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「はは……そう言えばアレを打つ奴がいるんだよな〜」 梶井も流石に度肝を抜かれたようで、バックスクリーンの方向を向いたまま空を仰いでいた。しばらくして、我に返った梶井は、 「っつーかアイツに釣り球打たれたのコレで四回目だぞ!?」 と頭を押さえて喚いていた。 カープベンチに岡本が帰ってくる。 「おい岡本、結果は結果だけどあれは完全ボールだからな? なんでお前はいつもあの球に手を出すんだよ……」 呆れ顔で清水が指摘する。 「いや〜、なんか本能的にかな? 高校時代からあの球には必ずと言っていいほど手を出してましたから」 清々しい顔で岡本は言うと、ヘルメットを外してベンチに置いた。 しかし、後続がなかなか続かない広島打線。 6、7、8番を連続三振に取られ、5回を終了した。 6回の表、巨人の攻撃、バッターはこちらも4番の井浦から。 井浦は片手でバットを担ぎ、無言でバッターボックスに入ると、バットの先端をピッチャーの工藤に向けた。 球場が静まり返る。しばらくして井浦は大きく息を吸うと、よく響く大声で 「よっしゃ来いやあぁあぁあ!!!!」 と叫んだ。 その瞬間、巨人側スタンドは沸きに沸きかえった。 オレンジ色のタオルを頭上で振り回し、盛大なラッパの音色と共に、『喧嘩上等』のサビがマツダスタジアムに鳴り響いた。 すると、次は工藤が井浦に向けて、堂々とボールの握りを見せつけ、 「行くぞ井浦!! こうなりゃ直球勝負だ!!」 とこちらも響く声で言い放った。 井浦の顔から、勝負が待ちきれないと言った笑みがこぼれる。 そして井浦は、バットをどっしりと上段に構えた。
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