スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
第98話〜若き燕〜 ある土曜日、荻野は夕暮れの中部活から家に帰る。 「ただいま〜ってアレ?お姉ちゃんいないの?」 荻野は鍵を開けただいまと言うが美歩からの応答はない。 荻野は荷物をおいて部屋着に着替えるとリビングに戻る。 すると、1枚のメモ紙が置いてあったのでそれを手に取り荻野は読んでみた 「えっと…これから出かけます、帰りは遅いと思うから晩御飯は作って冷蔵庫に入れてあるから好きなときに食べてねっ☆。ミホダヨー…か。晩御飯は何だろ…」 荻野はメモ紙を机に置くと冷蔵庫を開け美歩が作っていった料理を探す。 「…とんかつか。よし、後はソースとからしは…っと」 荻野は1人晩御飯を食べる準備を進める。 晩御飯の準備を終えると荻野はTVをつけ、チャンネルをかえると野球中継がやっているチャンネルがあった。どうやら試合は始まったばかりのようだ 対戦カードはヤクルト巨人という東京ダービーのようだ。 1回表のヤクルトの攻撃は工藤にあっさりと三者凡退に打ち取られ、巨人の攻撃へと移る。 背番号67をつけた、若い選手がマウンドへと上がる。 「…って、今日のヤクルトの先発白瀬さんなのか…。」 荻野は思わず嬉しくて笑みが溢れる。 「ヤクルトの先発は高卒ルーキーの白瀬を持ってきました。」 実況は淡々と言う 「そうですねぇ〜、今ヤクルトは投壊しているのでなんとか若い力で打破したいということでしょう。今日は選手兼監督の古田くんがわざわざスタメンマスクで出ていますし、若い力が強力打線の巨人相手にどこまでやれるか見たいですね〜」 解説の中畑は笑みを浮かべながら言う 「『プロ入り初登板初先発がよりによって巨人相手か…』」 白瀬はマウンド上でも緊張が消えないようだ。 古田は白瀬のもとに駆け寄り 「いいか?淳。思い切ってやれ!緊張するな!自分の力を出しきるんだ!期待しているぞ」 古田は白瀬に檄を飛ばすと守備位置に戻っていく。 「白瀬さん頑張ってください」 荻野は中継を見ながら応援する。 結果はというと白瀬は5回6回に巨人の強力打線に捕まり、6回途中KO自責点9、被本塁打4という苦いデビュー戦となってしまった。 「…にしても、お姉ちゃん遅いなぁ…どうしたんだろ?…もしかして彼氏でも出来たのかなぁ?」 荻野はふと時計をみると既に22時に近い時間で、中帰ってこない美歩のことが心配になってた
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存