個別記事閲覧 Re: そうだ、ショートショート、書こう。 名前:高倉日時: 2013/02/21 17:57 修正1回 No. 9
      
じゃあ、私も……
「桃太郎は中二病」

あるところに「桃から生まれた」と語り、自らのことを桃太郎という男がいた。
そいつが13歳になったとき、父と母に向かってこう告げた。
「私は、これから鬼退治をしなければならない。というわけで、父上、母上、行って来るでござる」
ポカンとする父母をよそに、桃太郎は修学旅行で買った模擬刀と、
おやつのきび団子を持って、そそくさと家から出て行ってしまった。
道中、野良犬、野良猫(猿がいなかったので妥協した)、鳩(キジがよかったのだが(ryをひきつれ、
それぞれ「パワフルドック」「クレイジーキャット」「ルナティックバード」と名づけ、どこにあるかもわからない鬼が島を目指すことになった。


それから数日後、彼は不審者として補導されたとか何とか。
「やめろ!汚れた鬼どもめ!離せ―――――ッッッッッ!」