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第51話〜試合開始〜 「守備につきます新横浜高校、投手大野君、捕手高野君、一塁中津君、二塁小川君、三塁迫田君、遊撃蓑田君、左翼中野渡君、中堅河野君、右翼後藤君」 ウグイス嬢が守備位置を投手から順に読み上げていく。 マウンドでは大野が高野にボールを投げ込み投球練習を行っている。 ミットにパシーンといい音がなるボールが何球も続く 客席は横浜スタジアム名物であるみかん氷を食べる人や、団扇や扇子で少しでも暑さを和らげようとする客が多い。 「1回表、氷水高校の攻撃は…1番、セカンド橘君」 ウグイス嬢がアナウンスするとともに橘はバッターボックス手前で一度お辞儀してからバッターボックスに入る。 「プレイ!」 定刻より5分遅れの12:05にプレイボールがかかる。 横浜スタジアムに鳴り響くサイレンは今までのとはやや違う特別な感じに橘は聞こえた。 大野は投球フォームに入り、ゆっくりと第1球目を投げ込む。 「ットラーイッ!」 橘は打ちに行くが手が出ずに見逃してしまう。 『この子の足が脅威なのは初戦と2回戦で知られている。…でもね。』 高野はマスク越しから橘を見上げる。 そして少しすると立ち上がり守備陣に守備位置を伝達する。 この季節にスポーツはただでさえきついのに防具をつけている高野は倍暑く感じるだろう。 新横浜の守備陣は少しずつ少しずつ前へ出てくる。 一塁手と三塁手が投手の位置と同じ位置まで出て、二塁手、遊撃手は定位置よりやや前、レフトは元々ショートがいた位置にセンターはセカンドベースの後ろ、ライトはセンターの定位置で構える。 『超極端な前進守備…』 橘は守備位置を見ると顔を曇らせる。 しかし、守備位置を見ると内野は6人、外野は1人。 センターの頭を越えれば橘の足なら余裕でランニングホームランだが…。 高野は再び座り、大野にサインを送る 『…橘君だっけ?かわいそうだけど…君には外野は1人で十分なんだ…。』 高野は橘を同情するような眼をするが、やってることはエゲツがない。 しかし、それも橘の打撃成績を見れば仕方ないのかもしれない。橘は今大会わずか1安打、それも内野安打。 打率に直すと.045と1割にも満たない数字である。
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