2013年度、本塁打激増の謎。統一球がおかしい! 名前:
Mr.カープマン 日時: 2013/05/06 00:37 修正3回 |
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今年のプロ野球は本塁打がよく出る。例えば、4月14日のオリックス対日本ハムの試合では7本の本塁打が乱れ飛んだ。 試合が行なわれたのは屋外のほっともっとフィールド神戸で、決して本塁打が出やすい球場ではない。 昨年7本塁打の陽岱鋼が文句なしの当たりで2本叩き込んだのを見せられると、「野球が変わった」と感じずにはいられない。
その原因として考えられるのがボールだ。現在の統一球が導入されたのは2011年。「国際大会に対応しやすくするため」と、 メジャー球に近い質のボールに変更されたが、その最大の特徴は飛距離が出ないことにあった。統一球を製造するミズノは、 「従来のボールに比べ、ゴム芯に低反発素材が使われ、飛距離は1メートル落ちる」と説明した。 しかし、「1メートルどころか、5メートル以上落ちる」「捉えたと思った当たりでも失速してしまう」 「これまでの打ち方では通用しない」など、予想以上の結果に戸惑う選手が続出した。
事実、統一球が導入される前年(2010年)の1試合平均の本塁打数は1.86本だったが、導入後は2011年が1.09本、2012年が1.02本と減少。 もはや「統一球=飛ばない」は完全に定着した。しかし、冒頭でも触れたが今年はボールが飛ぶ。4月20日現在、1試合平均本塁打数は1.28本。 導入前に戻ったとまでは言えないが、大幅な増加傾向にあるのは間違いない。もちろん、現場でも明らかな変化を感じている。
「打球が早くなったし、逆方向への伸びが昨年までとは全然違う」(楽天・嶋基宏/捕手)
「確かに飛ぶようになった。自分のイメージよりも打球が伸びる」(西武・浅村栄斗/内野手)
また、ヤクルトの畠山和洋(内野手)は「打球音が違いますね。飛距離も出るようになったなと感じます」と、音の違いを口にした。
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