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第72話〜荻野中学編6〜 暫くすると車は止まる、車から降りると目の前にはやや立派なマンション、しかし夕日のマッチし綺麗に鮮やかに見える。 「美歩、本当に浩一君の事頼んでいいのか?」 翔太は心配そうに美歩に聞く 美歩は満面の笑みを浮かべ 「うん!大丈夫大丈夫ちゃ〜んと2部屋あるし。当初と予定狂ったけどあの時パパに無理言って良かった〜」 美歩は親指を突き上げ、自信満々に言う 「…そうか、こっちも仕送りの分を少し増やさなきゃな…。浩一君何かあったら直ぐに私のところに電話しなさい。いつでも相談にのるよ」 翔太はそう言うと一枚のメモ用紙を荻野に手渡すと、車に乗り込み東京の方へと帰っていく。 美歩は手を振りながら父親を見送る 「…さ、行こ。こうくん。」 美歩は優しく荻野に語りかけ、手を引いて部屋へ案内する。 エレベーターに乗り込み5階で降り、少し歩くと【511 荻野】という表札が見える。 美歩はゆっくりと扉を開け、荻野を家へと入れる。 家にはいると女の子の家らしい独特な匂いがする。 「美歩さん…お邪魔します。」 荻野はついクセでそう言ってしまう。 「『美歩さん、か…。』は〜い。ってこうくんも今日からここで住むんだけどね〜。一先ずこうくんの部屋はこっちよ」 美歩はクスリと笑いつつも荻野を家中案内する。 ガチャリと扉を開け、部屋の内部を見せる 「ここよ、一応ベットはあるけれどそれ以外はないわ…ごめんね?荷物おいたらどう?あ、そうそう隣は私の部屋だから。」 美歩は荻野に優しい口調で説明を続ける。 美歩はリビングに戻ると冷蔵庫からジュースを出し、コップへと注いでテーブルへと。 「はい、こうくん。」 美歩は微笑みながら荻野の顔を見る 「俺…僕…」 荻野は少し俯いて少し震えている。 美歩は察すると荻野をギュッと抱きしめる 「よしよし、辛かったでしょこうくん。そうだよね、まだ落ち着かないよね。まだ辛いよね…まだ中学1年生だもんね…。」 美歩はさっきよりも力強く荻野を抱きしめる。美歩の声も少し涙ぐんでるように聞こえる。 美歩に抱きしめながら泣く荻野、不貞腐れて荒れてたとはいえ、まだ中学生、それもつい半年前まで小学生だった子には辛く過酷な経験だったかもしれない。
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