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第43話〜アンディ対橘〜 球場の時計が13時20分をさしたころ、両軍のベンチから選手が元気よく飛び出しホームベース上に整列する。 「「よろしくお願いします!」」 何人か気の抜けた間延び挨拶があるのはご愛嬌。 杉田高校のナインが守備位置に付き、アンディが投球練習を始める。 橘はベンチ前で素振りして試合開始を待つ。 橘が打席に入ると球審がプレイボールと合図をするとともに試合開始のサイレンが鳴り響く。 橘はアンディの大きさに苦笑いするしかなかった。 『で、でかい…190cm近くあるんじゃないの?あの人…』 身長わずか160cmの橘からすれば実身長よりさらに大きく見えるはずだ。 アンディは見下した眼で橘を見る 『おいおい、小学生が高校生の大会に出ちゃあいけないぜ』 アンディは薄ら笑みを浮かべてしまう。 薄ら笑みを浮かべたまま橘に対して初球を投げる。 橘も勢い良く打ちに行くが完全に振り遅れてしまう。 影浦はベンチでやや呆れながら 「ど真ん中の甘い球を振り遅れて空振りか…」 影浦は呆れつつも仕方ないかという顔で橘を見守る。 杉田の捕手高島は笑いを堪えながらアンディに返球する。 橘はアンディの直球に振り遅れたのを苦笑しながら 『いや…これ、アレだよね?というより外人使うのってアリなの?いいんすか?外人使って…すいませ〜ん、この大会って外人投手出ていいんですか?いや、反則だよねこれ…きっと反則だよ…打てるわけないよこんなん』 苦笑しているが、心のなかでは半ばあきらめ気味なのか余計なことまで考えてしまう。 アンディは返球を受けるとリズムよく投げたいのか2球目を即座に投げる。 橘は強振する勢いで振りに行くが、2球目もやはり振り遅れ、今度は勢い良く空振りしたおかげか尻もちをついてしまう。 流石にこの光景には杉田高校からは失笑が起きる。 それだけではない、スタンドにいる杉田高校の応援、また味方である氷水高校の応援している人も一部笑ってしまう 橘にレギュラーを奪われ、挙句の果てベンチ入りできずにスタンドで応援している井上は橘の光景に苛立ちを隠せなかった 「っざけんなよ、あのクソチビが!なんで、俺があんなチビにレギュラー取られなきゃなんねぇんだよぉ!」 当然橘の耳には入るわけないが井上は感情のぶつけどころがなかった…。
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