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ロックされています  下克上!!~WBC編~  名前: ウッチー  日時: 2013/06/21 23:08 修正1回 HOME  
      
下克上!!シリーズ第3作!!

今度は、リョウ達が世界に挑む!!!
勿論!主人公は内田 椋!!!
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~52話 最恐の投手 内田 豪  名前:ウッチー  日時: 2013/08/19 23:03 修正1回 No. 53    
       
内田(うん?……あれは!!!)

日本人投手はボールを左手で何回も上にあげた

審判「プレイッ」

日本人投手はセットポジションに入って…ゆっくりと投球フォームに入っていった…緩やかなフォームから初球に投げたのは

グググググググッ

(スローカーブ!?行成カ)

バッターのバットをすり抜けていった…

審判「ストライィク!!」


二球目で会場は騒然となった…

先程の緩やかなフォームに比べたら激しいフォームだった…
あのマエケンさんよりと同じか…いや、速いかもしれない球を左腕から繰り出すあのアニメのメ○ャーの茂○吾郎みたいな豪快なフォームで帽子が飛んで行った。

その後、その投手はイタリア打線を微動だもさせずにノーヒットに抑え…5回コールドで一つだけフォアボールが出てしまったが、史上3人目となるノーヒットノーラン達成となった。
12者連続奪三振を達成…しかも、フォアボール以外三振で打つとっており15奪三振を記録、その全バッターのバットは全て真芯を捉えていたが全て粉々に折れてしまっていた…

この男が登板の日が日本代表との対戦日だった勝てる可能性は0%に近かった…

その後僕は…試合後すぐ…アメリカベンチ裏へと走っていた

??「フン…どいつもこいつも弱いな…俺に勝てるやつなんてこの地球…いや、宇宙にもいないな!!はっははははっ!!」

内田「ッ……白球を追いかける…人を愚弄する言葉は!!僕が許さない!!この……クソ兄貴がぁ!!」

内田が言った兄貴とは…

??「うん…お前は!」
内田「忘れたん!6年も連絡しないで!心配しんよ!!思い出してやるけん!!僕は!豪兄の弟の椋だよ!!!」

豪「うん?リョウ…あぁ、スポーツを全くやらない内田家の恥のやつか…お前がなんでこんなところにいるんだ?WBCの日本代表の応援か?」

内田「違うよ!僕は!今大会の日本代表の現4番だ!!」

と、内田がいうと豪は

豪「お前レベルが代表…どれだけ日本のレベルが下がったんだ!!日本プロ野球界もな!はっはははは」

そこへ…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~53話 衝突!!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/19 23:38  No. 54    
       
ザッ…

大引「何処が…レベルが低いだって!リョウの兄貴だか知らんが!俺ら日本代表を馬鹿にするのは早すぎやしねぇ〜か?」

内田「大引さん!!」

そこへ続々と…
飯田「そうだ!僕達を舐めるな!」
川井「あぁ!そうですよ!僕達だってここまで勝ち残ったんだ!」
長谷川「こいつ…高校の時の達也よりたちが悪な…」
魁「こいつは、アメリカで最もたちが悪いやつだから…」

豪「ほぅ…日本代表喫しの主力メンバー様ではありませんか…」

豪は日本代表主力メンバーに皮肉をぶつけた…

大引「こいつが無能か!一打席勝負して見たらどうだ!俺は、こいつは仲間で頼りになるやつだと思ってる!」

〜〜〜〜
大引が言った通りに内田と豪は一打席勝負をすることなった…

内田はMyバットの一刀両断を思いっきり握りしめた…

シュッ…

豪は初球から幾多のバット…選手の心をへし折ってきた豪速球を投げた

ズバァァァァァァーーーーーン

内田は初球は空振り

チギィ

二球目はなんとかカットしバットに当てれた…

豪(うん…カットをするか…でも!お前は無能だ…これで全てを終わりにしてやる!お前の野球人生!お前との関係もな!!)

今迄以上に威圧が掛かった球を投げた豪…
球は悪魔が取り憑いているかのような色んなものを吸い上げるかのような球威だった…

ダンッ

内田は思いっきり足を引き上げ…あの伝説のフォームをとった…あの日本球界の名選手のフォームの様…

大引「あれは!完全な王の一本足打法!!」

ダンッ

内田はかなり力を名一杯溜め込んでこれ以上のパワーは無いと言わんばかりだった…最後の一球にかけるのであった…

ガンッ

内田「オラァァァァァダァァァァァァ!!」

ベキベキッ

ブォォォォォォォンッ

内田は振り切ったが…

ドンッ

無残にもボールはそのまま壁に当たっていた…
捕手がいなかったため壁に投げていた…
なかなか折れないという…四字熟語バットは見るも無残に粉々に粉砕していた…

豪「だから…お前は無能なんだよ…」

と、豪はいいこの場を去っていた…

次回!リョウに異変?どうした!?
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~54話 リョウの異変…  名前:ウッチー  日時: 2013/08/20 00:00  No. 55    
       
ポツポツ…

雨がポツポツと降り始め…10秒後には土砂降りとなった…

ザァァァ…

大引「リョウ…」

内田はあの後跪き…長い間…態勢を変えてない
大引がゆっくりと内田の元へと歩いて行き…

大引「リョウ…決勝でやり返そうぜ!お前は無能なんかじゃない!もう日本球界の中軸だ!奴のいう事は気にするな!」

と、大引は内田を励まそうとした…で、内田の顔を覗き込むと…

内田「くそぉぉぉ〜……くそぉっ!!」

泣きながらずっと同じことを言っていた…
内田は基本的に明るくあまり泣く事はなかった…大引も内田が泣く所は初めて見る。

大引「リョウ……雨に濡れたら風邪ひくぞ…ホテルに帰ろうぜ」

大引がそう内田にいっても内田には届いていなかった…

内田「どうせ…どうせ…僕なんか、無能な人間だよ」

大引が内田が言い切った瞬間!内田に向かって走り…内田の近くにいったら内田の胸ぐらを思いっきり握り持ち上げた…

大引「いつまで!!うじうじと、してんだよ!!たかが!一打席勝負だ!!打ち取られたからってお前は泣くのか!!今まで同じ事はあっただろ!!決勝戦がある!その時にやり返せばいいじゃねぇーかよ!!バットを折られたからか!?幸太だって、あの四字熟語バットは3本目だぞ!!また!作り直せばいいじゃないか!!」

と、大引は大きな声で内田にいった…
それに対して内田はというと…ようやく、大引の事を聞いた様でその事について話し始めた…

内田「そんなんじゃありませんよ…バットは消耗品…って、ことはわかってます…なんか…なんか…心にぽっかりと穴が空いた様な感じがするんです…こんな感情は初めてです…これが挫折っていうものなんですかね…」

と、内田は返した…
で、大引はゆっくりと内田を下ろし胸ぐらから手を離した

大引「挫折か…確かに、お前はこれまでなんでも思い通りにきたからな…どんな奴でも挫折はする…俺だってしたことはある!お前の性格の明るさでそんなもん!早く乗り越えろよ!」

と、大引からの言葉に…
内田はまた泣いてしまった…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~55話 内田の治療!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/20 13:03  No. 56    
       
今日は、時差ボケをとるための練習をすることなった…

内田と大引、川井、魁、達也、長谷川はバッティング練習となった…

ブンッ ブンッ ブンッ

内田はまず初めに素振りを始めた

カキィィン カキィィン

大引と伊藤兄弟、長谷川は豪快なバッティングを見てせいた…川井も広角に打ち分けていた

で、内田の番が回ってきた

ガシャァン

149kmのストレートが、まず初めに出てきた

スカッ…

その後…最初のを合わして50球をやったが…2球しかうてなかった…それと、それから安打になったのは1本だけ…しかも単打だった…

大引「どうした…リョウ」

と、大引が内田に話した…

内田「なんか…バットを振るのが怖いんです…それに、野球に対しての何かが湧き出てこないんです…おとといまであったものが…」

内田がいうには野球は大好きだが…得体のしれないものがまとわりついてるみたいな感じだと言っていた…

〜〜〜〜〜
黒田監督「そうか…なら!リョウお前には!決勝まで休養してもらう!それまでに!以前みたいなパワフルな野球ができるまで回復しろ!」


ついでに北大路、真田、樋口も内田の手助けをしろと言われ…4人は日本へと帰っていた…そこへ…

前田「俺にも手伝わせろよ♪俺は決勝での登板だからな!」
大引「俺も不安があるからな!一緒にやってやるぜ」

内田「マエケンさん!大引さん!!」

と、主力の選手も内田の手伝いをしてくれることなった…

大洲学園時代の部員仲間を集めた…

カァァァァーーーン

内田「懐かしいね…このメンツで練習をするのも」

このメンツとは
北大路、真田、樋口、内田、神山、道國、獅子、芳野、田中、富士、藍間、榎、柳田、原田、矢代、三神、波留、猿山、金井、佐藤、藤田のことである。

藍間「内田先輩!早くきてくださいよ〜」

と、藍間が声をかけた

内田「わかったよ!夏奈ちゃん!」
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~56話 キューバ戦  名前:ウッチー  日時: 2013/08/20 23:55 修正1回 No. 57    
       
内田が日本で治療中(心のケア)をしているうちに…
決勝ラウンドが始まった…

黒田監督「今日は!キューバだ!キューバは我ら日本代表の宿敵でもある…絶対勝って…打倒アメリカだ!」

日本代表のオーダー

1番 中 飯田 海翔
2番 右 川井 隆浩
3番 二 伊藤 魁
4番 三 長谷川 幸太
5番 遊 伊藤 達也
6番 左 山城 一徳
7番 D 堂林 翔太
8番 捕 藤宮 透
9番 一 雨竜 智一
P 沢村 瞬一

川井「す、凄い…打線ですね…」

川井はオーダーを見て驚いた

飯田「一度爆発すると止まらんぞ!このメンツだと…」

飯田もびっくりしていた…
クリーンラップは魁斗さんの小説のKing nineのキャラが、陣取った…

キューバのオーダー

1番 中 秦漢腺 友晴
2番 左 万能時 卓
3番 一 ナユマット・ナバ
4番 捕 谷崎 潤
5番 遊 レスター・ガブリエル
6番 右 マナリィ・ナマヲ
7番 三 グレイター・スバリ
8番 二 アレックス・サムス
9番 D マレット・マリス
P 期裏腕 券


川井「気のせいだろうか…日本人率高くないですか?」

と、川井が飯田に行った…

飯田「しかも、見覚えのある名前が2つほど…」

飯田がいう見覚えのある名前とは秦漢腺と谷崎のことである…14年も前に飯田と大引が戦ったことのあるコピー選手。10年も前に解雇されこっちに移民していた様だ…

そんなこんなで、試合が始まった…
キューバの一番はもちろん秦漢腺である…飯田のコピーだといったが…あれから14年も経っており…飯田がどれだけ成長したのか知らない秦漢腺…

ス…

大島「いきなり!セーフティだ!」

ガコンッ

秦漢腺はサードに転がしたが長谷川が思いっきり突っ込んできて捕球しそのままファーストに送球した…

パンッ

一塁審「アウト!!!」

まずは、一つアウトを取った…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~57話 キューバ戦2  名前:ウッチー  日時: 2013/08/21 21:52 修正1回 No. 58    
       
アナウンス「2番 左翼手 万能時 背番号 07」

川井(ば、万能時だって!?)

川井は、万能時のことを知っているだ…
で、川井は万能時が打ち始める前に動いた

カキィィィン

沢村「しまった!!!」

パシィ

大島「なんと!川井!打球を読んでいました!!ライトフライ!!」


三番は三振に打ち取りチェンジとなった…

で、日本代表の一番はこの人…飯田だ!

飯田は初球の内角低めに入るスライダーを綺麗なフォームでセンターに打ち返した…

カァァァァン

ギュゥゥゥゥゥゥーーーーン

秦漢腺はダイビングキャッチを試みた…
だが、秦漢腺は驚いた…

秦漢腺(な!?ここで、さらに打球のスピードが伸びた!?)

スサァァァァァーーー

秦漢腺のグローブにかすらずにフェンスダイレクトになった…

飯田はフェンスダイレクトのスリーベースヒットを放った…

次は、Mr.万能くんの川井の打順である。

川井(……リョウと大引さんの分まで俺が打つ!!)

川井には高めの外角へのストレートを思いっきり振った…

ガゴォォォォーーーーン

レフトの前席に叩き込んだ!

JAP 2-0 CUB

その後、クリーンラップの3人にも右翼へのホームランが生まれ…1回に5得点を追加した。

で、その後…3者凡退でチェンジとなった。

2回は、キューバは谷崎からの打順であった。

谷崎はライトに流した打球を打ったが

大島「これは!入ったでしょう!!!これは、まちがいなぁぁぁーーーい!!」

大島の実況しているその時!!

ビッビュゥゥゥゥゥーーーーン

ボールは急にスピードを落としてライトの真上でフラフラとなっていた…

ドンッ
ポスッ

大島「谷崎!海風の強い風によりかなり押され、ライトフライに打ち取られました!」

先程の風は風速17M/sと台風の平均と同じ

で、今は…ライトからホームへ30Mの暴風がふいている…

川井(やべ…力いれてないと飛ばされるぞ…)

川井は足に力をいれた
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~58話 キューバのガブリエル  名前:ウッチー  日時: 2013/08/22 20:44  No. 59    
       
アナウンス「5番 遊撃手 レスター・ガブリエル 背番号 54」

ガブリエルのコールがなったあと…キューバ代表の応援席から大歓声が巻き起こった!!

川井(ガブリエルって、確か…スプラッシュヒッターと言われる男だ!!)

でも、川井は安心したライトからホームまで30Mの暴風が吹いているからだ…
で、沢村は外角真ん中に152kmのストレートを投げ込んだ…

ポチャ…ン

大島「は、は、は、入ったぁぁぁ!!!しかも!スプラッシュ・ヒット!!!これで、祭りなど合わした通算は19本目!!」

強烈な海風をもろともしない特大アーチで追撃を開始した、キューバだが…その後…暴風に阻まれこれ以上のランナーは出なかった…
日本代表打線は三者凡退に打ち取られた…
飯田や川井が「ボールが少しシュート方向にムービングした」と話していた。
勿論、キューバも三者凡退だった…

さらに試合が動いたのは5回の日本代表の攻撃であった

3番の伊藤 魁からであった…

JAP 5-1 CUB

ストレートを思い切り振ったが…
勢いがあるがフェンスダイレクトで上に上がりフラフラと落ちてきた…

大島「おー!!フェンスダイレクト!!伊藤魁!速いぞ!もう二塁を蹴った!!」

魁は三塁でストップ!

4番の長谷川 幸太にノーアウト三塁のチャンスで回ってきた…

長谷川(ここは…確実に点が欲しいな…あれを久しぶりに使うか…)

長谷川が久しぶりに使うモノは何なのか?
愛用の電光石火を携えて打席に立った

シュッ!!

魁(多分…あれは超集中力だろう…)

これもライト方向に強烈に飛んで行った…
神は日本代表を味方している様だ…

川井「あれだけの暴風がやんだ!うわっ!次は!ホームからライトへの暴風!?」

次はホームからライトへの32Mの暴風が吹いている。

ポチャ……ン

大島「スプラッシュ・ヒット!!しかも!181M弾!!追加点となるツーラン!!これで!日本!7点目!!」

しかも!猛打が光ってなんと!アメリカの16打者連続本塁打を更新する勢いで16打者連続本塁打を記録している。ここで、この回17打者目となる川井が打席に立った…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~59話 決勝進出!!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/22 23:29  No. 60    
       
川井(アメリカをおどかしてやる!!すぐ塗り替えるぞ!!おれで17打者連続本塁打だ!!)

シュッ

キューバの投手陣はホームランを16連続で打ち込まれて完全崩壊していた…

カキィィィィーーーン

大島「入ったぁ!!何とこれで!17打者連続本塁打だ!!しかもしかも!17打者連続スプラッシュ・ヒット!!」

その後、クリーンラップもホームランを打ち20打者連続本塁打を記録…主力である内田、大引なしてこれだけとは…キューバもダメージも大きい…
その後、沢村は5番のガブリエルに三打席連続のホームランを打たれたが、キューバを完全に抑えて勝った…

JAP 25-3 CUB

5回コールドで勝ち…決勝へと駒を進めた…


ガブリエル「くそっ!!皆…済まね…俺がもっと打ってたら…」

ガブリエルは泣いていた…

谷崎「お前は悪くねぇ…俺のリードが悪かっただけだ…日本が俺らより強かっただけだ…すんなり、帰ろ…母国へ」
秦漢腺「あぁ、そうだ、でも、ガブリエル…お前は、この大会で変わった…本当のキューバの主砲だよ…」

そう、ガブリエルは大会初期は自分の結果だけを考えたプレーしかしてなかった…でも、アメリカ戦でそれじゃだめだと気づき…チームが勝てるプレーをし始めた


〜〜〜〜〜〜
ホテル…


川井「疲れた!!」

川井は自分の部屋に戻る時に、飯田と話していた

飯田「そうだな…でも、アメリカ戦でもこれでやれるといいな」

??「そうだな…俺らがいなくても凄い点数で勝ったみたいだな」
??「川井さんも飯田さんも凄かったですよ!!」

声がする方へ顔を向けた川井と飯田

川井・飯田「大引さんに、リョウ!!」

大引「よっ!」

川井「いつ、こっちに戻ってたんですか?」

と、川井が質問した

大引「あぁ、今日だ!試合はスタンドで見てたぜ!」
内田「まぁ、監督には戻ってることはいったから…でも、僕らはキューバ戦は休養しろっていわれたから…出れなかったんだ!」

と、内田と大引が詳しく説明した?

川井「で、リョウ…治ったのか?あれは…」

そう、リョウはイップスにかかっており治療のために日本に戻っていた…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~60話 治療の成果  名前:ウッチー  日時: 2013/08/22 23:51  No. 61    
       
近くの河川についた…内田ら…

内田「えっと!マエケンさん、お願いします!」

と、成果を見せるためのピッチャーは前田を指名した…

前田「おう!!まかしとけ!」

と、ふと内田は…バットバックからあるモノを取り出した…

スッーーーー

川井「それって?まさか!?」
内田「そうですよ!これは、一刀両断の改良版!折れにくくコーティングされて、真芯の部分も広く…長打が出やすなったバットです!」

内田が取り出したのは一刀両断・改であった…

前田は大きく振りかぶり…体全体のバネを使いど真ん中へと投げ込んだ…



ポーーーーン

ボールは軽く250Mを超えただろうか?
その前に、スウィング音が聞こえなかった…

川井「え?飯田さん…スウィング音聞こえました?」
飯田「聞こえんかったぞ…」

と、内田が…

内田「思いっきり振って騒音を出す振り方よりこっちの方が打ちやすかったんです…居合斬りの如く素早く…アサシンの様に静かに!を追求して見ました!」

と、なんだか必殺技的なモノまで完成させていた…

川井(なんか…凄いスウィング)

内田のイップスを直したきっかけは…前田や藍間、真田、北大路にあった…この投手陣の速球は仲間に安心…夢などを与えてくれる球だった…そして、大引の名言があり…で、持ち前の明るさで完全復活を果たした…

大引の名言とは
「お前は、チームに勇気を与える存在でもある。そんなお前が不調だったらチームだって不調になっちまう!それほど、お前はチームに欠かせない一ピースなんだ…俺は信じてるぜ!お前の実力を!!お前は無能じゃない!!俺らを信じろ!!」

と、大引がいい…何だか気が楽になった内田…それが復帰のカギになり〜その後…直ぐに前田の210kmの球も打ち返せる程にレベルアップしていた…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~61話 最終決戦!アメリカ戦!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/23 12:20  No. 62    
       
ついに、決勝当日…

黒田監督「よし!!これが!最終決戦のオーダーだ!!」


1番 中 飯田 海翔
2番 右 川井 隆浩
3番 三 長谷川 幸太
4番 捕 大引 健太
5番 左 内田 椋
6番 二 伊藤 魁
7番 遊 伊藤 達也
8番 一 雨竜 智一
9番 D 堂林 翔太
P 前田 健太

??「ヨシ!コレデ、イクゾ」

アメリカオーダー

1番 右 マックス・サムス
2番 二 フラック・アントニオ
3番 遊 ターナド・プレッシャー
4番 一 アレックス・ラミノス
5番 三 サダハル・スイス
6番 中 イチロー・スミス
7番 二 ノートン・ミッシェル
8番 捕 ビード・スミカルン
9番 D ヒット・ノーラン
P 内田 豪


川井「アメリカのオーダーもすごいですね!」
内田「そうですね!」

川井と内田がアメリカのオーダーを見て話している

大引「俺らの力を合わせれば…かてるさ!!」

内田(豪兄…決着をつけるよ!)

〜〜〜〜〜〜〜〜

豪(うん?あいつ…まだ、野球をやるのか…次は、徹底的に叩きのめす…)

と、豪はいった…

サムス「おっ!リョー戻ってたのか!あいつらと戦うの楽しみだぜ!」

と、子供みたいにはしゃぐサムス…これが、サムスのいいところでもある。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

黒田監督「北大路!ちょっとこい!」

北大路は黒田監督に呼ばれた

北大路「なんですか?」
黒田監督「今日、リリーフで登板してくれないか?」

と、北大路をリリーフで使いたいのことであった

北大路「は、はいっ!!」

と、色々あったが試合開始がもうすぐだ
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~62話 最終決戦!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/23 20:39  No. 63    
       
日本代表は円陣をするために固まっていた。

川井「これが、最後ですね!!」

と、川井がいった。

前田「俺が投げて無失点抑えるぜ♪」
飯田「僕は、絶対に塁に出る!!」
大引「俺は!絶対にホームランを打つ!!」
内田「僕は!大引さんよりホームランを打つぞ!!」
日本代表ナイン「それは、無理だ!」

と、内田の言葉に対してナインは大笑いした。

内田「みんな、酷いよぉ〜」

と、内田は酷いといった。

大引「おちゃらけは、このぐらいで!絶対に勝つぞ!」
日本代表ナイン「オッーーーーー!!!」

ダッ…

日本代表は守備についた…

1分後…アメリカの1番 サムスがコールされた

アナウンス「1回の表 1番 右翼手 マックス・サムス!背番号29」

サムス「大引!俺らが勝つからな!健太の球を俺は知ってるからな!」

大引「今の健太はサムスさんが知ってる健太じゃありませんよ!」

と、大引はサムスにいった。

サムス「なにが、違うんだ!?」

大引(じゃ、みせますよ!健太!全力で低めにストレートだ!!)

コクンッ

シュッ

ギュゴォォォォォォーーーーン

ズドォォォォォーーーーン

サムス(な!?は、速いぞ…)

スピードメーターは215km/hを示していた
会場は特にアメリカの応援スタンドが騒然となっていた。

「ナンダヨ!215ッテ!ソンナ球!ゴウ・ウチダも投ゲナイゾ」

〜〜〜〜〜〜〜
滅多に三振をしないサムスも前田の速さには追いつけず三振に喫した


??「ドウダッタ、俺ガ…初メ二育テタ投手ハ」
サムス「?」

と、ハッハハハ…と笑いながらアメリカの監督はこいった…

??「俺ハ、2006年カラ2009年マデ広島デ、監督ヲシテタンダ!マァ、2年間ダケダガナ!」
サムス「へ〜、ブラウン監督は、健太がルーキーの時の監督だったんですね!」

アメリカの監督は現(この小説で)海外スカウトのマーティ・ブラウンだった。
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~63話 最終決戦!2  名前:ウッチー  日時: 2013/08/25 23:40  No. 64    
       
前田は1回、超強力打線のアメリカを3者連続奪三振でまずは、マウンドを降りた
で、日本の攻撃…

アナウンス「1回の裏 日本の攻撃は 1番!中堅手 飯田 背番号21」

日本の切り込み隊長 飯田がコールされた


飯田(たしか、あいつはリョウの兄貴っていってたな…バットをへし折る球威か…金以来のやつか?なら!出始めは…)

と、豪の豪速球と金のΣを同じと考えた飯田はあの構えをとった

スッ

サムス(な!?セーフティ!?)

さらに、飯田は…

飯田(ただのセーフティじゃないよ!プッシュバントだ)

ゴツン

ポンポンポン…

早いスピードでサード方面へとボールが転がって行く…
サードがとった時には、飯田はベースに辿り着いていた

川井「飯田さん!!すごいです!!」

ザッ…

川井はバッターボックスに入った…
で、黒田監督からはバントのサインが出ていた

対する豪は、プレートにまだ足をかけてなかった

スッ…

大島「やはり、ここは送ってくるてしょう!」

その時!

パァァーーーン

トンッ

大島「な、な、なんと!!飯田!さされましたぁぁ!豪!ノーモーションで刺しました!」

大引(そうか!牽制は足をプレートから外してたらどうやってでも良かったんだ!それを、すっかり忘れてたぜ…)

と、大引もビックリする牽制球だった…
その後…川井はキャッチャーフライ…
長谷川は、ピッチャーゴロで打ち取られた…

その後回は進んだ…4回まで前田と豪の投手戦となり、お互いに無失点の好投を見せていた(前田はノーヒット)

5回の裏

大引(これを使ってみるか…臥薪嘗胆を!!)

長谷川「大引さんってどれだけ四字熟語バット持ってるですか?それ、臥薪嘗胆ですよね?」
内田「前にも、不撓不屈っていうバット使ってましたよね?」

大引は、長谷川と内田に詳しく話した

大引「うちの親父大引 成留が3本の四字熟語バットを愛用してたんだ…で、引退して俺が引き継いだってわけだ!もう一本以心伝心というバットがあるんだが、あれは、俺でもなかなか使いこなせないんだ!」

と、大引がいって内田は驚いた…
大引さんでも使いこないのものがあるとは思ってもいなかったためだ。
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~64話 最終決戦!3  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 21:16  No. 65    
       
大引は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)を握り締め右バッターボックスへと入っていた。

大引(ホームランじゃなくてもいい!安打だ!安打を打って!リョウや後続につなぐぞ!!)

いつもは、長くバットを持つ大引だったが短く持った。

豪はまだ4回を投げて42球を投げて被安打1と素晴らしい投球をみせていた。

シュッ!!

豪が投げたストレートは大引の胸元付近を通過するストライクのボールだった。

大引(ッ!危ない!だが!退く訳には、いかなあかんだぁ!!)

カキィィィィィーーーン

大引は123マイル(198km)を退きもせず、コンパクトに振って、大きいあたりになり…右中間のフェンスに思いっきり当たった!

ダンッ

大引は、ファーストを蹴ってセカンドへと向かった。
すぐに、守備の名手サムスがボールに追いつき、セカンドへ送球した。(サムスの送球は、捕球した時にファースト蹴った時に投げたら、飯田クラスの走者は刺せないが、カープ(小説内)の石井孝徳レベルは刺せる)


大島「セカンドに鋭い送球が帰ってくる!!!」

大引「うおぉぉぉぉぉ!!!」

大引は、チームためならホームラン・長打(ツーベス)・バント・犠牲フライは、やってきたが…これをするのは、多分始めてだろう…

ズサァァァァァッーーーーーー

大島「大引!!渾身のヘッドスライディング!!セーフか?アウトか?どっちだぁぁ!!」

本当に際どかった…アウトと言われてもおかしくないタイミングだった。

二塁審「……セーーーーフッ!!」

大引は、いつもはあまり出さないが、出した時より更に大きい声で…

大引「シャァァァァァァァァァァァッ!!!」

次の打席…因縁の兄弟対決第2打席目となる。
一打席目は、内田はファーストゴロ

大引「タイム!お願いします!」

大引はタイムを取り…大引家に伝わる「以心伝心」を内田に渡した…大引はリョウなら使えこなせるだろうと考えた様だ…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~65話 最終決戦!4  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 21:50  No. 66    
       
内田は、心でこうつぶやいた…

内田(お願いします。以心伝心…僕に力を貸してください…)

と、何処からともなく、内田の心の中につぶやく声が聞こえた

??(よかろう…ぬしに力を貸そう…成留の息子の仲間とあれば…儂も全力で力を貸そうではないか)

と、内田ビックリした…
内田(あ、ありがとうございます!で、貴方は?)

と、内田は聞き返した

以心伝心(儂か?儂は、この以心伝心に住む聖霊じゃ!他のバットにも住んでおるぞ!このバットは、儂の声を聞こえないと普通のバットじゃ!今のぬしなら、このバットをフルで使えるはずじゃ!)

と、以心伝心に住む聖霊がいった。

内田は単純だったためそれを信じた…

そして、又しても豪の200kmのストレートが内角高めを襲う…
カキィィィィィィィーーー

内田が打った打球は直ぐさまレフト最奥に飛んで行った。しかも…

大島「抜けた!抜けた!前進守備が裏目に出た!!大引!楽々、ホームイン!!打った!内田もサードへ向かう!!タイムリースリーベースヒット!!」

なんと、先制をあげたのは日本代表だった!しかも、依然にノーアウト三塁!!
次の魁は、サード線ギリギリの所にバントでボールを転がし…内田を生還させワンアウト無塁となった

JAP 2-0 USA

大興奮の日本代表だったが…それが絶望に変わったのが7回の表だった。今試合、6回を投げて71球被安打0の前田がフォアボールを筆頭に崩れ始めた

パァン

審判「ボール!フォア!」

大島「押し出しぃぃ!!アメリカこれで!この回5点目!!」

まだ、ワンアウト満塁だった。

黒田監督が動いた…リリーフを送った…

アナウンス「ピッチャー前田に代わりまして…北大路!背番号20」

と、これまで先発を任されていた北大路がコールされた!(北大路は高校時代にリリーフの経験あり)

ナインは騒然となった。

前田は肩で息をしながらいった
前田「た、頼むぜ♪裕司…この日本の皆の気持ちが乗った球を…これ以上!スタンドに運ばせるな!」

と、前田が言った…それに対して北大路は

北大路「はいっ!!」

と、威勢良く答えた
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~66話 最終決戦!5  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 22:24  No. 67    
       
北大路が、この一打が出ればもう逆転はきつくなるピンチの中…リリーフで登板!!

北大路(俺だって!日本で調整をして…更にピッチングに磨きをかけたんだぜ?それに、欠点を解消したしな)

北大路の欠点というと…色んな人(コメントしてくれる人)が不安定要素と遅過ぎる超スローカーブをあげていた…

北大路(あれから、俺は…血が滲むほど…投げ込んだ…そして、完成したぜ!俺の新球種!!)

対するは、打者一巡してサムスに戻っていた

大引が指定した球種も北大路がいう球だった…
北大路は、大きく振りかぶって…何時ものストレート以上の腕を振り落とした

グググググ…
スパァァァーーーーン

審判「ストライィーーーク!!」

と、北大路が投げたカーブに球場が驚いていた

大島「速い!なんと!北大路が投げました、カーブ!スピードガンには159kmが記録されています!!」

そう、北大路がいった新球種はあの不安定要素だった超スローカーブを元に変化量はそのままでスピードだけを極限までに上げたカーブ(Fカーブと命名)
その、FカーブとSFフォークとストレートを使いこなして…たまには、スライダーなど緩い玉を混ぜながら2者連続三振に打ち取り…ピンチを脱した…


その後、8回まで投手が頑張り…9回の表までで
JAP 2-5 USA と、3点ビハインドがついていた。

打順は、7番の伊藤達也からだった…
だが、豪も疲れが見え始めていた…これまで82球を投げている。豪、その後のピッチャーから逆転を狙える大チャンスが巡ろうとしていた。あと13球だが三球三者連続三振に打ち取られたら…変わることもなくゲームセット…簡単な計算で5人目でピッチャー交代となる。
その疲れか…豪が投げた球は154kmだったが、達也の肘に当たってしまった…

達也(ッ!!)

直ぐ出てきたのは…兄の魁だった
魁「達也!!大丈夫か!?」

と、無茶をする達也だが今回は素直に
達也「兄貴…俺は、もう無理だ…肘がかなり痛ぇ…」

負傷した達也に代わって代走として大村蓮之助が送られた…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~67話 最終決戦!6  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 23:00  No. 68    
       
なんと、豪はスタミナ切れなのか?3点差あったのが1点差に縮まった…

豪 投球内容
8回 4失点 4自失点 5死球(四球は無) 87球

この投球内容を見て大引は不自然だと思った…

大引(やつぐらいだと、9回に入って…5連続デットボールっておかしすぎる…)

と、考え事をしているうちに…立ち直ってきた豪に三球三振に打ち取られた長谷川が帰っていた…

しかも、その大引もさっきまで5者連続デットボールをしてたピッチャーかという凄いピッチングで三球三振に打ち取られた…

で、また…この男に回ってきた…
(まじで、お約束ですみません)

今回の打席は、一刀両断を手に持ち打席に立った内田…最後の打席ぐらいMyバットで閉めたいようだ…

豪「ようやく!これで!最後だ!!一打でれば、お前ら…日本の勝ち!俺がうち取れば!俺の勝ちだ!!この状況を作るの大変だったぜ…」

なんと、豪はこの対決を作り出すためにわざと…5者連続デットボールをしていた…

豪「今度こそ…お前を捻り潰してやるわ!!」
内田「僕は、絶対に負けないぞ!!!」

この兄弟対決でこの試合の勝敗が左右されることになってしまった…


凛(兄貴…豪兄…)

栗原「リョウ!!こんな所で三振はするなよ!!」
富士「そうだぞ!落ち着いていけ!!」
道國「まあ、あいつなら…」
結衣「そうですね!」
芳野「フンッ!あの馬鹿は、なんで…こんな、場面によく出てくるんだ」
健太「はは、そうだな!でも、その打棒で俺らは救われてんだ!」
柳田「ぐぉぉ!!(寝てます)」
藍間「先輩!起きてくださいよ!」
三神「相変わらずですね!何処でも寝る癖」

この対決を凛とKing nineの清千学園の野球部(魁と長谷川と一緒に戦ったメンバー)と、伊藤兄弟の妹雅もきていた…鯉の陣のナックルボーラーのニヤケ…、カープ全員(1軍メンバー)、内田達と共に戦った大洲学園の野球部メンバーがきてくれていた!

と、スタンドが騒がしくなってきた…

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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~68話 皆の声援  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 23:34  No. 69    
       
??「おうおう!しけてんな!俺がいないとダメか?」
??「言い過ぎですよ…井浦さん」

と聞き覚えのある声が2つ…

井浦「しかねーだろ!森田!!」
森田「はぁ…」

と、内田は…
内田「井浦さん!森田さん!!大丈夫ですか!?」

と、井浦と森田は大丈夫と答えた

ベンチからも…

沢村「皆!君の後ろにずっとついてるよ!!」
雨竜「頼むぞ!リョウ!!」
冴島「ルーキー!!やっちまえ!!」
工藤「兄貴に一発かましてやれ!!」
樋口「お前とオレ!5年の付き合いだ!お前がこの場面で打てることはオレがわかってるさ!!」
今村「そうだ!自分のプレーをしろ!」
カズ「打てなかったら俺が承知しねぇーぜ!」
長谷川「ナインの皆の分…打ってくれ!」
魁「負傷した達也の分まで頼む!打ってくれよ!」
達也「俺の分も頼むぞ!」
大引「よし!やっちまえ!!」

と、ベンチから檄が飛んだ

倉田「そうだ!!お前ならできる!!」

ベンチメンバー「え?倉田いたの…」

日本代表メンバーは倉田の存在を今まで忘れていた…
倉田「クソ作者!」

ランナーの面々からも…
サードランナーの堂林

堂林「お前は凄い!立った1年でここまでくるなんてな!そのお前ならできる」

セカンドランナーの飯田

飯田「長打じゃなくてもいい!単打でもいいぞ!僕が!走って!生還する!!」

ファーストランナーの川井

川井「俺ら鯉魂を見せてやろうぜ!!最弱から最強へなって行った…あの時代の鯉のように…強敵という…滝を登って行こう!お前ならできる!!滝を登れる程の力がある!!やっちまえ!!」

そして、凛からも…

凛「兄貴!!あんな!人をけなすような豪兄なんて!やっつちゃえ!!お願い!打って!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

内田(みんな…ありがとう!!皆が、僕を信じてくれている…なら!!!それに、答えてこそ!!本物の一流だ!そして、男ってもんだろ!!)


スタンド上段…

城山「奴は、凄いな…5年前まで最弱だったのに今は…あの北大路や樋口に肩を…いや、それ以上かもな…」
獅子「まだまだだッぜ!漢として!!」
野村謙「奴をカープに連れてきて良かったよ」

と、大御所3人が話していた…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~69話 決着!!  名前:ウッチー  日時: 2013/08/26 23:54  No. 70    
       
と、皆に押されたかのように…内田の目はいつも以上に燃えて…輝いていた

内田「豪兄!!本当に!この打席で最後だよ!」

対する豪は…

豪「あぁ!これで最後だ!リョウ!」

と、この言葉から内田は何かを感じ取った…

シュッ!
カキィン
ドンッ

シュッ
カキィィィン
ドゴォォォーーーン


カキィィン
ガシャァァァァーーーーン

大島「内田ここまで!3球連続ファウルで粘ってます!」


決着がついたのは…豪の今試合100球目だった…

豪「ハァハァ…ハァハァ…ま、負けて…たまるか…」

と、豪は完全に肩で息をしていた

豪「これで…最後にしてやる!全力でねじ伏せてやるよ!!」

シュッ!

ギュゴォォォォォォォーーーーーン

内田(どんだけ、焦ってんだよ!豪兄…豪兄は、この試合…ストレートしか投げてないじゃん!変化球もすごいと思ってたのに…)

内田は迷いもなく全力でボールを振り抜いた…
すぐ…内田はバットをヒョイと投げて、歩き始めた…

飛んで行った先は…ライト方向であった…ゆうゆうとライトスタンドを超えてさらにぐんぐん伸びて行った…微かに…遠くでぽちゃんという音が聞こえた…その瞬間!!日本代表ベンチ・応援スタンドが沸いた

「うぉぉぉ!!!!!」

大引「まじか!!やってくれたぜ!」
達也「あぁ…」

涙を吹く魁…
魁「すげ…よ、あの投手から230Mの超特大ホームランを放つなんて…」

で、日本代表ナインは…サードを蹴った内田の帰りを待っていた…ホームを踏んだ瞬間…ベンチから全員が飛びてできた…

恒例となった内田のヘルメット叩きが始まり…毎度お馴染み内田の胴上げ…その後、監督の胴上げが始まった…

凄い歓喜が翌朝も残っていた…

翌朝…豪から内田に電話がかかってきた…内容は、お前と本気でやり合うために何年もかけてあの性格を作り上げた…でも、敗れて清々しい…ずっと、家族の事は大好きだったよのことだった…

僕らは、その後帰国…直ぐに僕の2年目となるシーズンが始まった







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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~70話 大引の引退  名前:ウッチー  日時: 2013/08/27 00:01  No. 71    
       
僕らが驚いたのは…オールスターが終わった翌日に…大引さんから引退宣言を聞いたことだった…大引さんももう35歳なり、まだやると思うが…次の世代にバトンタッチする為に引退を表明…
大引家に伝わる3本の内2本は飯田さんと川井さんに渡した。飯田さんには、以心伝心を…川井さんには臥薪嘗胆を渡したという…

大引さんの引退試合は…日本シリーズの優勝がかかる日に決定…いや、僕らが最後の年も有終の美で引退させようと、川井さんや飯田さん、北大路と話し合って決めたことだ

僕らは、今年も見事優勝し、日本一になった

で、カープの伝説の男 大引 健太の現役人生に幕が降りた…
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ロックされています   Re: 下克上!!~WBC編~最終話 未来へ  名前:ウッチー  日時: 2013/08/27 00:12  No. 72    
       
内田「はいっ!これで!下克上~WBC編~は終了!!」
前田「それにしても、色々あったな♪」
大引「俺はすぐに戻ってくるぞ!コーチとしてな!」

飯田「それなら!バッティングを教えてください!」
川井「飯田さんずるい!俺も教えてくださいね!大引さん!」

長谷川「この話で四字熟語バットが4本も出てくるなんてすごかったな…」
魁「どれも凄かったな!大引さん達!アメリカに遊びに来たときは、俺らがあんなするよ!」
達也「兄貴!勝手に決めるな!」

豪「はっははっ!楽しそうだね!俺も案内するぞ!」
凛「良かった!豪兄がいつもの豪兄にもどって!」


内田「でも、悲報があるんだ!この僕!内田椋は、このWBC編を以って主人公を引退します!」

全員「え?」

内田「次の主人公はこの人!!」

巡「どうも!巡 祀です!」

北大路「ま、祀君が新主人公!?」

と、全員驚愕していた…

魁・達也「俺らは、直ぐに!」
長谷川・大引「戻ってくるからな!!」
川井・飯田「それまで!!」
凛・豪「お別れになるけど!」
北大路・前田「心配するなよ♪」
内田「それまで!また、いつか!」

全員「じゃあね〜〜〜〜〜」
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