スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
第23話〜紅優生の実力〜 「白瀬先輩、俺は先輩、あんたからエースナンバーを奪って見せますよ。」 白瀬は自軍のベンチに戻るときふと、紅が以前入部してすぐに白瀬に言い放った言葉を思い出した。 「紅、見せて貰うぞ久里浜シニアを全国優勝に導いたお前の実力を!」 白瀬の発言により、白組ベンチはざわつく。 「全国優勝右腕!?しかも久里浜シニアだとぉ!?」 池田は取り乱す。 「…んで、んな奴が氷水に…奴なら新横でも大阪松蔭でもいけるだろ!?つーか誘いが来ただろ!?」 影浦は口に含んだスポーツドリンクを思わず吹き出す。 『高校に入って初の試合…それも白瀬先輩、あんたと投げ合えるってのは最高だ。』 紅はロージンを手に付ける。 「優生!久しぶりだなぁ!久里浜を全国優勝に導いたんだろう?」 岡島は打席に入ると紅に声をかける。 …だが、しかし。紅は無視する。なぜならば、今の紅には興味のない存在だからだ。 即座に投球動作に入る。紅はボールを弾き出すようにミットをめがけて投げる。 1年とは思えない球速が出ただろう。岡島はただただ唖然とするしか無かった 『あいつ〜、無視しやがって…可愛げのない奴だよ、まったくってもあいつここまで速い球投げれるのかよ!?』 岡島は紅にスルーされて穏やかな気分ではいられない。 『あんたの単調さはよく知っていますよ…先輩♪』 紅は先輩である岡島を見下ろすかのように投げ込む。 紅が選択したのは岡島が苦手とするシュートボールだ。岡島は反射的にバットに当てるもツーナッシングと追い込まれ、最後は高めのストレートで空振り三振を奪われる。 続く2番の松島だが、こちらは紅とはシニア時代一度対戦したことがある。 『大会でこいつにノーノー食らっちまったんだよな…こいつの真っ直ぐはまず打てなかったしな』 松島は弱気で構えていたのを紅に見透かされたのか上から目線でオールストレート勝負で空振り三振に打ち取る。 「…ふ、早速本領発揮か…久里浜のドクターK紅優生…。」 白瀬はふとした笑みを出す、その笑みは後輩ではなく純粋にライバルとして面白いと感じた笑みだ。 島田はなんとか粘るが紅に三振を取られる。紅は3者連続三振で1回裏の守備を終える。 突如強風襲う、この試合を暗示するかのような。そんな強風だ。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存