スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
二宅の言葉通り、飯田の目は本気だった。 そして、高々とマツダスタジアムの上空を見上げ、大きな深呼吸をした。 絶対に打って見せる。飯田は打席に入ると、バットをトップに持っていき、堂々と構えた。 その時だった。ソフトバンクの新監督小久保がベンチを出たのである。投手交代だ。 ベンチの奥から、ヌッと長身の大男が姿を現し、首元が隠れるほどの顎ひげを撫で下ろしながらマウンドへ向かってきた。 『福岡ソフトバンクホークス、選手の交代をお知らせいたします。 ピッチャー石川に変わりまして、舘石(たていし)。背番号21。 ソフトバンクのベテラン中継ぎエース舘石は、天を突く程の長身から投げ下ろす切れの良い直球を中心とし、 頭の上から落ちてくるようなフォークボール、スプリットを駆使して、決して連打を与えない投手であった。 「舘石、相手は飯田だ、気を引き締めて行けよ」 小久保は、舘石の肩を軽くポンと叩き一言言った。それに対して、ベテランの貫録が出ている舘石は、 「任せて下さい。このピンチ、必ず脱して見せます!」 落ち着いた様子でやる気満々に返した。 飯田は、舘石の威圧感を感じつつあった。そして第一球目、 舘石はセットポジションから、素早い体重移動で投げ込んだ。 内角低めに食い込むようなストレートに対し、飯田は手が出ず見逃した。 速い! 飯田の頭の中にその一言が飛び散った。 第二球目、頭上からドロンと落ちるようなフォークを見逃し、これはボールであった。 「なかなかやるじゃないか。流石は不動のトップバッターだな」
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存