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映画スレ  名前： 邪宗院  日時： 2013/06/19 22:12            どうも。最近映画にハマっております。勿論、撮る方ではなく、見る方です。 時間がないないと言い訳を続けてきたのですが、ちょっと無駄な時間を省いてスケジュール管理をしたら、一日一本、長いものなら二日で一本くらいの映画を見られる時間を確保できるようになりました。 前置きはこれくらいにしまして……このスレは面白い映画や話題の映画を批評し紹介し合うスレです。 皆さまが見て良いと思った映画、印象に残った映画などをご紹介ください。 需要がなくなれば私がひたすら映画を批評し続けるスレになります。

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Re: 映画スレ  名前：レオン  日時: 2013/06/20 21:31  No. 1             1コメ！ ボーン・シリーズをお勧めします 個人的にスプレマシー・アルティメイタムが好きです。 臨場感・緊張感・スピーディーさを存分に味わえると思います

Re: 映画スレ  名前：安仁屋 恵壹@スマホ投稿  日時: 2013/06/20 23:59  No. 2             2コメ!! ダイハード4.0をおすすめします!! 見ててスカッとします!! やっぱダイハードは最高です!!

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/21 09:19  No. 3             >>1 １コメダ！ ボーンシリーズは実はレガシーしか見たことがありません（こんなやつは他にいないはずだ！） シリーズものだという事は知っているので時間を見て他のも拝見したいと思います。 確かにアクションのキレや臨場感はなかなか迫力のあるものでした。 >>2 むむっ……こちらはダイハードですか！ ダイハードは２までしか見たことないんですが面白いですよね。 おすすめの4.0は３を見てから見てみます。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/21 22:44  No. 4             映画レビューのためのテンプレを作りました。 ご活用ください。 【タイトル】映画のタイトルを記入して下さい 【公開】公開年を記入して下さい 【監督】監督名を記入して下さい 【出演】出演俳優を２〜３名程度記入して下さい 【脚本】脚本の出来、ストーリーの良し悪しなど　２０点満点 【演技】配役、役者の演技など　２０点満点 【演出】カメラワーク等の演出について　２０点満点 【美術】セットや小道具のリアルさ、作り込みの度合い　２０点満点 【音楽】選曲、使うタイミング、音楽そのものの出来　２０点満点 【計】上記５項目の合計。１００点満点 【あらすじ】簡単なあらすじを記入して下さい（ネタバレ注意） 【コメント】印象に残っている点、是非着目したい点、良かった悪かったなどの感想、ご自由にお書きください。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/21 23:01  No. 5             早速レビューを。 折角だから野球を題材とした映画を。 【タイトル】逆境ナイン 【公開】2005年 【監督】羽住英一郎 【出演】玉山鉄二、田中直樹、藤岡弘、 【脚本】18点 【演技】18点 【演出】17点 【美術】15点 【音楽】18点 【計】86点 【あらすじ】 校長から部の廃部を言い渡された全力学園野球部キャプテンの不屈闘志。野球部は万年一回戦敗退の常連であったが、甲子園出場を誓ってしまう。その上、次々と離脱する部員に己の怪我と様々な逆境にぶつかっていくのだが、それを持ち前の不屈の闘志とポジティブな精神で乗り越えていく。 【コメント】 原作は炎の漫画家・島本和彦の同名作品。監督は海猿シリーズの羽住英一郎。 熱くて笑える。あの原作をよくぞこれほどのクオリティで映画にできたなと感心。これぞ島本漫画の世界！ 劇場で２回ほど見たのだが、要所のシーンでは館内が爆笑の渦に包まれて、なんだかほっこりとした気分に。 笑えるだけでなく、不条理でありながらにして熱いシーンはしっかりとあり、スポ魂映画としてもしっかりと楽しめる出来となっている。 ぶっ飛んだ脚本（原作）でありながら、それを演じる出演者たちの演技も素晴らしい！ 見て損はしないので、一度はご覧になって欲しい。

Re: 映画スレ  名前：はっち  日時: 2013/06/21 23:42  No. 6             『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 　心が抉られる映画を撮らせれば，トリアーは頭一つ抜けていると思います。 　交錯する「嘘」の中で，傷つきながらも主人公セルマが絶対に曲げない息子への利他主義。しかし，そのセルマ自身も守りたいもののために，決してほめられはしない嘘を重ねています。この映画で感じた，人に対する嫌悪や同情はずっとぼくのなかに残ると思います…。思い出せば4秒で落ち込めます。 　この映画を観て，嘘をなくそうだとか，人は信じられないだとか，そんな単調なメッセージは野暮でしょう。ただただ悲しいかな，古典的ながらも，愛情が一番引き立つのは悲劇のなかに落とし込むことなのでしょうな〜 ※感受性が強い方の視聴は決してお勧めしません。観た後，二日はふさぎ込みます。

Re: 映画スレ  名前：はっち  日時: 2013/06/21 23:55  No. 7             『ドッグヴィル』 　ニコール・キッドマン主演のトリアー作品。確かR15です。 　道徳とは何か。人として踏み外してはいけない道とは何か。その村には，「万人を赦そう」と無条件の寛容さをもって，神を目指した女の抱えた最大の傲慢がありました。 　次作の『マンダレイ』（R18）も併せて，ヒトの暗部に耐性がある方のみにおすすめします。繰り返しますが，トリアーはえぐい。 　 　ストーリーはさておき，撮り方がとっても斬新です。「映画好き」ならば賛否両論でしょうが，演技の基礎に「舞台」を据える方ならば楽しめるのではないでしょうか。

Re: 映画スレ  名前：レオン  日時: 2013/06/22 14:30 修正1回 No. 8             >>7 ドッグヴィルはだいぶ前にＢＳで見ましたが、かなり衝撃でした・・ 人の持つその空気の怖さとそれが住人に感染していく様がよく描かれています。 見終わった後ちょっと、気分が悪くなりましたよ・・ どこかに「町」というセットを作ったようにしてあったのを覚えています。

Re: 映画スレ  名前：はっち  日時: 2013/06/23 01:54  No. 9             >>8人の持つその空気の怖さとそれが住人に感染していく様 　 　感染とはかなり楽観的ですね。罪と人間性を切り離してお考えの模様。対して，ぼくはあの村にあったものは「人間」だと思います。 　あの村の人々は，少なからず僕ら観客の立場からあの事件にかかわっていくのではないでしょうか。だからこそ，トリアーはえぐい。 　神の無条件寛容に甘えて我々はいつしか罪を犯し，罰によって裁かれる。 　この場合の，というよりいつだって，「神」は記号にすぎません。上位構造の記号。ですから『ドッグヴィル』が宗教的な映画だと言いたいわけではありません。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/23 10:21  No. 10             >>7 ギャングの女も村人も、皆偽善者。 しかしそれは映画の中の人物だけではなく、観客である私たちにも当てはまる。 誰もが己の罪には無頓着で人の罪を責めることに快楽を見出し、誰の中にも傲慢さが存在する。 はっちさんの仰る通り、人の暗部を的確に描いた作品であるかと思います。 あえて善なる部分、救いとなり得る部分を描き入れることなく、ギャング女に裁きを実行させたあたり、本当にエグイなと。 宗教的テイストを前面に押し出すことも可能であったとは思いますが、特にそれは感じられませんでした。 舞台的な演出はさほど気にはなりませんでした。可もなく不可もなく。

Re: 映画スレ  名前：はっち  日時: 2013/06/23 15:47  No. 11             >>10 >>あえて善なる部分、救いとなり得る部分を描き入れることなく、 　トリアーは散らかしてはおかずに，「救い」となりうる部分を描いたと思いますよ。罪に対する正当な裁きこそが「善」であり「救い」でしょう。罪は罰によって罪たりえるのですから。ラストシーンでどこか話が整理整頓された感があるのは，加罰によって罪がきちんと確立されたためです。 >>ギャングの女も村人も、皆偽善者 　それも典型的な言い草ですが，その「偽善者」が意味するものは案外不確かでは？もしや善行に「本心」をご所望ですか？自分自身の本心すら存在が霞のようで危ういものなのに。 　 　どうでもいい話なんですが，私は「偽善」の使い方にはいつも引っかかります。だって，偽善が言葉通り「偽りの善行」であって，糾弾されるべきなのは，それが実際は搾取に繋がる時でしょう？つまり詐欺です。 　ところが，おそらく邪宗院さんを含め，善行を目的ではなく方法として利用する人間を「偽善者」と呼び，蔑む風潮は確かにあります。この映画の人々をはじめ，大抵の善行は確かに他人を利する妥当なものです。ぼくには，「偽善者」が良いことをしている人に使う典型的な中傷の記号のように思えて仕方ないのです。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/23 18:12  No. 12             >>11 ふむ。そう言う捉え方もありますか。 善が何かについて論じてしまうと、少なくともこの映画の中では絶対的な善の基準というものが存在しませんし、善に対する観念というものは多様に存在しますので、どうしてもそのあたりの捉え方は人それぞれになるのかとは思います。 >>その「偽善者」が意味するものは案外不確かでは？ 仰る通り、善の基準というものが曖昧なのですから、偽善というものに関して明確な基準も存在しません。 皆罪びとである、と書こうかとも思いましたが、罪（と罰）に対する考え方も人によりそれぞれですので、あえてそこは言葉をかえました。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/23 18:21  No. 13             【タイトル】十三人の刺客 【公開】2010年 【監督】三池崇史 【出演】役所広司、山田孝之 【脚本】18点 【演技】18点 【演出】17点 【美術】15点 【音楽】15点 【計】83点 【コメント】 1963年公開の同名映画のリメイク。 殆どがアクションシーンで、只管画面に血が飛び出し続ける。多少耐性があっても気持ち悪くなるほど。 刺客側も敵側も余計なドラマはほとんどなく、そのおかげで物語のテンポは良い。 稲垣吾郎の非道な暴君役がなかなか合っており、それだけでも見る価値はある。 刀一本で何人もの敵を斬り倒したり、200人近い敵に13人で挑んだり……色々とぶっ飛んだシーは多いが、それをエンターテイメントとして楽しむ自信のある方にはお勧めしたい。

Re: 映画スレ  名前：邪宗院  日時: 2013/06/23 18:34  No. 14             【タイトル】スワロウテイル 【公開】1996年 【監督】岩井俊二 【出演】三上博史、CHARA、伊藤歩 【脚本】14点 【演技】19点 【演出】18点 【美術】18点 【音楽】20点 【計】89点 【コメント】 舞台となるのは日本のどこかに存在する多国籍都市・円都（イェン・タウン） 物語の中では日本語、英語、中国語などが入り乱れて飛び交い、混沌とした裏社会の様子が独特の雰囲気で描かれる。そういった不思議な雰囲気を作らせたら岩井俊二の右に出る者はいないであろう。 ただ、本当に雰囲気だけの感覚的な映画なので、好みは大きく分かれる作品。 劇中でCHARA演じるグリコが歌う「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」は公開と同時にCDをリリース。オリコンチャート1位を獲得した。興味があればこちらも聴いてみるといいかも。

Re: 映画スレ  名前：安仁屋 恵壹@スマホ投稿  日時: 2013/07/22 15:46  No. 15             ワールドウォーZが個人的に楽しみです!!

Re: 映画スレ  名前：iuiu  日時: 2013/07/22 22:17  No. 16             ぼくは終戦のエンペラーが楽しみです

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