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第62話〜勝者と敗者〜 橘の後続はあっさりと打ち取られ、追加点は取れなかった。 だが、橘に逆転打を放たれたのは大ダメージだろう。 「よし、このままリードを守りぬくぞ!」 影浦がそう言うと、氷水ナインは「おう!」と答える。 9回裏、この最後の攻防で甲子園行きの高校が決まる。 しかし、白瀬は簡単に打たれ、ノーアウト2塁3塁の大ピンチを招いてしまう。 『個人的には彼に注目していたが…体力が予想以上に無いな…』 とある球団のスカウトは白瀬の情報をメモ帳に書きながら戦況を見つめる 「7番キャッチャー高野君」 一打サヨナラ優勝の可能性があるだけに新横の応援はドンドンとボルテージが上がる。 『くそ、ボールが思うように行かない…だがこの回をこの回さえ凌げば…俺達が甲子園に行けるんだ!』 白瀬の渾身の投球に高野は太刀打ちすることができずに、三球三振を喫してしまう。 「8番ファースト中津君」 中津はバットを短く持ち白瀬の速球に対応しようとするが。バットに当たらず、中津も三振に切って取られる。 「9番ピッチャー大野君に代わりまして川村君」 高野に代わり、スラリとした体型の川村が打席へと向かう。坊主頭ではあるが所謂イケメンの部類に入る顔立ちでどことなく可愛らしさを感じられるからか異性からは人気がありそうだ。 「影浦先輩、お久しぶりです。」 川村は満面の笑みで影浦に挨拶する。 「…挨拶するとは礼儀正しいな、俺も久々に話したいことがあるが今はそんな状況ではない」 影浦は川村の方を向かずに言う。 白瀬は直球主体で押しに押しツーストライクと追い込む。 『これで…決める!』 白瀬が投じたラストボール、決して油断したわけではない。しかしボールは甘く高めへと抜ける。 川村は驚きながら打ち返すが、打球はファースト正面に転がる。 「ちっ…」 島田は打球に合わせることができずに綺麗にトンネルしてしまう。 橘はカバーしようと打球に飛びつくが─── 無情にも、グラブの先端に打球が当たりファールゾーンへと転がり出る。 すると次の瞬間、新横浜側のスタンドからは大歓声が上がる。 打球が転々とする間にランナーは次々へと帰り、新横浜が逆転優勝を決めた。
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