巨人・原監督、10日広島戦で坂本の投手起用を考えていた。 名前:
Mr.カープマン 日時: 2013/08/13 09:26 修正1回 |
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原巨人が「投手・坂本」という究極の危機管理を用意していたことが12日、判明した。 原辰徳監督(55)は、投手を使い切った10日の広島戦(マツダ)で、最後に投げた西村にアクシデントがあった場合、 「勇人は周りを見る余裕があるから」と坂本の登板を準備していたと明かした。優勝マジックは37。 まさに全員野球で、ゴールへ突き進んでいく。
絵空事―ではない。原監督の目は、真剣だった。羽田へ向かう飛行機を待つ広島空港で、報道陣に囲まれた。 延長12回引き分けとなった10日の広島戦(マツダ)が話題となった。ベンチ入り投手8人を使い切っていた。 万が一、最後に登板した西村が負傷降板でもしていたら…。 「そりゃ、しっかり考えていたよ。ちょっとじゃなく、だいぶね」 と腕を組み、居住まいを正した。
高校時代に甲子園での投手経験がある村田か、亀井か。「勇人だな」と即答した。 「修一は今、調子がいいから、そのリズムを崩したくない。勇人は周りを見る余裕があるからね」 と説明した。緊急時でも冷静に対処できる強心臓ぶりを評価しての抜てきだという。 「そのために大累をベンチに残していた」と、遊撃手の交代要員も準備していたと明かした。
坂本は小学時代、兵庫県伊丹市の少年野球チーム「昆陽里タイガース」に在籍し、主に投手を務めた。 当時のチームメートだった楽天・田中を捕手に従えるほどの剛腕だった。 今でも全体練習では、遊び半分ながらマウンドに上がり、スライダーなどを投げている。 「登板の可能性は限りなく少ないと思いますが、チームに貢献できるよう頑張ります」と前向きに語った。
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