個別記事閲覧 Re: ズダダントピックス! 記者・広さん 名前:広さん日時: 2015/10/20 17:36 修正3回 No. 1
      
・経済
【TPPで関税撤廃95%、重要5項目は3割】

政府は20日、環太平洋経済連携協定(TPP)で大筋合意した関税撤廃に関する全容を公表した。

農産品と工業品の全9018品目のうち、関税がなくなるのは8575品目で、撤廃する割合は95%と、
日本がこれまで結んだ自由貿易協定(FTA)の中で最も高くなる。
コメや牛・豚肉、乳製品など農産品の「重要5項目」の約3割についても関税をなくす。

甘利TPP相は20日の記者会見で、「TPPは21世紀型の世界基準となるべき共通ルールを作ろうということ」と述べ、高い水準の貿易自由化を実現する意義を強調した。
農業強化や企業の海外進出支援などTPP発効を見据えた対策を、11月下旬をめどに政府の総合対策本部でまとめる考えも示した。

【関連情報】
・将来のTPP参加にインドネシアが意欲。
・ハラミ・牛タン、多くの果物が関税撤廃の対象に。
・TPP発効で食品の半数、440品目関税撤廃
・ TPPで水産品の関税、ほぼ撤廃へ。値下がりも

(Yahoo! JAPAN参照)

【社説】
TPP(環太平洋経済連携協定)での大筋合意は、日本のこれからの産業を変えるかもしれません。
そもそも関税とは、安い値段で海外から入ってくる商品に対し、国内の農林水産業が衰えないように税をかけることです。
例えば、100g1200円の国産の牛肉と、100g200円の外国産の牛肉があるとします。
中には安全を重視して国産しか買わないという人もいますが、大抵の一般人は安い方を選びます。
こうなると安い外国産の牛肉ばかりが売れ、日本の畜産業は衰退してしまいます。これを防ぐために関税があるのです。
しかし、その逆もあります。日本で作られた食料品が無関税で外国へ売り出せるのです。
関税を撤廃し、本当の意味での自由貿易を行うこと。それがTPPなのです。