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第67話〜荻野中学編1〜 あの日のマウンド、あの日の夏、あの日は暑く、記憶に残る暑さだった、忘れられない暑さ。 そして、あの夏は未だに忘れることができない。忘れようとしても体に刺青でもあるかのように忘れられないし、あの時の傷は癒えない。 今から4年前の6月。降りしきる雨の中、男の子は傘をさしながらつまらなさそうに帰る。 『…今日は部活無いのはいいけど…家に帰っても…でも、お金ないからどこにも行けない、いいや家でゲームやってよ〜。』 表情から読み取れるのは少なくとも彼の心の中でも雨が降っているということだ。 階段を登り、2階にある玄関の鍵を開ける 「…ただいま。」 男の子はつまらなそうな声で言う。 「はぁ…。」 家に誰もいないため、男の子のため息が寂しく広がる。 部屋にはいると制服から部屋着に着替える。 「"あの人"達は仕事か…」 彼の"あの人達"とは誰を指すのだろうか?少なくとも嫌っているのが言葉から受け取れる。 「来週の練習試合、自分が先発だっけ?投げられるだけマシだけど、どうせまた負けるしやりたくないなぁ」 1人でいつまでも愚痴ってる、これがつまらなくしている原因だろう。 気がつくとお腹が空いてた、近くにある携帯電話を開き、時刻を確認すると時刻は18時を差していた、 どうりでお腹が空くわけだ。 男の子は冷蔵庫に作りおきされてあるおかずとご飯で1人で野球の試合を見ながら夕飯を食べる。 試合は始まったばかりだ。 夕食を食べ終わり、ゆっくりと試合を見ていると携帯の着信音が鳴り響く。 男の子は面倒くさそうに電話にでる 「…はい。誰?」 「相変わらず冷たい声だなぁお前は…入学当初は明るい声だったのによぉ!」 男の子の冷たい声に電話越しで苦笑するおそらく同級生であろう男子中学生だ。 「…鈴木か、どうした?」 明るい声がうざったいという顔をしながら言う 「荻野、明日の国語の授業ってさ〜、確か漢字テストだよな?教科書の範囲で言うと40Pから45Pの間だよな?」 鈴木は国語の漢字テストの範囲を荻野と呼ばれる人物にかける。 「…あぁ、そうだよ。そういえば、漢字テストで半分以下の連中は追試があるって村澤の奴が言ったぞ」 荻野は鈴木にそう返す。 しかし、今の荻野とは想像がつかないぐらい言葉遣いは悪い。
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