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ロックされています  下克上!!~プロ野球編~  名前: ウッチー  日時: 2013/04/17 21:39    
      
下克上の第2シリーズ!!

もちろん主人公は広島ドラフト1位で入団した内田 椋!

彼の戦いが切って落とされる…
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~51話 オールスター戦!!  名前:ウッチー  日時: 2013/05/26 09:59 修正2回 No. 51  HOME  
       
大島「さあ、夢のオールスター戦!!両リーグのスター選手が揃っていますから、すごい戦いになりそうですね?」
宮岡「そうですね〜。ファンの夢も詰まった一戦ですから…点の取り合い、投手戦と期待されますし、チームは前半戦と戦っていたライバルですから、能力や行動パターンなどわかっているので…捕手としてもやりやすいんじゃないですか?」
大島「そうですか。間も無く、夢の一戦が始まります」

セ・リーグ スターティングオーダー
(打率 打点 本塁打 防御率はシーズンのもの)
1番 中 飯田 海翔 .415 10本 59打点
2番 遊 マックス・サムス .574 12本 64打点
3番 一 雨竜 智一 .341 24本 76打点
4番 捕 大引 健太 .478 30本 84打点
5番 三 井浦 美依斗 .457 26本 79打点
6番 右 ルイス・デュランゴ .465 28本 82打点
7番 左内田 椋 .301 7本 48打点
8番DH 川井 隆浩 .387 9本 71打点
9番 二 マット・ルイス 1本 50打点

パ・リーグ スターティングオーダー

1番 二 佐藤 秋也 .298 2本 57打点
2番 遊 佐藤 晴也 .294 3本 59打点
3番 捕 樋口 颯人 .468 6本 64打点
4番 右 森田 一起 .410 37本 100打点
5番 一 大盛 公夫 .398 12本 57打点
6番 三 グロック・ファー .347 6本 54打点
7番 中 桜井 宏 .275 4本 43打点
8番DHバーズ・プエルリット .222 6本 64打点
9番 左 仲川 圭一 .274 1本 34打点

これが、スターティングオーダーです。
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~52話 夢のオールスター  名前:ウッチー  日時: 2013/05/26 22:28 修正1回 No. 52  HOME  
       
アナウンス「1回の表、オール・パシフィックの攻撃は1番 二塁手 佐藤 背番号44」

佐藤「よし!!やったるでぇ!!」

佐藤春也は春也と表記
佐藤秋也は佐藤と表記

大引(佐藤秋也か…確か…守備の名手だったな…こういう祭ごとは、打率がかなり良いから気をつけないとな)

大引は前田にサインを出した…

セ・リーグの先発は前田健太
パ・リーグは宮田 和夫

コクンッ

前田は大きく振りかぶった

シュッ

大島「前田!!第一球投げた!!」

ギュィィィィィィン
佐藤(ここは様子見で見逃すか…)

ズパーーーン!!
審判「ストライィク!!」
ストレート 179km

佐藤(ふぅーん、打てない球ではないな)

大引(よし!次は、昇竜シュートだ!!)
コクンッ

シュッ
ギュルルルルル

佐藤(この変化は…昇竜シュートか…よし…)

大引(よし…見逃し!!)
ブッ…
カキィィィィン

大島「ライト前ヒット!!前田の立ち上がりを攻めたバッティングです」
宮岡「いやぁぁ…先頭打者に打たれると、キツイんじゃないですか?」
大島「そうですか…でも、エースですし、ここから修正していくでしょう…」

アナウンス「2番 遊撃手 佐藤 春也 背番号59」

大引(ここは、一球牽制で様子見だ…)
前田(分かりました…)

シュッ
ズサッーー
パシィ

一塁審「セーフ」

大引(ここは、引っ掛けて併殺にするか…なら、また昇竜シュートだ…)

シュッ
ギュルルルルル

ズタッタッタッタ

大島「一塁ランナー走った!!」

キィン
大島「ヒットエンドラン!!しかし、遊撃手の前!!一塁に送球、アウト!!ワンアウト…しかし、進塁打となり…オール・パシフィック!!初回から先制のチャンスを迎えます!!」

大引(次は、樋口か…打率はパ・リーグ1だから、気をつけないとな…)

シュッ
ギュィィィィィィン
コツンッ

大島「送りバント!!前田、ボールを取ってファーストに送球!アウト!!ツーアウト!ツーアウト三塁で4番森田を迎えます!!」

両リーグで今シーズン一番本塁打を打っている森田に打席が回るのであった…
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~53話 夢のオールスター戦2  名前:ウッチー  日時: 2013/05/29 22:47  No. 53    
       
アナウンス「4番 右翼手 森田 背番号27」

森田「うぉぉ!!!!前田さんから、本塁打を打ってやるぜ!!」

大島「うーーん、宮岡さんはこの対決どう見ますか?」
宮岡「はい、そうですね。前田は両リーグ1位の防御率0.21に対して、森田は両リーグ1位の本塁打37本はなってますから、どちらが勝つか楽しみですね」

大引(よし…なら、健太!!ここは、SFフォークで対応しようか…)

前田(はいっ)

ザッ…

前田は大きくふりがぶった

大島「前田!注目の対決第1回戦の第1球投げた!!」

シュッ

ギュィィィィィィン

森田(この球はストレート…いや!!違う!!ストレートをど真ん中に持ってくるはずがない!!なら、これしかないな!!)

ブンッ
ガシャーーーン

大島(これでも、降り遅れか…)

大引(な、SFフォークを当ててきた!?)

外野手

リョウ(SFフォークの弱点を叩かれたか…4番にど真ん中に来た時は、まず98%でSFフォークと思うの打倒か…でも、森田さんはよく研究しているな、マエケンさんがSFフォークを投げれる事を知っている限り、ど真ん中に投げるSFフォークは効かないぞ…)

シュッ
ギュィィィィィィン

森田(外角低め!なら、ストレートだ!!)

キィン

大島「これは!!大きい!!入るか?入るか!?左にきれて行きました…ファウルです」

大引(俺のサインが見破られているのか?)

森田(ストレートとSFフォークはもう怖くないな)
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~54話 夢のオールスター戦3  名前:ウッチー  日時: 2013/05/30 22:08  No. 54    
       
テレビ前

??「一軍には、SFフォークとストレートを見分けれる人がいるなんて…今の俺じゃあ…通用しないな」

コンコンッ

??「おーーい!!カズ入るぞ!!」

カズ「おう!入っていいぞ!!藤宮!!」

ガチャ

藤宮「何見てんだ?カズ」
カズ「あぁ、オールスターだよ!オールスター」

藤宮「もうそんな季節か…俺たち一度も、上から呼ばれなかったな」
カズ「それをいうな…」

オールスター会場

スタッタッタ

内田「タイムお願いします」

大島「おや?左翼手の内田がタイム取りました?何でしょうか?」

スタッタッタ

前田「なんだ!?リョウ」
大引「行成、タイムを取って?」
??「内田、なにきた!!」

内田「井浦さん、マエケンさんと大引さんに用事があってきたんです」
雨竜「前田さんと大引さんに?」
マット「ナンダッテ!?」

大引「俺らに用事ってなんだよ?」

内田「SFフォークについてです」
前田「SFフォークについて?」
内田「はい!SFフォークを投げさせる捕手は、大体SFフォークはど真ん中に、ストレートは低めに集めるという風にする人が多いです」
大引「そういえば、樋口も俺もその通りだ…」
前田「あ!逆にそれを逆手にとる!」

内野陣「なるほど!!なら、上手くピッチングを立てれるぞ!!」

と、話して…皆は自分の守備位置に戻っていった


審判「プレイ」

大島「プレイが再開されました!!」

大引(なら、ど真ん中にストレートだ!)
前田(わかりました!!)

シュッ
ギュィィィィィィン

森田(また、SFフォーク!!今度は貰ったぞ!!な?落ちないだと!?)


ズパーーーーン

審判「ストライィク!!バッターアウッ!スリーアウトチェンジ!!」

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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~55話 夢のオールスター戦4  名前:ウッチー  日時: 2013/06/01 00:01  No. 55    
       
大島「森田!!SFフォークを待っていたようですが!!バッテリー!!裏をかいて!ストレートで、三振に切って取りました!」


その後…投手戦になり、お互いにランナーは許すも得点には両チームとも繋がらず…

8回終わって…
セ0-0パ
しかし、坂田 晴がノーアウト 1,2塁のピンチを背負ってしまった


大島「よしやく!!試合が動き始めそうな予感がしてきました!!最終回!!オール・パシフィック!!先制のチャンスをノーアウトで迎えました!!」


黒田監督「く、坂田はもうダメか…」

と、黒田監督はいい…主審の所までいった

大島「おっと、坂田はここで交代の様ですね」
宮岡「監督、いい判断じゃないですか?変えずにいて、打たれてズルズルといって、最後の攻撃に響くかも知れないですから、ここは投手をきちんと変えて行くべきです」
大島「なるほど!次の投手は誰なんでしょうか?」

アナウンス「ピッチャー坂田に変わりまして、今村 背番号16」

大島「おっと!!ここで!広島のセットアッパーが出てきました!!」
宮岡「今村のピッチングは期待ができそうですよ。最優秀救援投手に選ばれたほどの投手ですから、ここは守り切ってくれるんじゃないですか?」


しかし、そんな矢先…

シュッ

キィィン!!

大島「樋口!!初球から叩いてきた!!これは、大きいぞ!!!!」

ギュィィィィィィン

大島「セカンドランナーの佐藤!!サードを蹴った!!ファーストランナーもセカンドを蹴りました!!落ちれば、ランナー一掃のタイムリーは確実だぁ!!」

内田(まだ!サムスさんのちょっと手前!!あと、サムスさんも走ってる!!なら…)

リョウはなんかを思いついた様だ…

内田「サムスさん!!ジャンプしてください!!」

サムス「お、成る程な!!よし!リョー!センキュー!!ジャンプ世界記録保持者の力を見せてやるぜ!!
たぁぁぁ!!」

サムスは思いっきりジャンプをした
守備陣(リョウ、大引、前田以外)はビックリしていた…
でも、一番びっくりしていたのは、走者だった
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~56話 夢のオールスター戦5  名前:ウッチー  日時: 2013/06/01 00:24  No. 56    
       
佐藤「無理やな!!走るんや!!晴也、走るんや!!」
晴也「分かったで!!兄貴!!」

佐藤兄弟は、10Mも人が飛ぶなんて考えずにそのまま走った…その間に、リョウはセカンドベースについて、上に向けてグラブを上げた

晴也「ホームインやな!!」

タンッ

樋口「(なんだ、なんか引っかかるな…サムスさんは、あっ!!ジャンプ力は思いっきり飛んだら10M99cmも飛ぶんだった!!)晴也!!秋也さん!!はやく戻ってください!!」

晴也「なんで戻らなあかんのや」
佐藤「そうや、そうや!!折角、ホームインしたや」

と、言った瞬間…

パシィィン

審判「アウト!!」

佐藤「え?」
晴也「な、な、何やて!!10M以上あるのに!ジャンピングキャッチで取ったやと!!」

内田「サムスさん!!ここに!!投げてください!!」
サムス「OK!!行くぞ!!リョー!!」

シュッ
ギュィィィィィィン

パシィィン

二塁審「アウト!!」

内田「雨竜さん!!」

シュッ

雨竜「お、おう!!」

パシィィン
一塁審「アウト!!」

大島「ト、トリプルプレー!!先制のピンチをトリプルプレーで凌ぎました!!これで、サヨナラのチャンスが巡ってきました!!!」



アナウンス「9回の裏 オール・セントラルの攻撃は7番 左翼手 内田 背番号31」


ブンッ ブンッ

リョウはバッターボックスに入った…
そして、あのポーズをとった

観客「な?あれって」
観客「あれだよな」

パ守備陣「はぁ?(怒)」

観客からは、どよめき
オール・パシフィックの守備陣からは怒りを買った
ポーズとは

大島「なんと!!内田!バックスクリーンへのホームラン予告だぁ!!!」


大引(リョウの奴、ホームラン予告で相手投手を怒らせ、高くか真ん中にストレートを投げさせる気だな)

シュッ

内田(よし!!予想通り!!貰った!!)

ガンッ

スッーーーーー


ガクッ

相手ピッチャーは崩れ落ちた

大島「は、は、入ったぁぁぁぁ!!サヨナラホームラン!!予告通りバックスクリーンへの特大本塁打だぁ!!」

ウォォォォォォォ!!
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~57話 夢のオールスター戦6  名前:ウッチー  日時: 2013/06/01 13:23  No. 57    
       
大島「打った、内田!!キャンバスを回ってホームへ、…ホームイン!!内田!帰塁を待っていた!オールセントラルのナインから手洗い歓迎を受けています!!」

パシィ パシィ

内田「痛いですよぉ〜」
リョウを叩いているのは、大引・雨竜・井浦・ルイス・サムスとパワーヒッターたちだった



ヒーローインタビュー

大島「今日のヒーローは内田!!とマックス・サムス!!そして、気になるMVPは内田です!!」

記者「はじめに、9回の表に10Mもある打球をジャンピングキャッチでアウトにし、トリプルプレーのきっかけを作った…サムス選手です…あの時、どんな気持ちでしたか?」
サムス「いや、俺の力ではないですよ。リョーがジャンプしてくださいと言ったから、出来ただけで…言われてなかったら…ジャンプをしていなかったです」
記者「そうですか…」

と、サムスのインタビューは終わった

記者「次に、サヨナラ弾を放った!!内田選手に話を聞きたいと思います!!ホームランを放つ前時どんな気持ちでしたか?」
内田「絶対に…決めてやろうと思っていました!サムスさんが、ジャンプして…取ってトリプルプレーにしてくれたので、ここは、決めないといけないと思い思いっきり振りました!」

で、ヒーローインタビューは終わった

後日、残りのオールスター戦は全てセ・リーグが勝った

第一試合MVP 内田
第二試合MVP 大引
第三試合MVP 井浦
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~58話 リーグ優勝戦1  名前:ウッチー  日時: 2013/06/01 15:50  No. 58    
       
僕たち、カープは後半戦も順調に勝ち…
8月30日にとうとうM2になっていた…

そうして、対戦チームは2位の巨人だった
勝てばリーグ優勝が決定する

黒田監督「今日勝てば!!リーグ優勝だ、確実に勝って!!今回のオーダーは…」

1番 中堅手 飯田 海翔 .374 29本 149打点
2番 二塁手 御村 大河 .354 14本 98打点
3番 右翼手 川井 隆浩 .410 34本 157打点
4番 捕手 大引 健太 .489 67本 216打点
5番 三塁手 栗原 健太 .327 41本 174打点
6番 左翼手 内田 椋 .399 38本 162打点
7番 一塁手 雨竜 智一 .378 55本 184打点
8番 遊撃手 サムス .424 58本 191打点
9番 投手 前田 健太 .421 5本 64打点

黒田監督「でいくぞ!!!」

カープ一同「はいっっ!!」
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~59話 リーグ優勝決定戦2  名前:ウッチー  日時: 2013/06/04 20:38  No. 59    
       
原監督「今日の相手は、知っての通り…連勝街道を爆走中のカープだ!!しかも、カープは今日勝つとリーグ優勝が決定してしまう。この3連戦は3連勝するぞ!!」

巨人一同「わかりました!!」

巨人ナインは一丸となり打倒カープを掲げた

原監督「なら、注目のスターティングオーダーだ!!」

1番 遊撃手 坂本 勇人 .404 21本 147打点
2番 一塁手 山城 一徳 .314 14本 98打点
3番 右翼手 井浦 美依斗 .378 54本 175打点
4番 左翼手 ルイス .421 59本 197打点
5番 二塁手 久土 普天 .333 5本 168打点
6番 捕手 三野 蹕味 .350 35本 147打点
7番 三塁手 三神 颯数 .287 2本 78打点
8番 中堅手 長野 久義 .374 20本 124打点
9番 投手 矢代 隆宣 .284 1本 15打点 防御率 2.14

原監督「以上だ!!絶対に勝ちにいくぞ!!」

巨人一同「はいっ!!」

さあ、あと1時間でカープ対巨人の運命の一戦が行われます。
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~60話 リーグ優勝決定戦3  名前:ウッチー  日時: 2013/06/04 22:57  No. 60    
       
大島「さあ!!カープ!リーグ優勝まであとM2!!この巨人3連戦の内に一勝でも挙げればリーグ優勝が確定します!!カープはやはりエースの前田健太がマウンドに上がってますね…前田の出来はいいんですか?宮岡さん」
宮岡「そうですねぇ〜…前田はまだ負けなしの19勝を挙げてますから、今日のためにコンディションを最高にしてるんじゃないですか?」
大島「そうですか…この対決をじっくり見て行きましょう」

と、言っている内にプレイボールがかかった


審判「プレイボール!!」
アナウンス「1回の表 ジャイアンツの攻撃は1番
遊撃手 坂本 背番号6」

ブンッ ブンッ
坂本(健太か…奴はかなり速い球を放ってくるからな…ちゃんとミートして打っていかないと…)

大島「さあ!!この現日本球界の第1黄金期を支えた88年s対決です!!」
宮岡「88年sは、国際大会でもかなり活躍した人達が多いですからね…これは見ものですね」

大引(健太!!まず、スライダーだ!!)

コクンッ
ザッ…

大島「前田!注目の対決の第一投投げた!!」

シュッ

キュィィィィィン
ククッ

坂本(スライダーか!!)
ブンッ

坂本は外に逃げて行くスライダーを打ちにいった

チギィ
コロコロ…

審判「ファウルボール!!」

前田はすかさず2球目を投げた

ザッ…
前田は大きく振りが降って投げた

ギュィィィィィィン

球はジャイロ回転しながら坂本に向かってくる

坂本(ストレート!!)
このストレートにも果敢に振って行く坂本

ギィン

大島「坂本!バットの上の方で打った…おっと?いいところに落ちてゆく!!」

飯田「大河!サムスさん、僕が取ります」

大河「飯田さん任せましたよ」
サムス「海翔、頼んだぞ」

ザァーー
パシィ

二塁審「アウト」

大島「結局、センターフライで終わってしまいました」

前田は2番バッターを三振に抑え…
次に迎えるのは、井浦 美依斗…と、怖いバッターが回ってきた
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~61話 リーグ優勝決定戦4  名前:ウッチー  日時: 2013/06/06 21:56  No. 61    
       
アナウンス「3番 右翼手 井浦…背番号24」

広さん、勝手に井浦の背番号を決めてすみません…

大島「井浦は、対前田との通算対戦成績は打率.305 14本 64打点です。これを、踏まえてどう対決を組み立てるかも大切かもしれませんね」

井浦(よし…前田さんだ…かなりいい成績だったな…飲まれずに、自分の力を出しきるぞ!)

と、井浦は前田に全身全霊の本気勝負を挑もうとした
対する前田は

前田(井浦か…あいつは大引さんよりはパワーは劣るが長打があるから、本気でやないとな)

と、男二人のマジ対決が始まった

ザッ

前田は体のバネをすべて使わんばかりに体を思いっきり捻った

ズギュゥゥーーーン
ギュィィィィィィン

前田が放った球はジャイロ回転しながら火を吹き始めた

ブォォォォ

井浦(流石、前田さん!!球から火を吹かすなんて、凄いっ!!!でも、これを打ったら俺も成長できる!!)

グッ

井浦は前田と同じく全身のバネを使って、打つ体勢に入った

井浦(おらぁぁぁぁぁ!!!!)

ガンッ

一塁審「ファウルボーール!!」

大島「いうら、185km/hの速球を当てましたが、ポールのまずか右に1Mきれていきました」

前田(あ、あぶねぇぇぇぇぇーーー!!!もうちょいで入るとこだった…まだ、これでも遅いのか…次はあれ以上の速球を投げないと)

大引(185kmを当てるなんて、井浦…強くなってるな…)
井浦(これでも、まだ振り遅れているな…でも、前田さんのことだから次はあの速球以上のスピードを覚悟しないとな)

と、井浦と前田の対決は白熱している。
スタンドもサヨナラ弾が入ったばりの歓声が挙がっている
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~62話 リーグ優勝決定戦5  名前:ウッチー  日時: 2013/06/07 23:46  No. 62    
       
大島「スタンドからは、会場が割れんばかりの歓声が上がっています!!」

ウォォォォーー!!

あちらこちらから、マエケンコールと井浦コールが会場が聞こえてくる

「マエケン!!マエケン!!」
「井浦!!井浦!!」

大島「おっと!!スタンドからは、マエケンコールと井浦コールがあがってきています!!さあ、注目の第二球!!前田!!セットポジションに入った!!」

ザッ…

前田は、先ほどよりも、さらに体の全体のバネを使わんばかりに体を捻った

ズギュゥゥーーーン
ブォォォン!!

大島「前田!!放った瞬間から火が吹き始めました!!」

井浦(速い!!でも、これを打たねぇーーと、俺ら巨人がこの三連戦を勝つことができねぇー!!)

ガンッ
ガシャァァァァーーーーン

審判「ファウルボーール!!」

ストレート 187km/h

井浦(前田さんは、更にスピードを上げて来た…次は、何なんだ…)

大引は、前田にあのサインを出した

大引(井浦には、悪いが…長期戦にしたくはないから、この球で三振にするぞ)

コクッ

しかし、再び前田は先ほどと同じくらい体を捻ってボールを放った

ズギュゥゥーーーン
ブォォォン!!

井浦(さっきと、同じぐらいか!!なら、ヒットにしてやるぞ!!)

井浦は、自分の力を十二分以上を前田の球にぶつけようとしていた

井浦(こい!!)

ギュィィィィィィン
ストンッ

井浦(な!?SFフォーク!?)

ズドォォォーーーン

大引が捕球した音は球場全体に聞こえた
しかも、球場にいる観客・選手・首脳陣・審判全員電光掲示板に釘付けだった…

SFフォーク 191km/h

大島「ひゃ、ひゃく、191km/hのSFフォーク!!!!前田ついに、ついに、190km/hの大台に入って来たぁぁぁ!!前田には、底がないのかぁぁ!!!」

井浦を三振に切って取りた
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~63話 リーグ優勝決定戦6  名前:ウッチー  日時: 2013/06/08 13:27 修正1回 No. 63  HOME  
       
回は進み…11回終わって、未だ0-0のまま

そして、延長最終回12回に移った

大島「なんと!!12回終わって未だなお!!0-0の投手戦が繰り広げられています!!まだ、マウンドは前田!!前田のスタミナもきれかけています!!さあ!!泣いても、笑ってもこの回でこの試合は最後です!!」

スタミナ切れの前田に巨人打線が襲いかかる!!

1番 坂本には

シュッ
ギュィィィン

坂本(初回に比べればかなり遅いぞ!!撃てるぞ!!)

ガンッ

とツーベースヒットを打たれ

2番バッターに送りバントを決められて

ワンアウト三塁となった


前田に更なる猛攻が襲いかかった

井浦には先制ツーランを打たれ
ルイスと三野には追加点となるソロを打たれた
で、そのあと三連打をうたれ満塁となる

ツーアウト満塁

前田「ハァハァ ハァハァ」

シュッ

パシィ

審判「ボールフォア!!」

大島「押し出しぃぃぃ!!前田ここにきて痛恨の押し出し!!5-0!!」


カープベンチ

黒田監督「前田はもう無理か…しかし、井浦を打ち取れる投手がうちにいるのか…」
智徳「分からないな…」

マウンド…

大引「健太、大丈夫か?」
前田「ハァハァ、もう無理です…」
大引「よし、監督に伝えるぞ…」
前田「ハァハァ…は、はい」

と、前田と会話を交わした大引はベンチに行き…
黒田監督に前田はもう無理ですと伝えた…

監督が考えたのは、再びあの男をマウンドに上がらずことだった…

大島「あ〜と、前田!!ここで交代のようです!!」
宮岡「いや〜!!前田はよく投げましたよ!!11回2/3というのは凄いことです!!これをつぎに生かして欲しいですね!!」

前田には巨人ファン、カープファン、巨人軍、カープナインから暖かい拍手が送られた

観客「前田!!よくここまで投げてくれたな!!有難う!!ゆっくり休めよ!!」
観客「ますます!!好きになってきた!」

原監督「敵ながら天晴れだな…次戦う時は、またこの様にうまく行くものか…」


アナウンス「ピッチャー前田に代わりまして…」

注目の2番手は誰だ!!
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~64話 リーグ優勝決定戦7  名前:ウッチー  日時: 2013/06/08 23:08  No. 64    
       
内田「大丈夫ですか?マエケンさん」

外野手もマウンド周辺に集まっている

飯田「僕らが点を取れなかったせいで…前田さんをこんな目に」
前田「そんな事ないぜ♪お前らは頑張ってくれんだ…俺が踏ん張れなかっただけだ…お前らは悪くねぇーよ」

川井「前田さん…」

と、前田はあの時の事を思い出していた…
あの事とは、広さんのプロ野球鯉の陣!!Tに書いてある事である…

大引「監督からの伝令だ!!リョウ!今から、お前が投げろ!」

内田「ぼ、僕がですか!?」
大引「お前は、幾度もピンチに登板して、脱していただろ?だから、お前が投げろ!!」

リョウは少し黙り込んだあと

内田「……はい…わかりました!!」
大引「よし!!満塁のピンチを脱して!打ちまくって勝つぞ!!」

カープナイン「おーーー!!!!」

ここにきてさらにカープナインの士気は上がった
前田「リョウ!ここからは、任したぞ!!」
内田「わかりました!!試合を壊さない様にします!!」

アナウンス「守備交代をお知らせします…左翼手の内田がピッチャーへ、ピッチャー前田に代わりましてマックス・サムスが左翼手に入ります」

シュッ

ズパァァーーーン

審判「プレイ!!」

大島「さあ、プレイが再開されました!!2番手は内田ですね…宮岡さんはどう見ますか?」
宮岡「いや、黒田監督の意図が分かりませんねぇ〜…とりあけず、試合を壊さない様にして欲しいですね」


大引(うん?セカンドランナーのリードが広いな…出来るだけ、点を取りたいためか…リョウ…セカンドに牽制だ)

コクッ
内田(わかりました…)

スパッ

大島「なんと、牽制だ!!しかも、セカンドランナー飛び出ているぅぅーー!!」

坂本(しまっ!!!)

ズザーー
トンッ!

二塁審「ア、アウト!!」

大島「内田!一球も投げずにマウンドを降ります」

カープの最後の攻撃は1番 飯田からスタートする
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~65話 リーグ優勝決定戦8  名前:ウッチー  日時: 2013/06/10 14:35  No. 65    
       
飯田(……よし、前田さんを負け投手に絶対にさせないぞ!!)

カープナインは、前田を負け投手にさせないとリーグ優勝を胸に掲げ…最後の攻撃に挑むのであった…

大島「さあ!!ジャイアンツのピッチャーは守護神 山口哲也!!セーブはつかないが、残り一回を守護神に託す様です!!」


山口(よし、5点もあれば守りきれるぞ…でも、相手は超強力打線のカープだ…ここは、いつも以上に気配りが必要だな)

三野(まずは、スライダーをお願いします)
山口(分かった…)

シュッ
キュィィィン

ククッ
スパァァーーン

審判「ボール」

シュッ
ギュィィィン
チギィィン
ガシャーーーン

審判「ファウル!!」

三野(ここは、カーブでお願いします)

コクッ

シュッ
グググググッ

飯田(カーブ!!でも、打つ!!!)

カギィィィン

飯田が打った打球はまずは瞬く間にフェンスを直撃した…

ノーアウト 二塁

大島「2番の御村…いや、代打の様です!!」

ここで、黒田監督は代打コールをして…
送ったのは

大島「神庭だぁぁぁ!!」

神庭「わしの出番ですかのーーー!!!!」

三野(神庭は、打率.865 と今シーズンは代打としてかなり活躍しているから…気をつけないとな)

三野の気遣いも虚しく、神庭に追撃のツーランをうたれ
カープは反撃の罵を上げた

3番の川井はシングルヒットを打ち…
一点差にされるのが怖く4番大引を敬遠した…

ノーアウト 一、二塁

アナウンス「5番 三塁手 栗原 背番号5」
大島「さあ!!栗原が塁に出れば同点のランナーとなる!!ベンチは栗原にどんなサインを送っているのか!?」

三野(やばいな…でも、ここを抑えて絶対に勝ちましょう!!)
山口(あ、あぁ!!)

山口は大きく振りかぶって投げた!!

シュッ…スルッ…

山口(しまっ…!!!)

栗原(え……)

ガンッ
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~66話 リーグ優勝決定戦9  名前:ウッチー  日時: 2013/06/10 16:34  No. 66    
       
スッ…

ドサ…

栗原のヘルメットは一部が砕けて、周りに飛び散っていた…栗原の頭からはヘルメットが取れて栗原の後方当たりに転がっていた

カープベンチから選手が飛び出してした
真っ先に飛び出したのは黒田監督と前田だった

黒田監督「おい!!栗原!!」
前田「栗原さん!!」

その次に続々と出てくる

黒田監督「担架だ!!担架をもってこい!!」

梵「は、はい!!行くぞ、祐輔!!」
野村「……く、栗原さん……」

梵が野村に問いかけたが野村は動揺して聞こえない

梵「祐輔!!」
野村「……は、はい!!何ですか?梵さん」
梵「担架を取りに行くぞ」
野村「はい…」

大引「いや…救急車を呼んだ方がいいかもしれませんよ?」

未だに、栗原の意識は戻ってはいない

黒田監督「そうだな…梵!!救急車を呼んで来い」
梵「は…はい!!」

梵が救急車を呼んで暫くして…

ピーポー ピーポー

グランドに救急車が入ってきた…
その後、栗原を乗せて…
近くの病院が休館日だったので、大急ぎで広島大付属病院に運ばれた
死球投げた…山口は危険球と見なされて退場処分にされた


大島「負傷した栗原に代わって一塁に梵が入りました!退場になった山口の代わりに澤村がマウンドに上がります!!次のバッターは!!6番の内田!!」

内田(栗原さん…)

グッ…

内田が強く握ったのは、栗原がつけていたリストバンドだった…栗原はネクストサークルに行く前にリストバンドを外して汗を拭いており、片方をつけるのを忘れて行ってしました…それを栗原が病院搬送された後、内田が見つけ、今に至る

スッ… ググッ

内田はそのリストバンドを右腕に付けてバッターボックスに入った

大島「内田!バッターボックスに入りました!!」

内田(栗原さん、このリストバンド少しの間借りますよ!!)

澤村(満塁かぁ…押し出しでも一点取られるし、嫌だなぁ…)

内田はその後ツーストライクスリーボールまで追い込まれた

大島「澤村!!第6球を投げた!!」

シュッ

内田「おらぁぁぁぁぁ!!!!」

ガンッ
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~67話 決着  名前:ウッチー  日時: 2013/06/10 19:59 修正1回 No. 67  HOME  
       
ギュゴォォォォォーーーン

澤村「なっぁ!!!?」

打たれた瞬間、澤村は打球の方向を向いた

ドゴォォーーン

大島「は…入っ…入ったあぁぁぁ!!!」
観客「ウォォォォォーー!!!!」
大島「弾丸ライナーで入りました!!内田第39号逆転サヨナラ満塁本塁打を放ちました!!」

入った瞬間、内田は天高く右腕を上げた

川井「スゲェ…まるで栗原さんの本塁打の様だった」
大引「流石だな、リョウ…」
梵(栗原さん…勝ちましたよ…)

大島「そして、打った内田!!キャンバスを回って…ホームイン!!待っていた、カープナインに手洗い歓迎を受けています!!」

何だか、これがお約束になってしまっています

大島「そして、残ったカープの選手が飛び出して来ます!!遅れて…監督が出てきましたぁ!!」

大引「よし!!あれをやるぞ!!」
ナイン「オォォーーーー!!!」

と、いい大引・内田が黒田監督を引っ張って行った事は…

内田「監督!!」
黒田監督「なんだ?」
大引「こっちにきてください!!」

飯田「遅いですよぉ〜」
大引「悪りぃ、悪りぃ…んじゃ、一丁やりますか!!」

大引は黒田監督を持ち上げ
選手の掌の上に乗せた

カープナイン「いっせーーので!!わーしょい!!わーしょい!!」

黒田監督「う、うわぁぁ!!」

優勝恒例の胴上げ祭りが始まった
そして、監督からは目から何か光るモノが見えた

大引「よーーし!!監督を降ろせぇ!!次は、この試合の千両役者をあげるぞ!!」
内田「千両役者って、大引さんですか?」
大引「ちげぇーよ!お前だ!リョウ」
内田「ぼ、僕ですか!!?」

内田の時は思いっきりあげられ内田は3M飛んだという

そして、ナインはカープの応援スタンド前にきて

黒田監督「皆さんの応援のお陰で我々カープはリーグ優勝できました!!ありがとございます!!これから、まだシーズンが残っていますが!これからも、応援よろしくお願いします!!」
大引「皆さんを絶対に日本シリーズに連れて行きます!!」


カープは延長戦の激闘をサヨナラで勝ち…
悲願の10度目のリーグ優勝を果たした…
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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~68話 栗原の容体  名前:ウッチー  日時: 2013/06/12 00:01  No. 68    
       
場所を移して…広島大付属病院

ダッダッダッ

病院の廊下を6人が足音を立てて走っている
ある病室の前にきて

ガラガラッ

その病室の戸を開けた

黒田監督「く、栗原は大丈夫か!?」

その問いかけに栗原の横にいた男が

??「まだ意識は戻らないが、命には別状はないそうだ…」
黒田監督「謙二郎さん!!」
大引・飯田「野村元監督!!」

野村「元とはなんだ!元とは…」

野村 謙二郎とは、プロ野球・鯉の陣!!Tの時に、カープを優勝に導いた監督である。

内田「野村さん!貴方は、スカウトだったはずでは?」
野村「君は確か、大洲学園にいた内田君だったかな」

野村の問いかけに内田は一間開けて

内田「そうです」
野村「君の噂は良く聴くよ…今年の新人王争いに名乗りを上げてるそうじゃないか?」

内田は野村がいった言葉に少し照れを感じながら

内田「まだ、この成績じゃ…タイトルなんて取れませんから、まだ頑張らないといけません…」

野村「そうか…頑張れよ!栗原は…俺に任して、お前らは明日も試合があるんだろ?早く帰って…明日に備えろ!!」

大引・飯田・川井・内田
「でも…」

野村「でもじゃない!!お前らが今のカープを引っ張ってるんだ!!お前らがいないとカープが機能しないだろ!?栗原のことが心配のは分かる…」

大引・内田・飯田・川井
「分かりました…」

前田「俺は残ります!!今日が登板日だったので…少しの間だけなら…」

前田が言葉を言い切る前に
野村「その気持ちは嬉しいが…登板だったんなら、オフぐらいゆっくり休め…マエケン、お前はカープのエースだろ?なら、俺が言いたいことは分かるよな?」

前田「分かりました…でも、日中はこさしてください!!栗原さんが心配なので」

野村「分かった…」

その後すぐ…前田・大引・飯田・川井・内田は帰っていた

野村「黒田…お前だけに話しとくことがある…」
黒田監督「謙二郎さんなんですか?」

野村から唇を震わせながら…ゆっくりと口を開き始めた

野村「く、栗原の奴はもう二度と目を覚まさないかもしれない…」

その発言にビックリした黒田監督は慌しく

黒田監督「どういうことですか?」


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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~69話 栗原の容体2  名前:ウッチー  日時: 2013/06/12 00:19  No. 69    
       
野村「死球の当たりどころが悪かったらしく…一命は取り留めたが、意識が戻るかは五分五分だそうだ…」

と、野村がいった後黒田は

黒田監督「そう…です…か…栗原は目を覚まさないんですか…」
野村「目を覚まさないと決まったわけじゃない…目を覚ますことを祈ろう」

黒田監督「はい…」




その後、巨人戦は中軸栗原が抜けたことでカープはバランスを崩し 巨人戦・ヤクルト戦と5連敗を喫した…その後のDeNA戦は2勝1敗と8戦戦って2回しか勝てなかった


栗原が死球を喰らって10日後

ガラガラッ

大引「栗原さん!お見舞いにきましたよ!」
内田「僕も一緒です!!」

お見舞いに現れたのは内田と大引だった

大引「栗原さん…まだ意識が戻ってないそうだ…」

その時…

ピク…

内田「うん?」

大引「どうした?リョウ…」
内田「いや、栗原さんの指が少し動いた様な気がしたんですよ…」

スーー

栗原「こ…ここは…」

大引・内田「栗原さん!!目を覚ましたんですね!!ここは、広島大付属病院です!!」

栗原「そ…うか…、大引にリョウ…あの後どうなった…」

あの後のことが分からない内田と大引

大引「あの後って、なんの後ですか…」
栗原「リーグ…優勝決定戦で…俺が…死球を….喰らった…あと…だ」

その問いかけに、大引は
大引「勝ちましたよ…リョウの奴が逆転サヨナラ満塁本塁打を打って…」

栗原「よかった…」
内田「あと、栗原さん…これ…」

内田が栗原に渡したのは…栗原のリストバンドだった

栗原の喋りも滑らかになってきた

栗原「ありがとうな…ベンチに忘れていってたんだな…」
内田「はい…」

栗原「これは、リョウ…お前にやるよ」
内田「いいんですか!?」
栗原「あぁ、拾ってくれていたお礼だ」
内田「有難うございます!!」


その頃大引は

大引「監督!!栗原さんが目を覚ましました!!」
黒田監督「そうか!!良かった。で、何を変化はないか?」
大引「今の所は、何も」
黒田監督「そうか…なら、俺も直ぐそっちに向かう!!」

プー プー

大引は黒田監督に電話をかけていた

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ロックされています   Re: 下克上!!~プロ野球編~70話 栗原の復帰への道のり  名前:ウッチー  日時: 2013/06/12 01:39  No. 70    
       
2時間後…

黒田監督「栗原!!目を覚ましたのか!」
栗原「監督…」

奥井「黒田監督…栗原選手は今シーズンの復帰は少し難しいと思われます…」

と奥井は黒田にいった…
黒田監督「なぜですか?」
奥井「脳を強打して、10日も意識不明だったので、様子見のためです…クライマックスシリーズには復帰できるかと」

黒田監督「そうですか…」

黒田は、栗原が残りのシーズンに復帰できないことを知り…落ち込んだ

栗原「監督!大丈夫です…俺は必ずクライマックスシリーズまでには復帰します!!」

と、栗原がいいながら、立ち上がろうとしたその時!

バタンッ

栗原「あれ?脚に力が入らない…」

その現状を奥井がみて

奥井「まさか、脳に損傷が!?」

その後…栗原は奥井の診察を受けた

奥井「栗原さん…脳に少し損傷が見つかりました…」

栗原はそれを聞いて驚いた
奥井「落ち着いて聞いてください…もう、野球人生が終わったわけではありません…長いですが、2年間のリハビリをしたら以前と同じくらいのプレイができますが…そのリハビリもとても過酷ですがよろしいですか?」

と、奥井はいった。それに対して、栗原は

栗原「はい…分かりました!リハビリを受けます」
奥井「分かりました…明日からここのリハビリステーションに行ってください」

ここから、長い長い栗原のリハビリ生活が始まった


翌日、栗原は2軍に落とされ…故障者リストに載せられた
しかし、カープは栗原を見捨てはしなかった…かなりの減棒となるが、2年間で合計1億で契約を栗原と結んだ


松下「WBニュースの時間です…日本代表メンバーが決定いたしました…順に発表いたします…」
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