Re: 雑スレ143 陽光射す季節よ…… 名前:ナナシ 日時: 2014/03/24 22:35 修正1回 No. 86
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まだやり残してることがありますが、区切りがついて暇人になったので第三試合をテレビで観戦しました。 さすが馬淵監督と高嶋監督、全国制覇を経験している両監督の指導の賜物が存分に発揮された試合だなというのが率直な感想。
智辯和歌山が痛かったのは1点リードの守備の場面でセンター山本選手が平凡なフライを落球し、結果として生きたランナーが生還し同点にされたこと。 たらればと言えばそれまでなのですが、斉藤投手の出来を考えれば、そのまま1-0で逃げ切れる試合にもなってたかもしれません。逆に相手からもらったチャンスを最大限に活かした馬淵監督のしぶとさに脱帽するべきでしょうか。しかし軽率なのは明らかでしたね。 一方明徳義塾の守備はミスもありましたが基本的にはバックが要塞のごとく立ちはだかり、処理の難しい打球でもきっちりアウトを取れるプレーが目立ちました。
また、岸投手の投球も安定していたと思います。 シュート回転気味になったストレートが真ん中内寄りに甘く入り被弾した以外は、丁寧に内外角を突いて投げ抜いた印象でした。ポーカーフェースで淡々と、アウトを積み重ねる投球を見ると、やはり場慣れした好投手であることが分かりますね。
馬淵監督は延長戦で1度勝ち越されましたが、すぐにスクイズで同点としました。智辯バッテリー、および高嶋監督にスクイズの警戒が薄いと見て、確実にストライクを入れてくるであろうカウントで試みるそのタイミングと度胸、その博打の打ち様に名将、勝負師を想起されるゆえんを垣間見ましたね。 智辯側も制球力がアバウトな東妻投手にスイッチした直後とはいえ、それなりに敵の様子くらいは伺うべきだったと思いますね。 確かに難しいゲーム展開ではありましたが、牽制球、1球ウエストする等、相手にプレッシャーを与える術はあったはず。自慢の強力打線を擁するとはいえ、今日のような試合展開では相手との駆け引きに挑まなければ勝つには難しいでしょう。ただ、まだ春のセンバツという段階で、しかも相手がまさしく駆け引きの巧者である明徳だったという点は致し方ないですが。。。 それでも斉藤投手の好投や春野選手、山本選手といったパワフルな打撃はもちろん素晴らしかったので、夏は緻密さを加えたチームになってほしいです。
長々と語りましたが、ナイスゲームでした! 素晴らしい試合をありがとう。
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