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第二十一話 再起を目指す男 小野は、試合が終わり誰もいなくなったヤフードームにいた。 今日の試合は勝利投手になることができた。 しかし、勝った気がしない。そんな心の中だった。 マウンドに足を進め、自分のボールをポケットから取り出す。 そしてそのボールを、ヤケクソ気味に、全力で投げた。 溜めていた感情が言葉となって溢れ出す。 「何で…何で通用しないんだよ!何が足りないんだよ!」 何度もボールを放る。それはまるで八つ当たりのようだった。 そしてもう一球投げようとしたところで、 「小野君。もうやめておきなよ。怪我するよ?」 という声が掛かった。 その声の主は川口選手だった。 彼は六年前にエース候補として投げていたが、二年目の怪我が響き、今は二軍にいる。 「せっかく良い球投げられるんだ。肩大事にしなよ。」 「でも、もっと強くならないと…」 「強くなる前に大事なことがあるだろう?」 「……?」 言っている意味がわからない。 「まあ、気づくまでに時間がかかるかもね。でも、君ならきっと思い出してくれるはず」 「思い…出す?」 この言葉の意味を俺が理解するのは、まだ先のことだった。
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