Re: 下克上!!~高校野球編2~17話 祀の作戦 名前:ウッチー 日時: 2013/09/10 20:09 No. 17
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祀「よし!!!行ってくるぜ!!」
祀はいい…堂々と右バッターボックスへと入っていた。
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昨晩…
祀「明日の先発は抑えのエースの皆戸先輩だろう…6回まで安打も無く投げ続けたら…どうなる?」
と、祀は…他の一年に問いかけた… 他の一年は悩んだが…須賀眞が直ぐに答えた。
須賀眞「そうか!!最低でも7回ぐらいにはスタミナ切れになる!!」
他の一年もあぁ〜〜という顔をした。
祀「そう!多分、何事もなかったら…7回でスタミナ切れになるはずだ!!そう狙い目は7回!それまで…ヒットを打つな!!」
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皆戸(ハァハァ…次は、ストレートかぁ…)
皆戸の身体中から汗が大量に出ていた。勿論、手も汗をかいていた。皆戸はゆっくりと投球へと移った。
スルッ…
皆戸(しまっ…)
手の汗で球が滑り…祭りの方へとボールが飛んで行った。
ドコッ
審判「デッドボール!!」
デッドボールにより、ノーアウト満塁のピンチになってしまった。 流石にやばいと思い…矢野は皆戸の元へといった。
矢野「皆戸!大丈夫か?」
深く深呼吸をしながら皆戸は答えた。
皆戸「大丈夫だ…汗で滑っただけだ…これから、立て直すよ」
と、いい矢野を追い返した。 矢野は心になあにかが詰まったような気持ちになったが、渋々と自分の守備位置へと戻った。
皆戸(省エネモードだ!)
が、投げた球はど真ん中へと行き…間滝に満塁ホームランを打たれた。ここで、皆戸は交代され…2番手として先発のエース 神崎 疾(かんざき はやと)がマウンドに上がった。 だが、皆戸から続く悪い流れを断ち切れず…5番 栗原には四球…6番 山井にはツーベースヒットを打たれ、ノーアウト二、三塁となってしまった。 続く一年軍の大チャンスに7番 名廼崎が打席に立つのだった。
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