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ロックされています  相互アドバイス、相談スレッド  名前: 零紫  日時: 2012/12/07 21:48 修正1回   
      
このスレッドは作家さん同士で疑問や相談をし、教え合ってレベルのさらなる向上ができれば良いなと思い立てたものです。
総合スレッドの方では書評なども並行して行われていたので、こういう専門的なスレッドがあったほうが良いんじゃないかと思い立てました。

例えば、「自分はこういうふうに書いてるけど、他の人はどういうふうに書いてるのかな?」みたいな疑問や、
「こういう時どうすればいいの!?」という相談などなど…………

こんなふうに、些細な疑問でもいいんです。気軽に書いて相談していきましょう。
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ロックされています   作中の試合について  名前:はっち  日時: 2012/12/08 08:19 修正2回 No. 1    
       
お世話になっております。はっちです。
零紫さんには借りがありますので、立ち寄らせていただきます。

2−2で初めて試合を扱いましたがどこまで設定をつくるものなのかわからず、苦しい作業でした。
結局、各打者との対戦結果と球数計算を設定して書き始めました。
@みなさまは試合を描くうえでどのような準備をなさいますか?
この問題は負け試合を書く際にとりわけ重要になる問題であるように思います。
「彼らがなぜ負けたのか」
「なにが足りなかったのか」
こういったことをどう考えておられますか?

投稿された作品を眺めますと、多くの方が「図抜けたエース」を扱ってらっしゃいます。
となれば、一番書きごたえがあるポイントは彼の挫折・敗北ではないかと思います。
Aみなさんは「エースの負け方」をどう決めていますか?

人それぞれ、なんて「ゆとり世代の常套句」は抜きにして、
(この言葉の非生産的な思考停止機能には嫌悪すら覚えます)
作中で戦う子どもたちの負け方、
そして負けた後のエースを書くうえで最も忘れてはならない点について、
他の作り手さんと議論できたら良いなと思いました。

お気軽にどうぞ。
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ロックされています   Re: 相互アドバイス、相談スレッド  名前:零紫  日時: 2012/12/08 11:24  No. 2    
       
>はっちさん
どうもです。自分もスレを立てた身なので回答させていただきます。

@についての回答
私は試合の描写の中に伏線やフラグを散りばめることを意識して書きますかね。
序盤は順調な試合運びでも後々伏線が利いたりすると、展開も読めなくなりますし。

人物の不安を描写に入れたり、相手が試合中に弱点を見出していて以降は演技をするが、主人公たちはそれに気づかない。みたいな描写をするのも面白いです。
相手目線で書いたほうが主人公たちの弱点などもはっきり書けるかもしれないですね。

例えば例に挙げられている『図抜けたエース』で考えてみましたが。
エースの実力が高さ故に「あいつがいればなんとかなる、勝てる」というエースに頼りすぎている印象を見せる。→チラホラと目立たないミスを味方が繋げてしまう(例えば送球ミスや単発のエラー)
負の連鎖で得点され、球数も増えエース疲労→終盤から徐々に痛打され始める。
終盤に試合を決定づけられ敗北し、味方が「あいつに頼ってばっかりじゃいけないんだ」と意識改革する。

……ベタな流れですけどこんなものを考えました。
いつのことか詳しくは覚えてないですが、巨人対横浜(多分03、04、05辺りの時期)の試合でリードしているのにエラーなどのミスが積み重なって、最終的にはサヨナラ負けを喫した試合もありました。
実際の試合の動画を見て自然な流れを見るのも勉強になりますね。

長くなったので、分割します。
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ロックされています   Re: 相互アドバイス、相談スレッド  名前:零紫  日時: 2012/12/08 11:34  No. 3    
       
Aについての回答
エースというのはチームの支柱の1つで、仲間の期待や信頼と自分の自信やプライドの板挟みになる立場だと思います。

私の場合はこの場合自分の自信があるものを打ち砕かれる負け方を書きますね。

自分は強いと思っていたのにそれを覆された屈辱や焦燥。勘違いしていた自分への嫌悪感。
読者が読んでいて共感惨めなくらいの絶望なんかも書くとよりリアルかもしれないです。

その苦難困難を乗り越えて、一度屈辱を味わされた相手にリベンジして、実力はもちろん人間的にも真のエースに成長していくような書き方をしたいなあと思いました。

個人的すぎる意見かもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです……
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ロックされています   Re: 相互アドバイス、相談スレッド  名前:はっち  日時: 2012/12/08 12:46 修正2回 No. 4    
       
零紫さん、早速の返答ありがとうございます。
ひとまず起爆剤としてやや極端な議論をしてみましょう。

>>エースというのは〜仲間の期待や信頼と自分の自信やプライドの板挟みになる立場
仲間からの信頼があって、自分にも自信があるなら何と板挟みにはなるのですか?皆が同じ方向を向いているならそこに軋轢は生まれないでしょう。
僕から付け足すなら、できて当たり前の苦しさと、「井の中の蛙」と呼ばれる恐怖にさらされる存在ということになるでしょうか。

>>私の場合は自分の自信が〜打ち砕かれる負け方を書きますね
>>読者が読んでいて共感惨めなくらいの絶望なんかも書くとよりリアルかも
僕は、自分と相手の力関係を測り損ねるようでは「図抜けたエース」になれないだろうと思うんです。
その相手を確実に打ち取れるのか、それとも五分五分の場面なのかで選択する球種や狙いは変わります。「図抜けたエース」は相手のねじ伏せ方を知っている投手です。そのために、自分が打たれる見積もりはどのくらいなのかをかぎ取る必要があります。すると、投手としての嗅覚が鋭ければ鋭いほど、自分の敗北が意外ではなくなっていくのかなと思います。悔しいという感情はあるでしょうけれども。

>>その苦難困難を乗り越えて、一度屈辱を味わされた相手にリベンジして
>>実力はもちろん人間的にも真のエースに成長していく
ひっくり返せば、「図抜けたエース」って周囲に絶望をばらまく存在でもあるんですよね。野球が好きでやっているという選手だけでなく、頂点を目指して努力を重ねる選手にこそ、それでも届かないという事実を突きつける存在でもあるわけです。
そういう意味で言えば、真のエースっていうのは、自分が異端であることを迷わず徹底できる存在なのかなと思います。他人に同情や共感を示して歩み寄るのではなく、凡人とは一線を画した存在であり続けること。これは大きな苦しみを抱えるのだろうと思います。凡人から見ればほとんどクソ野郎だと思います。
パッと見た華やかさとは裏腹に、多くの方が題材になさっている「図抜けたエース」は苦痛を象徴する存在なのかもしれませんね。

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ロックされています   Re: 相互アドバイス、相談スレッド  名前:vellfire  日時: 2012/12/09 12:38 修正1回 No. 5    
       
>>@みなさまは試合を描くうえでどのような準備をなさいますか?
1.その試合の見せ所、何を見せるのかを考える
2.その見せ所に必要な要素を考える
3.細かい設定に落とし込む
1→2→3と作っていって、だんだん詳細になっていくイメージで準備します。
実際に文にするのは、上記の1と2の一部、くらいかなあ。
ですので、1と2の内容によって、3の具合は変わる事が多いです。
1球レベルの落としこみをすることもあれば、『矛盾はないよねー?』程度のこともあります。

>>「彼らがなぜ負けたのか」
>>「なにが足りなかったのか」
>>こういったことをどう考えておられますか?
負けは負けるべくして負けるものだと思ってます。
小説作りの観点で言えば、私は構想段階で決めてしまいますね。

>>投稿された作品を眺めますと、多くの方が「図抜けたエース」を扱ってらっしゃいます。
>>となれば、一番書きごたえがあるポイントは彼の挫折・敗北ではないかと思います。
ここの掲示板で扱われる、いわゆるチート主人公に相当するキャラクターを”除けば”、そうだと思います。

>>Aみなさんは「エースの負け方」をどう決めていますか?
まず私の場合は自チームにエースと呼ぶにふさわしい選手を置くケースが少ないんですよねえ。
ほかにいないからそう呼ばれてる、と言うパターンにすることが多いです。

>>4
>>そういう意味で言えば、真のエースっていうのは、自分が異端であることを迷わず徹底できる存在なのかなと思います。他人に同情や共感を示して歩み寄るのではなく、凡人とは一線を画した存在であり続けること。これは大きな苦しみを抱えるのだろうと思います。凡人から見ればほとんどクソ野郎だと思います。
で、あれば私は「図抜けた能力を持ったクソ投手」であって、エースと呼ぶべきではないと思いました。
エースってのは他人がそう呼ぶものだと思いますし。
はっちさんの言うエースをエースだと呼べる人は、ある面で”凡人”ではないと思うんですよね。
たぶん「あいつクソ野郎だけど、、、」のあとに続く言葉がある。凡人を嫌でも引き上げる、引き上がりたいと思わせる。
私はそう言う人間をエースと呼びたいと思いました。

ちなみにAですが、図抜けたエースであるなら、
捕手で負ける、高校野球というシステムに負ける、のふたつしか思いつかないです。
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