スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
第85話〜秋大会、そして…〜 「しっかりしろ、オギ!」 池田はショートの守備位置から荻野に声をかける。 荻野は肩で息をしながら捕手のサインに頷く。 スコアボードを見渡すと湘南商業に6回表で9−0と大量リードされている。どうやらこの回に6点も取られたようだ。 先発の黒木は足を捻って僅か1イニングで降板、その後荻野がずっと投げているため、これで9失点ということになる。 『オギ…ごめん。』 橘はマウンド上で苦しむ荻野に掛ける言葉が見当たらない、守備が得意なはずなのにここまでで3失策、走攻守全てにおいて橘は精彩を欠いている。おそらくいや、当然試合後は大橋からの説教が待っているだろう…。無論荻野も。 塁上は埋まっている、アウトカウントは2つ灯っている カウントノースリーから投じた4球目、打球は池田の正面に転がるが、直前でバウンドが代わり、池田は打球を弾いてしまい、ついに10点差となる。 そして、次の打者には甘く入った初球を完ぺきにとらえられスタンドまで運ばれる。 荻野は打球を見る気力もなかった、それくらい心身ともにボロボロにやられた。 試合は14−0という屈辱的な大敗で敗れてしまう。 荻野と橘は話しかけづらい程度に落ち込んでいた。 「…中学の1イニング7失点KO以来の登板だったけど…今日はイニング増えたけど失点は倍増…笑えないし、悔しいな…今度こそ…」 荻野は虚ろな表情ながら僅かな笑みを浮かべる 「オギ、ごめん…僕はもっとしっかりと守れば」 橘は言葉を振り絞るように言う、事実荻野は橘のエラーが無くても炎上したかもれない、打たれたかもしれない、だが橘のエラーは全て失点に絡んでしまっている。 引退した先輩や紅がいないがために苦しい秋大会になるのは予想されていたが、初戦敗退という結果に終わった。 「お前、届け出出すのか?」 場所は代わり、学校の3年の教室で影浦の話し声が聞こえる 「ああ、現実的に考えりゃ厳しいかもしれないが…諦めたくなくてね、かかるか分からないけどな…俺は目指すよ、プロを…あいつの分までな…」 白瀬はプロ志望届を提出し、プロを目指すことを決意する。 白瀬の言う"あいつ"とが、故障で進学することになった澤田のことだろう。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存