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第28話〜影浦と荻野〜 「『まずは荻野のバッティングを中学生以下から高校生レベルの打撃まで底上げろか…ったくめんどくせぇな…。』そもそも俺とアイツじゃあタイプ違うし…」 影浦はユニホームに着替えながら愚痴る。 なんとか、表情には出さないようにしているが口ぶりからは面倒くささが伝わってくる。 グランドに出て準備運動を終えると、練習を始める。 今週は1年が最初に打撃練習を行う。 つまり影浦は荻野の打撃を見ながら指導しなければいけない…まったく、面倒臭いことだ。…という態度を抑えつつ荻野の打撃練習を見る。 ───が、いきなり呆れる。 呆れて溜息しか出ない…それでも荻野の打撃練習を見る。 バットに当たっても響く音は弱々しい金属音。 「『やれやれ、こんなんじゃあ…どこから指導していいのか、逆に分からないな…これなら素───』なっ!?」 ───キィィン! 鋭い金属音と共に弾丸ライナーでフェンス近くまで打球を飛ばす。 影浦は思わず目が点になる 「あいつ、あんなバッティング出来るのか…!?」 影浦は荻野から見たことのない強い打撃に驚きを隠せない。 だが、結局その後、鋭い打球は飛ばず凡打やポップフライレベルのあたりだけだった。 「『さっきのアレはなんだったんだ?マグレあたりなのか?…だが、おそらく…』荻!ちょっと来い!」 影浦は力強い声で荻野を呼びつける。 荻野は影浦の近くに行くとヘルメットを取り影浦を見上げる 「なんですか?先輩」 荻野は何も分かっていないような顔で言う。 影浦は荻野の無邪気すぎる笑みにイラッとなりそうな感情を抑えながら 「…この間高橋も言ってたと思うが、打撃フォームを固めろ。俺は教えるのは悪いが上手くはねぇ、だからタイプは違うとはいえ俺のバッティングフォームをマネしてみろ。…こうだ!」 影浦は言い終わると金属バットを手に取りお手本のようにスイングをする。 影浦はバットを手に持ち荻野の近くへ腕を伸ばす。 どうやら、荻野にマネしてみろということらしい。 「こ、こうですか?」 荻野は影浦のフォームをなんとなく意識しながらスイングをしてみる、当然マネで慣れていないため不細工で汚いが影浦のお手本に近いフォームだ。 影浦は頭をポリポリとかきながら 「ああ、そうだ。とりあえず今から俺がいいぞというまで素振りしろ」 影浦はややきつく言う。
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