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第61話〜意地〜 白瀬は8回裏を三者凡退に抑え、3点のビハインドのまま9回表の攻撃が始まる、この回先頭の影浦が大野の初球を捉え2点差へと縮める。 「勝一、ナイスホームランだ!」 高橋は笑みを浮かべて影浦を出迎える。 「ああ、皆まだ諦めるなよ!試合はまだ終わっちゃあいない!」 影浦は気を引き締めるように言う。 その言葉通り、氷水ナインは火がついたのか眼の色が変わる。 だが、5番の斎藤6番の岡島と連続三振に倒れてしまい窮地に追い込まれてしまう。 「7番ショート池田君」 池田はやや緊張しながら打席に入る 『おいおい、影浦先輩の一撃の後簡単にツーアウトか…クソッ…でもまだ俺がアウトにならない限り…』 池田は簡単に追い込まれるもそこから驚異的な粘りを見せフォアボールを勝ち取る。 『まだ…試合は終わらない!』 池田はフォアボールを選ぶとドヤ顔で一塁へと向かう。 「8番ファースト島田君」 大野は肩で息をしながら、島田に対して第1球目を投げ入れる。しかし、疲れからか真ん中やや高めに吸い込まれるように入る、島田はそれを見逃さずに打ちに行く バットがボールに当たると美しい金属音を奏でながら打球は放物線を描き飛んで行く 「入れ!入るんだ!」 島田は祈るように打球を見つめながらベースを回る。 しかし、僅かに入らずにライトフェンスに直撃する間に島田は2塁に到達、池田は3塁で止まる。 9番の岡崎が打席に入ると高野はおもむろに立ち上がり、岡崎を敬遠し、歩かせる。ここまで橘は全打席橘シフトでやられ、大野とは絶望的に合ってない。岡島に比べれば橘のほうが怖くないという判断なのだろう。 「1番セカンド橘君」 橘は俯きながら打席に入る。 『試合が終わったら辞めよっかなぁ』 橘は精神的に堪えているのかやや不貞腐れているようにも見える 大野は初球、2球目と簡単にストライクを取る、そして橘に対して3球目を投じる、どうやら3球勝負で行くつもりだ。 『…僕をいい加減なめるな!』 橘は甘くどまんなかに入ったボールを力いっぱい振りぬくと痛烈なゴロでレフトの横を抜け、返球する間にランナーは全員ホームを踏み、橘は2塁の到達する。 橘は起き上がると子供みたいな満面な笑みを浮かべ2塁ベース上でガッツポーズを決める。
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