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第77話〜荻野中学編11〜 15分ぐらい炎天下の中で待機しているのはさすがに辛いので、近くの自販機でスポーツ飲料を購入し、テニスコート前で待機していると、部室兼更衣室からぞろぞろとテニス部員が出てくる。 『…っ!』 荻野は思わずやや顔を赤らめながらテニス部員から目を背ける。 まぁ、彼の年齢を考えると致し方ないのかもしれない。小学6年から中学3年の時期というのは以外と大変なのである。 「よし、全員準備運動はすませたようね…?じゃあ予告していたとおり本日は来週から始まる大会に向けて、校内練習試合を行う、まずはダブルスからだ!荻野有田ペアと武藤石川ペアで行う!4人とも実践だと思って本気でやるように!」 「ゆっきーと武藤先輩とか〜2人共強敵なのよね〜」 美歩は苦笑いする。 まずは石川のサーブから始まる。 有田は打球に追いつけずにスルーするが、後方で構えていた美歩が追いつき、相手のコートへ難なく返す。 「相変わらず上手よ、美歩さん。けどね…私も負けてられないのよぉ!」 武藤はやや力を込めて打ち返す。 やや早いサーブに有田も美歩も追いつけずに武藤石川ペアに得点が入る。 「てあ!」 美歩はボールをトスし、力を込めてサーブを打つ 「荻野さん、貴方をダブルスに転向させて良かったと思うわ…。」 武藤は美歩のサーブにやや驚きながらも打ち返す。 「武藤先輩は相変わらず馬鹿力のようで」 有田は武藤の逆方向に打ち返す。 しかし、なんなく武藤に返されるが後方にいる美歩はアジャストするかのように打ち返す。 『そう、貴方はダブルスに転向させたことにより、力強さ、冷静さが前より良くなったわ』 武藤は美歩の放ったサーブを打ち返せずスルーしてしまう。 結果的には美歩有田ペアが辛勝した。 その後あらゆる試合を見ていると既に空は夕暮れとなった時に、部活は終わり。解散となる。 「どうだった?こうくん?私達の部活は…よく目をそらしてたけど〜?」 美歩はやや荻野に意地悪に聞く。 「…いや、その…それは。女子高生がテニスウェア着ているの、可愛かったし…その…」 荻野は少し恥ずかしそうに言いそのまま話を続け 「そのさ…今度僕にもテニス教えてくれない?…"お姉ちゃん"」 荻野は言い終わった後にハッとなり、顔が真っ赤になる。 美歩は一瞬驚くが嬉しくて笑みが自然に出る。
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