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ロックされています  夢色高校  名前: めめ  日時: 2012/08/20 01:56 修正2回   
      
初めましてめめです。
今回初めてこの小説を書かせていただきますことになります。
それにより以下の点にご注意ください。

・作者はパワプロはやっていますがキャラクターや、内容をあまり覚えていません。
・時系列や関係などを破壊しかねません
・出てくるキャラクターは作者のおぼえているキャラクターです。
・かなりオリジナルな要素が含まれます
・あれ?このキャラクターこんなのだっけ?というのもあるかもしれません。

以上の点をご理解いただけるならこのまま読み進めてください、もし気に入らない場合などがありましたら戻ってください

書き直しです、最初と少し変わりますのであしからず
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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 02:06 修正3回 No. 1    
       
ここは夢色高校。

最近できた新設校だ
 
野球好きの校長の影響もあり、設備が整っている

最近の県大会ではベスト4に毎回残っている中堅・強豪校である

野球のセンスと技量をかわれて推薦された選手と、一般の入学で入ってきた選手とで野球部が結成されている。

そんな中、一般入学で入学した俺こと 浅井 健吾(あさい けんご)は新品の制服をまとい校門をくぐる


「ギリギリだった」

どんよりした顔、汗だくの状態でとぼとぼ歩く

遅刻寸前だったためかなり急いだ結果間に合うことはできたが、入学早々汗だくなのはいやな気分である

はぁ、とため息を吐きながら教室を目指す浅井であった
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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 02:27 修正2回 No. 2    
       
〜始まり!四月〜

「しかし野球部のグランドはどこなんだろう?」

校内はとても広く広大で絶賛道に迷っている浅井

「どうした?」

「あ、はい道に迷ってしまって」

「その様子だと野球部だな・・・よしお前こい」

「えっ?ちょ!」

そうして浅井は強引に手を引かれて連れて行かれた・・・









グランドには快音と球児たちの声が響いていた


「新入生全員そろったかー」

そういってあたりを見渡す少し髭の生えた人が、この夢色高校の監督 鬼門 鉄心 (きもん てっしん)だ

(あの人監督だったのか・・・)

「そろってるな・・・まぁ俺がこの夢色高校の野球部監督の鬼門だ、見ての通りこの高校は設備がいいからガンガン使ってもらって構わない、それに俺の練習方針は自主トレーニングが基本となる、なので長所を伸ばす奴、短所をなくす奴と様々な奴らがいる、この中にはいないかもしれないが練習をやらない奴もいるかもしれない・・・だが努力は嘘をつかない、だから頑張れ、”高校生に限界はない”!」

そこまで言って周りを見渡す

「まぁ以上だ、質問は先輩とかに聞いてくれ」

そこまで言ううとゆっくりとした足取りでバックネットに向かって歩いて行った

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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 03:01 修正2回 No. 3    
       
「じゃあ今度は僕から、この夢色高校でキャプテンをしている 坂倉だよろしく頼む」

そういって軽く会釈をする

「他は追って説明するから今度は、全員の名前とポジションでも言ってもらおうかな・・・そうだね君からだ」

「あっはい!浅井 健吾ですポジションは外野手です」

「じゃあ次」

そして次々と自己紹介が行われ、全員の自己紹介がおわった 

「全員で13人か・・・まぁこんなものだね、では今から練習にとりかかってもらいたいんだけど、今ちょうど守備位置ごとに分かれてもらって練習しているから、皆はそこに向かってくれ」

そういって坂倉はホームベースに向かって走っていく

「キャッチャーだったのか・・・と俺もすぐに行こう」

周りを見ると誰もいなかったのであわてて走って行った

外野手はセンターに固まっていた

「じゃあまず自己紹介、俺は2年の 笠松 幸樹 (かさまつ こうき)だ、ライトがポジションだ」

と続いて他の人も自己紹介をしてくれた

「じゃあまずお前から自己紹介」

「はい、浅井です、ポジションは主にライトですがセンターもやっていました」

「つぎはオイラでやんすね、矢部でやんす、ポジションは外野ならどこでも守れるでやんす」

その後自己紹介は続いた、しかしこの時浅井は知らなかった、この先、瓶底メガネの矢部と腐れ縁が結ばれることを・・・
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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 03:25 修正2回 No. 4    
       
鬼門「じゃあ今日は終わりだ、解散!」

『ありがとうございましたっ!』


こうして入部初日の練習が終わった


浅井「あの笠松さん」

笠松「なんだ?」

浅井「この後自主トレってするんですか?」

笠松「まぁする奴もいればしない奴もいるよ」

浅井「僕たちも自主トレしてもいいんですか?

すると笠松は少し笑みを浮かべて

笠松「当たり前だ、さっさとうまくなってレギュラー取りに来い」

とケラケラ笑い部室に歩いて行った

ちなみに部室は学年ごとに分かれている


矢部「どうするんでやんすか?」

浅井「!!」

矢部「そんな驚かなくても」

急に話しかけられたら誰だって驚くだろう・・・


今日の守備練習の時に意外に気が合った矢部君が話しかけてきた

浅井「そりゃするしかないよ」

矢部「ならおいらも一緒にやるでやんす」

と矢部も参戦してくる

浅井「そうだね矢部君、一緒にやろうか」

こうして最後まで残り、へとへとになりながら寮に帰った
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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 12:41 修正3回 No. 5    
       
寮に帰るとまずジャージに着替えて、洗濯物を洗うために洗濯機に入れる

ちなみに俺は県内だが、夢高から家が遠く寮に入っている

洗濯が開始されたのを確認してからバットを手に取り外に出る

小さいころからの日課で毎日スイングをする、その成果が実ったので俺は夢高に入学できた

浅井「今日からは800スイングだな」

入学して早々に思い知らされたレベルの差、圧倒的であった

上級生はもちろんのこと、同学年でさえ俺とのレベルが違った・・・俺なんて下のほうだ、だから努力を続け増やさなければ俺の目指すチーム1のスラッガーなんて無理だ

それでも体は大きいほうなのでまだ恵まれているなと自分に言い聞かせ、ヨシッと気合を入れてスイングを始める

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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 20:59  No. 6    
       
鬼門「よーし今日はバッティングだー、早く準備はじめろよー」

と珍しく全体練習を始めようとする監督

坂倉「どうしました監督いきなりですが?」

鬼門「あ?・・・まぁ気分なんだよ、早く準備にかかれよー」

そういってバックネットに向かって歩いていく、ちなみに監督室という部屋があるのがバックネットの方向なのだ

テキパキと動き準備を始める

鬼門「よーしじゃあ学年全部混ぜて打つからなー」

坂倉「!・・なるほどね」

監督の一言で何かわかった坂倉

坂倉「よしじゃあ始めようか」

この一言で練習が始まった






今日は休日なので練習は1日になる、午前中は方針通りの自主トレで昼からはバッティング・・・いったい何を考えているのだろうか?


「浅井ー打球行ったぞー」

浅井「えっ!?」

笠松「ぼやっとするなよー」

浅井「はいすいません」

今は2班が打っていて俺はこの次にバッティングをさせてもらえる、ちなみに笠松さんと同じ班だ

笠松「おーい健吾ー行くぞー」

浅井「はーいわかりましたー」

いつ頃からか俺は健吾と呼ばれるようになっていた

笠松「まぁどこからでもいいから先に打てよ」

浅井「はい」

さてどこからにしようか?

どこからどう見ても球速が140ぐらいの直球か、すごくキレのいいカーブか、投手の人が投げる実践の球か、うーむ・・・

笠松「さっさと打てバカ」

と半ば強引に直球の場所に押し込まれる
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ロックされています   Re: 夢色高校  名前:めめ  日時: 2012/08/20 22:42  No. 7    
       
やむなく打席に入った俺はゆっくりとバットを高く構える、タイミングは後ろから見ているときに確認できていたので、球の速さではあまり驚かない

笠松「へぇー健吾左打ちだったんだ」

ふむふむとバットを肩に担ぎながらじっくりとみてくる笠松さん

浅井「笠松さんには守備の時に説明しましたよ?」

笠松「そうだっけか?」

と会話を弾ませていると、いきまーすと声が響きマシンに球を入れ始める

俺は少し焦り気味で前を向き右足をグッとあげる

笠松「へぇー」

俺のフォームをみて笠松さんはぼそりと呟いた・・・まだ驚くところじゃありませんよ

心の中で呟き不敵に笑みを浮かべ、マシンから発射された約140キロのボールを快音とともにライトのフェンスに突き刺した

鬼門「こりゃぁ・・・」

坂倉「へぇ面白いね」

といたるところから声が聞こえているが無理もないだろう、強豪校とはいえ、入部したての1年生が軽々と約140キロの球をフェンスに突き刺したのだから

笠松「一本足ねぇ」

笠松さんは興味深いといった目でその後のバッティングを眺めている


鬼門「交代だ」

その声を聞いた俺は足場をスパイクで軽くならしペコリとマシンをいれてくれた人に一礼する

笠松「なかなか面白いじゃん健吾、でもまぁまだまだかな?」

日に焼けた色黒の顔から白い歯をのぞかせケラケラ笑う笠松さんがゆっくりと直球の打席に入る

先ほど聞いた通り笠松さんは左投げ左打ち、ゆっくりとバットを高くかまえる、そして声とともに発射されるであろう球を右足をグッと高々と上げて待つ

浅井「これって!」

俺は食い入るように笠松さんの打撃フォームを見た

バンッとマシンから放たれた球は真ん中低めに向かって突き進んでくる、後ろからはあまり見えなかったが笠松さんが一瞬笑ったような気がした

その直後高々と上げられた足はゆっくりと降りてきて前に踏み出される

そして気が付くと快音が響き、一二塁間を貫いていた

ファーストもセカンドも一歩も動くことができなかった
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