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第47話〜もう1人の1年生〜 氷水は3回戦、4回戦と着々と突破し準々決勝で現在は湘南商業高校に6回で5対0と大量リードを広げていた。 大橋は腕を組みながら 『この点差があれば…試せるか?』 大橋はスッとベンチから出て選手交代の指示を出す。 そしてウグイス嬢が選手交代についてアナウンスする 「氷水高校選手の交代です、ピッチャー白瀬君がレフトに入り、レフトの斎藤君代わりまして紅君が入り、ピッチャー。3番レフト白瀬君、5番ピッチャー紅君以上に変わります」 白瀬はベンチからレフトに向かい、 背番号10を付けたもう1人の1年生はマウンドへと向かう 橘は笑みを浮かべながら 「クレ、緊張しないで落ち着いてね」 橘は自分が公式戦初出場した時の事を棚に上げ言う 「…お前が言うな、たっちー。…とはいえ高校に入って公式戦のデビューか…楽しみだぜ」 紅は少し不敵な笑みを浮かべる 「紅、シニア時代は全国を経験しているらしいが…それでもここは高校野球だ、油断するなよ!しっかりと腕振って投げろ!いいな!」 影浦は早口で紅に言うと軽く右胸をどつく 「6回裏湘南商業高校の攻撃は4番ファースト七野君」 紅は影浦のサインに頷きオーソドックスな投球フォームに入る 初球は内角低めをつくストレートだ。 影浦は捕った時にやや違和感を感じた 『…気のせいだといいんだがな」 七野はバッターボックスの砂をならしながら 『スピード出てないな…本当にあの紅優生か?』 七野は去年シニアの大会で名前を騒がせたあの紅優生なのか疑問に思った。 スピードが出てない、七野も影浦もここに違和感を生じたのだろう。 紅は早いテンポで投げ込み相手に考える隙を与えない 七野は紅相手にあっさりと三球三振で討ち取られてしまう 紅は緊張感を感じさせない投球リズムで相手を淡々と打ちとっていく。 スピードこそは出ないがそれでも相手は紅に手こずり凡打の山を築く。 紅は7回、8回、9回と回を増すごとに少しずつスピードが出てきた、そして9回の先頭打者1番の南相手に今日最速の142kmのストレートが真ん中高めに決まる。 2球目も甘く入りライト方向を狙われるがこちらも同じ1年生の橘の好捕によって阻まれる。紅はこの回も三者凡退で締め氷水高校は準々決勝を勝ち上がったが、最後まで影浦の紅に対するとある「違和感」は消えなかった。
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