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第68話〜荻野中学編2〜 昨日とはうってかわり今日は快晴だ。荻野の内心とは正反対だ。 「…朝、か。」 荻野は今日もつまらない一日が始まるとすでに憂鬱な気分だ、願わくは何も考えず、ずっと夢のなかにいたいという本音だ。 荻野は制服に着替え終わると、とっとと家を出る。 学校につくと何人かの同級生と会話すると自分の席に座り、教科書を取り出し見直しを行う。 「お、いたいた。おい荻野〜」 隣のクラスの鈴木が荻野を見つけると、荻野のもとへ向かう。 「ほい、この間借りた500円。ありがとな。」 鈴木は荻野に借りてた、お金を返す。 「鈴木か、よくお前が覚えてたな。そろそろいい加減返せというところだったぞ」 荻野は鈴木に気づくと鈴木に軽口を叩く。 「はは、わりぃわりぃ。って荻野最近のお前おかしいぞ、お前そこまで口調悪くなかっただろ?というかむしろ優しい口調だったじゃないか。何が合った?」 鈴木は最近荒れてる荻野が気になり、つい聞いてしまう。 荻野は鈴木から顔を背けながら 「五月蝿い、てめぇには関係ねぇだろ…。聞かないでくれ…」 小声ではあるが、つい暴言を吐いてしまう。…が、ついでに本音も出る。 「…わりぃ。じゃあ、また放課後な」 鈴木は申し訳なさそうな顔をして教室を後にする。 荻野の変貌ぶりには、荻野と同じ小学校出身の人は驚く。 いや、思春期だしグレるのはおかしくはないが…今まで明るく笑顔が絶えなかったのにGW明けぐらいから顔は暗く、笑顔はなく、むしろ常にイライラしているように見える。言葉遣いも悪く、周りとは距離をおいている。今までの荻野とは別人に見える。 1時間目に国語のテストを行い、荻野はなんとか平均以上の点を叩き出し、追試は免れる。 授業が終わると直ぐに部活に向かう。 荻野は先輩にいじられながら練習するも先輩のいじりをスルーしているため、先輩からの印象はあまり良くないだろう。 荻野は練習が終わるとグラウンド整備や1年がなすべきことを終わると、1年勢の中で真っ先に帰る。 誰とも会話せずに帰る、最早荻野にとってはほぼ毎日定番となってきた。 荻野は家の近くにある公園で幼稚園生ぐらいの女の子がお兄ちゃんらしき男の子と無邪気に遊んでる姿を見て、軽く微笑むが母親が出てくると荻野の顔は再び曇る。
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