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第91話〜決意〜 荻野はすっかり部活に行く熱意が失せ、ここ一ヶ月学校が終わると同時に見つからないように帰ってしまう。 橘や茜、黒木は引き止めたい気持ちがありつつ自重する。 「ん、どーした?神原?」 黒木は深刻そうな顔をしている神原の方を見る。 茜の脳裏には中学の時が思い浮かぶ 「ちょっとね、いや…ううん、なんでもない。ごめん。私今日体調悪いから帰るね。ごめんね。」 茜は何かを言いかけたが足早に去っていった。 「どうしたんだ神原のやつ?」 黒木は足早に帰る神原を見ながら言う 「さぁ?」 橘は首を傾げる 荻野は野球部が練習している頃地元のカフェでくつろいでいた。 「ここはいつ来ても美味しいな」 荻野は1人でボソッと呟く 荻野は池田に怒鳴られたことが相当キタのか。ここ一ヶ月部活に顔を出さずに毎日遊び呆けている。 たったあれだけで気持ちが萎える荻野を見たら本気で部活やっている人が見たら殴りたくなるだろう。 荻野がくつろいでいると、どこかの野球部の集団が来店する。 「んだよ、今日部活ねぇのかよ!」 1人の坊主頭の部員がボソッと呟く 「まぁ、久々のオフだ。楽しむとしよう」 そうもう一人の部員が言う 荻野はその会話を聞いていると野球の話が聞こえてくる。 すると自然に笑みが溢れる 「『…ってなんで僕は笑っているんだ!?もう野球は…いや、好きだけどもう僕は…』」 荻野は自分で自分に嘆きながら会計を済ませ逃げるように店を出る。 「執着心がない、か。…もう一度やってやるよ、やってみせる!」 荻野は逃げるように店を出たと地元にあるバッティングセンターに向かい打撃ゲージに入る。 しかし、やるうちにうんざりするぐらい打てなくて自嘲するかのように笑う 「ははは…まぁそうだよね、ただでさえ打てない奴が部活サボってなんもやらなければ当然こうなるよね。…でも、今の僕から野球とったら何が残る?地味な高校生になるだけさ。」 荻野は苦笑を浮かべる 数日後、荻野は伸ばしていた自慢の長髪を全て切り落とし坊主頭で現れる。 「池田さん、監督。申し訳ありませんでした。わがままで申し訳ないのですがもう一度僕にチャンスを下さい!」 ふざけて言っているわけではなく、短い言葉ではあるが強い意志が篭っている言葉である
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