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第五十一章 「紅白戦の話」 巨人軍の春季キャンプは終盤となった。もうじきオープン戦も始まる。相手はオリックスである様だ。 ところで。この日は晴天も甚だしく,温暖でもある。さわやかな南国宮崎を象徴していると言い表していても差し支えなかろう。最後の紅白戦が開かれる。この結果次第で開幕投手が決まるらしい。候補は二人。誰って。決まっている。菅野さんか,井本さんだ。 そのようなことを,心に強く刻むように。横田真司は,ファースト・ミットをはめて,試合前の内野守備連携練習に勤しんでいる。ところで。坂本勇人二世としてもてはやされている高卒新人がいる。増田陸。背番号は63。本業は遊撃手なのだけれども,二塁を守らせてみても,元気が良いことよ! と,横田は感心しながら素直に思うのである。守備範囲が広いし,地の肩も強い。スローイングもしなやかで上手だと思う。打撃にも走塁にもセンスが溢れる。体はまだ出来ていないと思うが,仕方がないとも思う。将来性にあふれているので,頑張れば,坂本勇人以上の逸材となって,吉川尚輝と共に,鉄壁の二遊間でも構成するのだろうか……。そんなことを考えているときに。 「お,ファーストライナーだ」 そつなく反応してミットに収める横田である。我ながらに守備力は秀逸であると思う。事実,将来のゴールデングラブ賞候補として評されている訳なのだから。少しニヤリともしてしまう自分を許してしまおうとも思う,そのような横田真司である。それと。背番号12をつけている大卒ドラフト一位である,高橋優貴という左腕は,性格が良いほうに改良された井本さんなのかな,とも思う横田である。 「あ,増田君からの送球だ」 キャッチキャッチ。小気味よく声をかけておこうと思う。 「増田君,二塁手のくせに,地肩強すぎるぞ。何やってんの!?」 増田は屈託のない笑顔だ。 「左舷弾幕が薄いんですよ!」 「言い得て妙だな!」 横田は素直に思う。自分と増田は仲がいい。陸は本当に,イイ奴だ……。 タワーに鎮座していらっしゃる原監督も機嫌がいいようなので,普通にアピールチャンスだな,と思う,スター気質の横田真司である。
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