第1話 野球愛好会、始動!! 名前:夕焼けごっこ 日時: 2012/07/24 10:16 修正1回 No. 3
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入学式 東京のはずれのほうにあるこの恋恋高校に、俺は入学した。
なぜなら、一から野球部を作って、自分のチームで甲子園に出場するのが、俺の夢だからだ。
「川上君!こっちでやんす!」
「川上!こっちだ!」
そして、そんな俺のわがままな願望についてきてくれる2人の仲間。 猛田慶次と矢部明雄だ。 どちらも野球経験者。
矢部のほうは、同じ中学で野球をやっていたので、仲がいい。
猛田はというと、シニアで試合したところを声をかけたことがあるから、顔見知り程度だったがご丁寧なことに、向こうから俺と野球をやりたいと言ってきてくれた。
猛田「さて、初日が終わったんだし、明日からどうするかを決めないとな。」
矢部「そうでやんすね・・・部員を集めたり、いろいろと大変でやんす。」
川上「もちろん、部員にもあてがある。 幸運なことに、野球経験者は多いみたいだぜ。 ただ、ここにいるのは、なんかしらの理由で、野球部がないここを選んだ。 だから、力押しじゃだめだ。」
矢部「話し合い、でやんすね。」
猛田「もちろんだ。力ずくでやると、入るものも入らなくなるからな。」
川上「そういうこと。 後、生徒会のほうに、野球部を申請してみた。 人数が9人いたら、認めてくれるってよ。 それじゃ、明日の昼休みから、活動開始な。」
矢部・猛田「おう(でやんす)!!」
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