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第81話〜荻野中学編15〜 年が明け、1月今年の冬は異様なまでに寒い、朝から寒いのは当然だが外に出たくなくなるぐらいの寒さだ。 「眠い…」 荻野は鍵をかけながら欠伸をする。 茜は寒そうにしながら 「この時間に起きるの…久しぶりだもんね…寒いね…今日」 茜は手を口元に寄せながら言う。 「…学校か。」 荻野はボソッと呟く。 「まぁ久々の登校だからいろいろ仕方ないところもあると思う、そこは覚悟しておいた方がいいよ?でも大丈夫だから…。」 茜は久々の登校に不安を抱え込む荻野の不安を取り除くように言う。 学校に着いて、教室に入ると先に来ていた生徒からは驚いたような顔で荻野を見る生徒が多い。 荻野は自分の席に早めに座り込む。 視線は何度も感じるが誰とも話さずに昼休みになる。 机をくっつけて6、7人の班で各々お弁当を食べる。 「えっと、荻野くんだっけ?やっと学校に来てくれたんだ」 内海が荻野に話しかける。 「そうだぞ、荻!お前が来るの皆楽しみにしてたんだぞ!」 野村は荻野に箸で指をさしながら言う 「ちょっ、野村、おいてめぇ…!」 野村の迎え側に座ってる神田はご飯粒が机に飛んできてイラッとする。 茜はごはんを食べる手を一旦止め 「2人共元気ね。仲いいよね」 クスリと微笑む。 「このクズは小学校の時からこうだ、変わりやしねぇ!」 神田は呆れながら言う。 野村は苦笑しながら 「っせぇな神田…。そういえばさ、冬休みにさ川崎まで彼女と出かけたんだよ、川崎結構広いぜ、いろいろ売ってるしな!」 野村は神田に自慢するように言う 「また、脳内彼女ですか…。」 内海は少し悪意のある笑みを浮かべる。 野村は何も言い返せずムスッとなって弁当にガッツク。 その姿に野村以外は全員大笑いする。 「ほんとに野村の奴って面白ーい!いいムードメーカーよね。って荻野くん、どうしたの?なんで泣いてるの?」 内海は大笑いするがなぜか泣いてる荻野に気づき心配するように言う 「え?いや…アレ?なんでだろ…」 荻野は笑みを浮かべているが涙が止まらない。 この学校に入ってきて荻野が初めて笑ったかもしれない、感情が出たかもしれない。 荻野にとっては久しぶりに心の底から笑えた瞬間で嬉しくてつい涙が出たのだろう
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