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第49話〜澤田の異変〜 埼玉県でもこの日高校野球埼玉大会の決勝が行われていた。 「ボール!フォアボール!」 球審がそう宣言すると澤田はまたしても苦しそうな顔をする。 3塁からランナーがゆっくりと帰ってくる。 スコアボードを見ると試合はまだ4回表で春日部中央高校が会田高校に2点ビハインドをつけられている。 「おい、どうした澤田!いつものお前らしくないぞ!」 田口はマウンドに行き澤田に声をかける。 「…うるせぇ、とっとと…戻れなんでもない…」 澤田は田口を追い払う素振りをする。俯いててよく顔が見えないが、辛そうな顔に見える。 田口は舌打ちしそうになったところを我慢しながら守備位置へ戻る 『澤田が制球難とはいえここまで制球難な時はなかったぞ』 田口はマスク越しから澤田を心配そうに見る。 「5番レフト川口君」 状況はこの回突如制球を乱し、4者連続四死球を与え、相手に1点献上しなおもノーアウト満塁とピンチが続く。 澤田は躍動感のあるフォームから川口に対し第1球目を投げる。 「ットラーイクッ」 パシーンとミットに突き刺さるいい音が鳴り響く。 スピードガンに計測されたスピードは今日最速の150kmに球場はどよめく 澤田はボールを力強く受け取る。 そして顔を歪めながら全力で腕を振り川口をねじ伏せに行く これも真ん中高めに決まるが川口のバットは空を切る 『最早、痛みなど関係ないわ!甲子園に行くのは俺達だ!』 澤田は気合を入れて川口に対し3球目を投げ入れた瞬間 ───今まで感じたことのない電撃が澤田の体内に突き刺さる感覚に陥る 川口は三球三振を喫し、田口が澤田に返球しようとした矢先、田口は顔色が変わる マウンド上で澤田は肩を押さえて蹲っていた。 顔は苦悶の表情、額から溢れ出る脂汗 「澤田ーーー!」 田口はマウンド上に駆け寄ると衝動的に叫んでしまう。 会田高校のベンチから扇が飛び出してくる。 …どう考えても澤田は続投不能だろう。澤田は扇に抱えられベンチに下がり、 無情の投手交代を告げられた。 結局試合は澤田を欠いた会田は後続が打ち込まれ逆転負けをしてしまった。 一方場面はかわり神奈川県ではすでに試合が終わったのか白瀬達は帰りの電車の中だった。 白瀬は携帯をいじくりながらとあるニュースに目が止まり 「なにっ!?」 と声が出てしまった。
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