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〜第31話・ホームスチール!?〜 「センター!」 高いフライがセンターを守る飯田の前方に上がる。そのフライを、飯田は余裕をもって捕球した。スリーアウトである。 「よっしゃー! ナイスピッチや工藤ーー!」 ベンチから、いつの間にか現れた二宅が凍ったスポーツドリンクをがんがん打ち付けながら叫んだ。 清水は帰ってきた工藤に声をかける。 「よくやった工藤。あのピンチを0点で抑えたのは大きいぞ」 「ありがとうございます」 「よし、じゃあ今日はここで上がろう。投球内容はほぼ完璧だが球数を多く投げさせられたからな」 工藤は静かにベンチに腰掛け、スポーツドリンクを一口飲むと、ダウンをしにブルペンへと入って行った。 「沢村、次の回から行くぞ。準備はできてるな」 「はい!」 6回の裏、広島の攻撃は9番の工藤から。ここで清水はベンチを出て、審判に選手交代を告げる。 『広島東洋カープ、選手の交代をお知らせいたします。9番、工藤に代わりまして、林原。9番、代打、林原。背番号29』 林原了太郎(はやしばら りょうたろう)。元は年間40本塁打を誇っていた名捕手だったが、アキレス腱を断裂した過去を持ち、 引退の可能性が大きかったにも関わらず走力以外の能力を鍛えなおしほぼ完全復活。こつこつ当てる好打者へと変貌した。 「よろしくお願いします」 紳士的に審判に一礼し、どっしりとバッターボックスに入った。 マウンド上の梶井は、ワインドアップから林原に対して第一球目を投じた。 伸びのあるストレートが、外角低め一杯に決まった。そして、速いテンポで投じられた第二球目は縦に大きく割れるカーブ。 これもまた外角一杯に決まり、早くもノーボール2ストライクと追い込まれた。 (ふむ、なかなかの落差だな。しかし、ベンチから見ていたがこの投手にはいくつかのパターンがある……) 梶井はまたも速いテンポで投げてきた。しかしこれは外角に外れるボール。 (こうして外中心の組み立てで打者に外を意識させ、内角の球で打ち取る。普通打者はそう考えるだろう。しかし、この投手はそれを逆手に取り……) 第四球目が投じられた。 ――インハイから真ん中に変化するスラーブ!
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