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第56話〜影浦シフト〜 白瀬の6球目はとある球団のスカウトが持っていたスピードガンに154kmと自己最速を上回る数字を計測されていた。 「小川を見るために来たが…あの投手も悪くないかもな…まっすぐはいい。」 そのスカウトはノートに何かを書き込んでるようだ。 「よし、いいぞ!白瀬!よく抑えた。」 大橋は白瀬を嬉しそうに出迎える。 「…小川の時のこだわりは正直焦ったぜ…でもまぁ、よくやったぜ」 影浦は苦笑しながら白瀬とグータッチする。 嬉しそうな顔を浮かべるものが多いなか、橘は1人憂鬱な表情でベンチに戻る。 「2回の表、氷水高校の攻撃は4番キャッチャー影浦君」 左の大砲が小川なら右の大砲は影浦と神奈川県大会では騒がれた4番対決、偶然にも小川を打ちとって直ぐに回ってきたのがこの影浦だ。 炎天下の神奈川県大会、どうやら見どころは多そうだ。 『うちの小川を双璧の右の大砲影浦勝一か…高校では目立った成績ではないがツボに入った時の打撃は驚異的だな…』 高野は守備陣に合図を送り、自ら守備位置に座り、大野にサインを送る。 新横浜の守備陣はやや後ろに下がり左よりに少しずつずれ、二塁手がセカンドベースの真後ろファーストが一塁と二塁の中間にいるという影浦の長打に特化した影浦シフトを敷く 影浦はそのシフトを見ると軽く舌打ちをする。 『ちっ、まーた影浦シフトか…こいつにゃあ嫌な思い出もあるが…まぁ、もう慣れっこだがよ…相変わらず姑息なんだよ高野は、あん時のこと思い出すじゃねぇか』 影浦は常日頃から長打力をマークされて影浦シフトという引っ張りに警戒したシフトを敷かれることが多く、影浦自身一度それで打撃を崩したことがある。 「高野といい、監督の小田といい、頭が良すぎるな…うちの各選手の特徴ごとにシフト取りやがって、それを実行できるバックも流石は強豪校と言ったところか…」 大橋は気難しい顔をしながら戦況を見つめる。 球場の温度はおそらく簡単に40度近くまで上がっているであろう。 今日に限って無風、風が吹いても生暖かい熱風しかふかない。 そのため、両軍とも体力を大きく奪われながら試合を行っている。 試合はまだ2回が始まったばかりだ。
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