。でも、もう一度言うこんな事件があった部活動だ、それでも君はマネージャーをやる気持ちは揺るがない?」 高橋は珍しく語気を強め半ば茜を脅すような口調だ。 「私、やります。だって事件だって過去にあったことでしょ?でもそれが原因で女子が寄りつかないんですよね?先輩や大橋先生が部員を集めて野球部を再生させたなら…今度は私が女子マネージャーが来られるように風潮をかえてみます!」 茜は先ほどの暗い声とは別人のようにいつもの明るい声が戻る。茜の眼はキラキラと光っていて、本当に心の底から野球部のマネージャーがやりたい、自分が女子が来られるようにすると意気込んでる眼だ。 大橋はフッと優しい笑みをこぼし 「そうか、神原…やってくれるか。ありがとよ! まぁ、野球部だけではなくどの運動部にも言えるがマネージャーは大変だぞ?」 大橋は嬉しさを隠しきれない声のトーンになる。 「はい!がんばります。」 茜は満面の笑みを浮かべる。 大橋は腕の時計を見ながら 「もうこんな時間か…この時間って確かないんだよなぁ。神原、もう遅いから三崎口駅まで俺の車で送るぞ。高橋も乗っていけ。」 そう言うと相談室の鍵を閉め駐車場へと向かう。 大橋は2人を乗せて学校の最寄り駅まで2人を送り届ける 茜は大橋の車から降り 「先生、ありがとうございました。」 茜は丁寧にペコリとお辞儀をする。 「ああ、また明日な。」 大橋はそう言い残すと学校へと戻っていった。
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