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第20話〜祝い〜 「え?ゆっきー!?久しぶりじゃーん。」 美歩はゆっきーと呼ばれる女性に気づくと自然に笑みがわき出る。 「みっちゃん、今日何してたの〜?…隣にいるのは弟さんだっけ?」 ゆっきーは荻野のことを見ると即座に弟と答える。しかし、荻野はあまりゆっきーの事を覚えていない。ただ声は昔聞いた記憶がある。 「これから、こうくんとお昼を食べようって思って…。 そうよ、でも。こうくんはあなたのことあまり覚えてないと思うわ。だってこの子とあったのってこの子がまだ中2の時でしょ?」 美歩は荻野の頭にひよこが浮かぶ前にゆっきーに答えを言う。覚えているのは声だけだがおぼろけながらおもちゃにされたのも覚えている。 「そうなの…かな?まぁ、年齢違うし一度しかあったことないから仕方ないよね。じゃあ、2人の邪魔をするといけないから…またね。みっちゃんに弟くん。」 ゆっきーは手を振りながら2人の前から去っていく 美歩はゆっきーの後ろ姿が見えなくなってから荻野と目的地を目指す。お店は駅ビルの中にあり、中は土曜日という事もあってか結構賑わっている。 荻野と美歩は席に着くとウエイトレスがメニュー表と水を提供する。 美歩はメニュー表を見ながら 「こうくん、なんでも食べたいのを選んで良いから。今日は私のおごりだからねっ。」 やはり美歩は特に今日は特に優しい。 「え、あ…いいの?その、服も奢って貰っちゃったし」 荻野は申し訳なさそうな声を出す。 「ん?いいのいいの。中学卒業したばっかの奴が姉の財布を心配するな」 荻野に心配させまいと軽くウインクをする。 本当は美歩だって自分の娯楽のために使いたいはずだ、でもそれ以前に今日はそんなことより弟の事を思えばそんな気持ちにはならない。それくらい弟の喜ぶ顔が見たいのだ。 荻野はなるべく安いのにしようとしたが、欲に負けて少し値がはるのを注文し、来るのを待つ。 「お姉ちゃん、今日はありがとうね。いろいろと…」 荻野は満面の笑みを浮かべる。 「ん、別に良いよ。結構遅れたけどこれが私からこうくんへの合格&入学祝いだから。遅れてごめんね?本当は高校に受かってすぐやってあげたかったけれど…私もいろいろ忙しかったから。こうくんが嬉しそうでなによりだよ、…改めて高校入学おめでと!こうくん。」 美歩は荻野の子供っぽい笑顔に見とれそうになりながら祝いの言葉を送る。
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