スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
第84話〜エースの不在〜 夏休みが終え、残暑が残る中二学期が始まる。 「どーすんだよ、紅いないって…2年に投手できるやつなんざいねぇぞ」 池田は溜息をつく 「ってことは俺と中学時代投手経験のある荻野だけか…」 黒木は荻野の方をチラッと見る。 そう、3年が引退後のエース紅優生と誰もが疑わなかった。しかし、絶対的エース不在で秋大会を戦わなければならない。とはいえ、紅の穴は大きく埋められるかが懸念材料である。 荻野はブルペンで投球練習を行う。ゆったりとしたフォームからボールを投げるが、コントロールは相変わらずつかない。 「制球難か…だが、計算に入れるしか無いか。次、黒木!」 黒木はスリークォーター気味のフォームから130km中盤のスピードが出るが、こちらも制球があまり定まらない。 「『黒木も荻野もイマイチだな…それにこの2人が1試合投げきれる体力はない…だとすると2人で1試合か』よし、荻野!秋の大会はお前も黒木と一緒に投手として調整しろ!」 大橋は荻野に投手として準備して欲しいと告げる 荻野は「はい!」と力強く言うと再び投球練習を始める。 球速は黒木と同じぐらい出るがコントロールは黒木よりは悪い。 荻野の投げる隣で黒木も投球練習を始める 「おい、荻!あいつの穴埋めようって思ってるんじゃねぇぞ、あいつには悪いが帰ってきてもあいつの居場所がないと思わせるように頑張ろうぜ!」 黒木は思い切り投げ込む 『そうだ、紅の穴は大きく今のうちでは埋めるのは不可能だ、だがそれぞれが意識を高く持ってくれればいい。そうすればこのチームは強くなる』 大橋は練習を腕を組みながら見守る しかし、ここにも1人動きが悪い選手がいた。 橘はノック練習で尽くボールを弾いてしまう。 『なんでだよ…そんな…』 橘はブツブツ言いながら守備練習を行うが今度は送球がそれてしまう 『僕ってこんなに守備下手だったのか?』 橘は自問自答するが答えは出てこない。 あの決勝戦での最後のミスが邪魔しているのか以前に比べて守備を怖がっている印象が見て取れる。 紅の離脱、橘の不振、荻野黒木のイマイチな感じ、新チームの船では泥船かもしれない。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存