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ロックされています  King nine  名前: 魁斗  日時: 2013/05/04 13:33 修正5回   
      
小説始めます
そのうち、感想スレ作るので
感想はそちらにどうぞ


書き残した事を書こうと思います。
書き残した事と言ってもドラフト終了直後の事を少し書くだけですが…w
記事修正  スレッド再開
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/21 18:04  No. 58    
       
今北「ちょ!とまれ!所山!」

所山「えっ!?」

実は所山は超がつく程の鈍足
3塁を回ろうとしたところを
今北に止められた

金子(ふぅ…こんなところで回ってくるなんてな…)

金子は今日ノーヒットだ
しかし、全て三振

魁(金子…お前のフルスイングは長嶋茂雄にも匹敵している…いや、それ以上かもしれない…)

長嶋茂雄はスイングでヘルメットがとれてしまったという、話がある

金子(全打席三振なんて、みっともねぇ!
  俺は6番として、絶対塁に出る!)

ビュッ!

金子(うぉぉぉぉぉ!!)

ブゥン!!

主審「ストライク!」

ビュッ!

金子(らぁぁあぁ!!)

ブゥン!!!

魁「(スイングしていきながらスイングが速くなっている…タイミングを合わせさえすれば…)タイム!)

金子「なんだよ、伊藤」

魁「タイミングを合わせて振るんだ
  お前のスイングはチーム1
  当たれば外野まで飛ぶさ」

金子「わかった」

そして…

ビュッ!

金子(タイミング…タイミング!)

カッキィィィン!!

打球は右中間へ
今北が帰ればさよなら
所山はもうホームへ帰っていた

銭形(おらぁぁぁぁ!)


ドギュゥゥゥン!

今北(おらあぁぁ)

だっだっだっだっだっだ…

今北の足と、銭形の肩
勝つのはどっちだ?

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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/22 17:57  No. 59    
       
ズザァァァ
バシンっ

今北がホームでスライディングしたタイミングと
斎藤がボールを捕ったタイミングはまったく同じなだった

そして…

主審「アウト!!」

今北「くっそ!」

金子「あ…あぁ…」

続く岡野だが…?

主審「バッタアウッ!」

三振に終わった

続く岡本も…

主審「バッタアウッ!」

同点になり一気にツーアウト

続くバッターには、打撃はまったく期待できない小南

小南(僕が…なんとか塁に出て長谷川君に回すんだ!)

しかし、やはりそんなに甘くなかった

ビュッ

ブンッ

ビュッ

ブンッ

もう追い込まれ、ツーストライク
ここで、小南がホームベースに頭をかなり近づけた

落合(ほぉ…あいつ、かなりのガッツあるやないか)

小南(デットボールでも…何でもいいから…塁に…)

そして…

ビュッ!

四田「危ない!薫!」

ゴンッ!!

本当にボールは小南の頭に当たってしまった

魁「おい!、大丈夫か小南!」

小南「うん…大丈夫…長谷川君…お願い…」

長谷川「おう…まかせろ!」

ピッチャーにはまた銭形が上がる

長谷川(よし…今度こそ…!)
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/22 18:54  No. 60    
       
斎藤「銭形、投球練習は大丈夫か?」

銭形「ええ、さっき思いっきり投げたんで…」


長谷川「舞…打つからな…!」

舞「うん…お願いね!」


斎藤はホームに戻り、長谷川が打席に立った


銭形(この試合は負けてもいい…あんたとの勝負に勝つ!)

グググ…

ビュッ!!


長谷川(ストレート!)

カッキィィィン!!!!

打球はレフトポール際へ

魁「行った…!勝ったんだ!」

銭形「行くな…行くな…行くなぁぁ!」

清千学園の誰もが勝ちを予測した…
だが…

「ファール!!」

長谷川(まぁいいや…簡単に決まると面白くない…どうせなら、スラーブじゃないと…)


ビュッ!

長谷川(チェンジアップ!!)

コキン!

「ファール!」

長谷川「(次は、スラーブか?…久しぶりにあのバット使うか…)タイムお願いします!」

あのバットとは何のことだろう

長谷川「舞、あのバットあるか?」

舞「あのバットって…まさか、『電光石火』を使うの?」

長谷川「ああ…使う…」

舞「はい…どうぞ」

長谷川「ありがとう…」


銭形「っ!」

ブンッ!!!

カキっ

「ファール!」

ビュッ!

カキンッ!

「ファール!」

長谷川(どうした?スラーブを投げてこい!)

銭形(じゃあ、投げてやりますよ!)


グググ…

銭形「おらぁぁ」

グォォォ

長谷川「おらぁあああ!」

カッキィィィン!

銭形「んな!?」

「ファール!」


舞「あれは…」

魁「超集中力…だな…」

四田「中学時代も何回かなってたな」

超集中力とは、長谷川幸太が打席で
野球の事しか考えなくなるという集中力を超えた
集中力の事である

今北「確か、球の回転なんか簡単に分かるとか言ってたな」

魁「今のあいつなら絶対打てる!」


銭形(次で決める!)

長谷川(次で終わらせる)


グググ…

銭形「おらぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ビュッ!!!!

長谷川「っ!!」

ブンッ!

カッキィィィン!!

打球はぐんぐん伸びてゆき…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/22 20:41  No. 61    
       
バコォォォン!
パリパリ…

銭形「ははは…」

打球はなんと、センターの電光掲示板へ
しかもガラスを割ってしまった

魁「嘘だろ…」

長谷川「あーあ、バットもう使えねぇや…舞、捨てといてくれ。」

舞「あ、はい…」

長谷川はバットを置き、ゆっくりと走って行った


銭形はずっとセンター方向を見つめている

斎藤「銭形…切り替えろ!2点差がなんだ!?逆転すりゃいい!」

銭形「そうっすよね…わかりました…」

銭形は四田をレフトフライに抑えた

逆転しようと、頑張ろうとする一之宮高校だったが…

小南「っ!」

すっ…

ブンッ

主審「ストライクバッターアウト!ゲームセット!」

小南が抑え、スリーアウト
清千学園が見事に逆転勝利で試合に勝利した
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/23 17:18  No. 62    
       
主審「礼!」

「ありがとうございました!」


「おい、銭形。ちょっと来いよ」

銭形「…なんですか?」

「いいから来いって」

銭形が一之宮高校の部員に連れ去られていく

長谷川「んあ?」

その光景をこの試合のヒーローである、長谷川が見ていた


銭形「なんなんですか…」

「お前…よくも打たれてくれたなぁ」

「中3のくせに調子乗ってんじゃねぇぞ…」

どうやら、打たれた銭形に暴言を吐いているようだ

銭形「あのねぇ…あんたらが6点以上とってたら
いいんでしょ?点取ったの俺と斎藤さんだけじゃないすか」

「うるせえ!!ちょっとこらしめないとダメみたいだな…おらぁ!」

その時…

「おい!辞めろ!」

銭形「あ…長谷川さん…後、相手のセカンドの…」

魁「伊藤だ」


長谷川「あんたら、何してんだ?」

魁「俺らが高野連に言ったらお前ら、対外試合禁止だぜ?」

「ち…」

銭形「…俺…決めました…一之宮高校じゃなくて
清千学園に入りますよ!スラーブで…全国制覇を目指します!」

魁「銭形…来年の春…待っているぞ…」



落合「帰るでぇ」


清千学園の長い、夏合宿が終わった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/25 07:05  No. 63    
       
ブロォォォォン

四田「おえぇぇ…」

雅「大丈夫なの?四田さん」

四田「雅ちゃん…ありが…と…」

四田は皆さんが知っているように
車に酔いやすいのだ
酔い止めは飲んでいるらしいがまったく効かないらしい

長谷川「おい、四田、持ってる酔い止め全部飲め」

四田「おう…わかっ…た…」

四田は持っている酔い止めをすべて飲んだ
これでしばらくは大丈夫だろう
しかし、10分後

四田「おえぇぇぇぇぇ」

記事修正  削除

ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/25 12:30  No. 64    
       
次回より、タイトル付けます
記事修正  削除

ロックされています   Re: King nine 〜高校1年生編〜電光石火  名前:魁斗  日時: 2013/05/25 12:54  No. 65    
       
舞「ねえ、幸ちゃん。電光石火折れたけどどうす
るの?」

長谷川「あー何にも考えてなかったよ。ま、銭形ほど球威のある球だったらしょうがないか」

舞「またバット職人の人達に作ってもらうように
頼んどくね」

長谷川「ああ、よろしく頼む」


さてさて、あの兄弟はどうなっているのだろう

雅「ホームラン打ったの?凄いねー兄貴」

魁「ああ、どん詰まりだったけどな。伸びて行ってはいったんだ」

雅「へぇ…がんばってね、兄貴!」

魁「ああ!」

雅(あれ、なんだろ…なんか変な感じが…)

この時、雅に起こる異変には、だれも気付いていなかった…

1時間後…

四田「やっと着いたのか…」

落合「明日から授業も始まるし、皆宿題しときや」

魁「やべ、忘れてた…帰ったらやろう…」

翌日…

「おっはよー」
「久しぶりー」
「焼けたねー」

こんなことを言いながら生徒たちは登校してきた

しかし、魁が来ない…


雅「起きろや、ごらぁぁぁ!!」

魁「ごべばぁ!?」

今日も雅は、兄の魁の腹にグーパンチした

雅「すいません、長谷川さん、兄貴もう来ますから…」

そして…

魁「すまん、長谷川…」

長谷川「遅いんだよこのやロー!」

そういって、長谷川は思いっきり魁にキックした
前にもあったが、いつもこのようなことが毎朝続いている

登校中…

魁「なぁ、長谷川ー、俺ら中1からずっと同じクラスなんだぜ?そろそろ、幸太、魁って呼び合おうぜ」

長谷川「まーそうだな、そうするか!」

魁「よし、遅刻するぞ、速く行こうぜ幸太!」

長谷川「ああ、行くぞ魁!」

二人の友情がさらに深まった時だった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校1年生編〜朝会  名前:魁斗  日時: 2013/05/26 10:25  No. 66    
       
キーンコーンカーンコーン…

魁「ぎゃぁ!」

長谷川「てめぇ魁! お前のせいで遅れたじゃね
ぇか!」

魁「すまねぇ幸太…」


教師「こらぁ!、伊藤、長谷川!さっさと教室に
入らんか!」

魁・長谷川「ひぇぇぇぇぇ!」

やはり、二人は遅刻したようだ


教師「はい、というわけで皆揃ったな?朝会に行くぞ」

「ぐへぇ…」
「また理事長と校長の長い長い話聞くのか…」

なぜ生徒達は朝会を嫌うのだろう
それは、夏休み前の朝会
生徒一同はクーラーのない、体育館で
理事長と校長の話を聞いていた

理事長「えー、その一つの何としてー…」

四田(話が長いんだよ!)

所山(ちょっと待て…校長の話が…)


そして20分間にわたる話が終わり…


校長「今日はね、暑いんでね。短くします」

3年生生徒(そういっていつも長いだろぉぉ)


校長「えーね、うーんそのね…暑いですからね
その一つの体調管理を、そしていわゆる熱射病にねならないようにね、しっかり気を付けて…」


そしてやっと長い長い朝会が終わった


そして、昼休み…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜入りたくて  名前:魁斗  日時: 2013/05/28 18:18  No. 67    
       
テクテクテク…

四田「♪♪〜♪」
現在、昼休み
四田が口笛を吹きながら散歩をしている

四田「暑いなぁ…」
現在の気温は40度近い
当り前だろう

四田「今日は速めにおわろ…ん?」

バンッ

四田「誰だろ…壁当てしてる…薫にしてはでかすぎるし…話掛けてみるか」

バンッ

四田「あの〜こんなところで壁当てなんて何してるんですか?」

???「いや、その、や、野球部に入りたくて!」

四田「あ、そうなんですか、じゃあ付いてきて」

???「(あ!いきなりだったからとっさに考えて嘘言っちゃった!)いや、違っ」

四田「いきますよ」

本当に野球部に入るのだろうか?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/30 19:34  No. 68    
       
しばらくして、四田は魁のもとにやってきた

四田「おい、伊藤。この人入部希望者だってよ」

???「いや、ほんとは入りたくなくて…」

魁「おお、そうか!じゃあ、今日の放課後に部室
に来てくれ!」

???「はっはい…」


入部希望者は放課後に、部室に来ることになった

〜放課後〜

釜江「えっと、入部することになったぁ…釜江信也です…よろしくお願いします…」

落合「ん、ほな、練習や。ノック、フリーバッティングをさきにやってもらう」

釜江「はーい…」


カキンッ!

魁(なんで俺がノックなんて…)


釜江「うぉぉぉ」

テーン

落合「ん?」

カキンッ

テーン

なんと、まさかの二球連続でトンネルをしていた

釜江「いや…ははは!バッティングなら…」

小南(僕が投げるんだ…100`ぐらいかな?)

ビュッ

小南が投げた球に、釜江は…

ブンッ!

四田「え…」

なんと、バットとボールが40センチ以上離れていた。これには、メンバーも…

所山(ぎゃはははは!)

今北(はははは!)


釜江「嘘じゃん…真面目にやってるのに…ピッチングなら!」

四田(俺が受けるのか…審判の頭の上にボールいったりしないだろうな…)

しかし…

ドパァン!

四田「うぉ…」

落合「あとは、変化球やな…」

釜江の速球は130`近く出ているだろう

ビュッ

四田(おお、スローカーブ!)

パシッ

つづいて…

ビュッ

ククッ

四田(スライダー!)

釜江「へへっ」

四田「釜江さん、凄いっすね!特にスライダー!」

釜江「いやぁ、けがする前はもっとすごかったんだぜ! 肘を故障しちまってよぉ。今はチェンジアップに磨きをかけてんだ!(また嘘を…)」

四田「じゃぁチェンジアップを…」

シュッ

パシッ

四田(最高だ…)
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ロックされています   Re: King nine〜高校1年生編〜 練習終了  名前:魁斗  日時: 2013/06/01 12:43  No. 69    
       
釜江が、ピッチングをした後、実戦感覚でのシートノックを行ったが、やはり釜江はトンネルの連発だった

魁「釜江さんって、2年ですよね?」

釜江「そうだけど…」

魁「じゃあ、釜江先輩ですね!」

長谷川「いや、兄貴のほうがいいだろ」

四田「よろしくっす、兄貴!」

釜江の事は、兄貴と呼ぶことになった


落合「さてと、帰るかぁ」

校長「落合先生、ちょっと…」

落合「あの事でっか…」

落合は、校長室へ、校長と向かっていった


魁「いくぞ、幸太」

長谷川「へいへい」

二人は、帰る時はいつも一緒に帰る


長谷川「あのよぉ、釜江兄貴って野球やったことあんのかな」

魁「130キロぐらいの球投げれるんだぜ?しかも、
完成しているようなチェンジアップまでなげるんだぞ?」

長谷川「さっさと帰ろうぜ。雅ちゃんにボコボコにされんぜ」

魁「そうだな…行こう…」

二人は走って帰って行った
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ロックされています   Re: King nine〜高校1年生編〜 ぼべばぁ!?  名前:魁斗  日時: 2013/06/03 19:16  No. 70    
       
ガチャッ

魁「ただいまー」

雅「遅いんじゃゴラぁぁ!」

バコンッ

魁「ぼべばぁ!?」

魁は、やはり妹の雅にぼこぼこにされた
ちなみに、このようなことは魁が寝坊などをした時に行われる

魁「なぁ…頼むからやめて…」

雅「じゃあ、もっと速く帰ってきてね♪」

ちなみに、雅は5年生の頃から魁が、寝坊した時
にボコボコにしている

翌朝…

ぴぴぴぴぴぴ…
目覚まし時計がなっているが魁は起きない

がちゃっ

雅「おらおらおらおらおら!」

魁「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

やはり、魁はぼこぼこにされた

がちゃ

魁「いってきます…」

長谷川「遅いんだよぉおぉ!」

ばこっ

魁「ホントもうやめてください…」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校1年生編〜また…   名前:魁斗  日時: 2013/06/05 20:30  No. 71    
       
キーンコーンカーンコーン・・・

長谷川「あーあ、また遅れた。」

魁「すまない…」


「こらぁ!、何しとるか、伊藤、長谷川!」

魁・長谷川「ぎゃあああ!!」


何時間か経ち、昼休み…

四田「ったく、お前らもっとはやく来いよな」

長谷川「しょうがないだろ、魁がはやく来ないんだ」

魁「朝には弱いんだよ〜」

魁は、真面目な口調で言わず少しふざけたような口調で話した。
ちなみに、四田と長谷川と魁は同じクラスだ

魁「…それでよーあいつがさー…」

担任「おい、伊藤。落合先生が部室に来いと言っていたぞ。」

魁「え?、あ、はい。わかりました」

長谷川「なんだろうな。」

四田「キャプテン変更のおしらせだったりして…」

魁「なんでだよ!まあ、行ってくるよ」

魁は、落合に呼び出され部室に向かった


魁「失礼しまーす」

落合「おう、来たか。主将のお前だけには話そうとおもっとったんや。」

魁「はい…」

落合「実はなぁ…」

魁「え!?…本当ですか…?」

落合「おう、すまんなぁ…」

果たして、主将である魁に話したこととは…?
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ロックされています   Re: King nine〜高校1年生編〜 なんでだよ  名前:魁斗  日時: 2013/06/08 12:10  No. 72    
       
魁「くそ…なんでなんだよ…!」
魁は、少々震えながら教室に歩いていく

魁(こっから頑張って行こうって時に…!)

魁(くそ…こんな時に限って何て言う青空だ…)

ガララッ

魁はしばらくし、教室に戻ってきた。

四田「お、帰ってきたな。何だったんだよ」

魁「…怒らないでくれよ…?」

長谷川「おい、魁。何震えてんだよ」

魁「ああ、すまん。言うのが怖くてな。今日の部活で言うよ」
魁の心臓は、かなり速く鼓動していた。
それはさっきまでだ。
今は、部活でさっきの事を言うことになったので
正常に鼓動している。

〜授業中〜

魁(なんでこの時期なんだ?もっと遅くてもいいだろう…大事な時期になんで…)

四田(あいつ、全然授業に集中出来てないじゃん。かなりの事があったんだろうな)

そして、授業が終わり部活
魁の心臓は、また速く鼓動している

〜部室〜

魁「えーと、皆いるな?今からかなり重要なことを話す」

皆の目線は魁に集中した。
ここで、魁の心臓の鼓動はもっと速くなった。

魁「え〜、落合監督は秋の大会をもって、監督を退任するそうだ。」

魁はこの事を言った瞬間、足が動かなくなった。

長谷川(やっぱり、そんなことだったか…)

四田「どういうことなんだよ、伊藤!なんでやめるんだよ!」

魁「プロ野球の球団、阪神タイガースの監督になることになったらしい…」

四田「なんなんだよ、そんな無責任な理由…ゆるさねぇぞ…俺は絶対ゆr」

所山「うるせえ!なら、気持ちいい辞め方させてやればいい!秋の大会優勝するんだ!優勝すれば
俺達センバツ確定だろうが!」

長谷川「所山の言うとおりだぞ、四田。そんなこと言うなら練習だ」

矢部「そうでやんす!おいらの怪我もはやく治して皆でセンバツ出ようでやんす!」

魁「さ、行こうぜ」

ガチャッ

部員達は部室を出て行った
そして、落合を甲子園に連れていくと決意したのだった



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ロックされています   Re: King nine〜高校1年生編〜 頑張れ!  名前:魁斗  日時: 2013/06/08 16:48 修正1回 No. 73    
       
魁「もういっちょー!!」

カァン

長谷川「ナイキャッチ!」

落合(なんや、あいつ等…今日は一段と気合はいっとる…)

カァン
現在の練習はシートノック
選手たちは、春の選抜出場に向けいつもと違う気合いを入れ、ノックを行っている。

落合(伊藤…お前やな…)

落合「おし、ノック終了!バッティング!釜江が投げろ!」

釜江「はい!」

――――――
そんなこんなで練習が終わった
そして月日が流れ……


落合「さてと、スタメンの発表や。ホワイトボードみろ」
この日は秋季大会本番
今から、スタメンの発表が行われる

1番センター矢部
2番キャッチャー四田
3番セカンド魁
4番サード長谷川
5番ファースト所山
6番ショート今北
7番レフト金子
8番ライト岡野
9番ピッチャー小南

落合「よしゃ、頑張れ!」
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ロックされています   Re: King nine  名前:魁斗  日時: 2013/06/09 18:38  No. 74    
       
魁「さてと、相手は堀海高校か…」
堀海高校は清千学園の初めての練習試合の相手だ。

四田「あの様子じゃまだ俺らを舐めてるみたいだな。相変わらず腹が立つ奴らだぜ。ったくよぉ」

なんと、相手はノックもしていないのだ。
しかも、キャッチボールすらしていない。

魁「そういうのは試合で出すんだ。腹をたたせても仕方がないさ。」

そんなこんなでプレイボールだ


長谷川「なんだ、相手の監督。ビデオとってやがる。」

魁「どうせあれだろ。どっかの漫画にあったじゃん。記録ビデオだろ。春夏連覇の道、みたいな」

長谷川「そんじゃあ、コールド勝ちするか。矢部、頑張れー」

矢部「やんす!」

(けけけ…俺の球を見て驚くなよぉ…へへへ)

矢部(なんでやんすかこの球…打ちごろの棒だまでやんす!)

カキィン!

打球はセンター前へ。ヒットとなった。

四田「よっしゃ、いいぞ矢部!」

金子「続けよ四田!」
しかし…

スッ―――
四田はバントの構えをとった

金子「ってなんだよ、おもしろくねぇなぁ!」
所山「打てー四田!」

四田「うるせぇな…最初からバントなんてしませよ!!」
なんと、四田はバットを戻しヒッティング。
バスターだ。

カキン!

これも三遊間へ。またヒットだ。

魁「俺も…」

なんと、魁までがヒット。続く長谷川に関しては…

カッキィィィィン!!!!!!

満塁ホームランだ
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ロックされています   Re: King nine 〜高校1年生編〜 食べもの  名前:魁斗  日時: 2013/06/11 19:02 修正2回 No. 75    
       
魁「うーん…何を食べればあんな飛ばせるんだろうか…」

長谷川「特にないけど…」

魁「まあいいや、ナイスバッティン!!」

長谷川「いえーい」

四田「もっと喜べよ…ホームラン打ったんだからさ」

魁「そうだよ、喜べよ…ん?所山打ったのか?」

所山「だれも見てないし…」
所山はヒットを打ったが誰にも見てもらえていなかった。

(くそ…インコースだ…当てるつもりで投げてやる!)

しかし、この考えは甘かった。
今北は大のインコース好きなのだから。

今北(ははは!余裕余裕!)
カッキィン!

三塁線へ強烈な打球が飛んでいく。打球の速さはまるでミサイルのようだ。

結局、この回8得点
スリーアウトでチェンジ
続いては守りだ。

内野陣はマウンドに集まった。

四田「さてと、舐めてる奴らを口止めするのは、
お前だぜ。」

小南「うん…まかせて…」

内野陣はマウンドを離れ、それぞれの守備位置に戻った。

四田(さーてと、この回は9球で終わるぞ)

小南(わかった…)

ビュッ!ククッ

バシンッ

(んなぁ…こいつ、Vすらだけなんじゃ…)

そして、次の一球…小南は球場全体を驚かせた。

どっぱぁぁぁん!!!

四田(イッテぇ…球速何`だ?)

観客1「おい、140キロだってよ…」

観客2「マジかよ…」

他校偵察者1「おい、あいつ名前なんだ!?小南薫?無名の選手じゃないか!」

四田「はぁ!?140!?」

落合「あれが怪物って言うんやなぁ…この高校には長谷川と、小南っていう二人の怪物がいることなるんか…」

結局三者三振。この後小南が投げたストレートは全て140近い速度だった。

そして、回が少し進み3回の裏。
小南がある記録を打ち立てた

四田(うし…あと一人で九者連続三振だ!ストレートで決めるぞ!)

バシン!
バシン!

小南(あと一球で…)

ビュッ!

(速ぇ…怖い怖い怖い!)

ドパァン!

9人目のバッターが三振
小南は9者連続三振を達成した。

落合「よしよし、小南、ようやった!!4回からは釜江に投げてもらう!ええな?」

小南「はい…十分です…」

次の回は釜江が投げる
記事修正  削除

ロックされています   Re: King nine〜高校1年生編〜 鬼のよう  名前:魁斗  日時: 2013/06/12 18:48 修正1回 No. 76    
       
相手監督「くぅ…もうビデオなんか捕るか!」
相手監督は鋭い眼をして清千学園ベンチを睨みつけていた。その顔はまるで鬼のようだ。

魁「ははは!見てみろよ相手監督の顔!鬼じゃねぇか!」

長谷川「ふん…そんなの面白くねぇ…さっさと守備に付くぞ。」
この回は3者凡退だった。

魁「ああ、わかってるよ…でもさ、お前最近怖くないか?」

長谷川「これが普通だ…」

落合「おい!はよ守備行け!」

このまま6回表まで釜江のナイスピッチングが続いた。

そして6回裏…
先頭バッターは四田。

四田(さてと…そろそろ普通に打たせてくれよな…全打席バントしたんだからさ…)

ビュッ!

四田(ホントに棒球だなコレ…こんなのがよくエースになれるよ…)

カキン!

打球は三遊間へ抜けた。
ヒットだ。

落合(よーしよーしナイスバッティング!…サインはバントやったんやけどな…)

続くバッターは3番の魁だ

魁(ささ、たまには大きいの狙うかな)

ビュッ

魁(うぉお、ど真ん中!!)

カッキィン!

打球はぐんぐん伸びていった。
しかし、魁はパワーが普通なのでノビはライト方向に飛んでいくにつれ伸びなくなってきた

(へっへっへっへ…普通に捕れる球じゃねぇか…)

そういって相手のライトは天に向かってグラブを突き出した。だが打球もまた伸びて…

ゴンッ
打球はライトスタンドの電信柱にあたった。
ホームランだ。

魁(いえーい!!!)
そう心で言った魁は拳を天に突き上げた
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ロックされています   Re: King nine おめでとう  名前:魁斗  日時: 2013/06/16 13:44 修正1回 No. 77    
       
魁「一回戦突破おめでとぉぉ!」

魁は、ホームに帰ってくるなり大きな声でこの事を言ってきた。
6回の時点で10点差だったのでコールド勝ちをしたからだろう。

しかし、大きな声を出しているのは魁だけではない。

四田「よっしゃぁぁぁぁぁ、俺いえーい!」

所山「お前がホームラン打ったわけじゃないよね。」

四田「いいんだよ!俺もヒット打ったんだ!」

こんなムードが覚めない中、長谷川はこの場に居なかった。
いないと思った魁はふとベンチを見たがベンチにも居なかった。

魁(幸太の野郎…さきに帰ったのか?)

選手たちは、五分程経ってからベンチに戻ってきた。

落合「おい、伊藤。長谷川はもう帰りよったぞ。」

魁「やっぱりですか…」

落合「一回解散して3時から練習しようと思ってるんやけど長谷川に伝えてなかったんや…
お前が伝えといてくれ」

魁「わかりました…」

魁「みんな!今日は3時から練習する事になった。
一度解散して3時に練習開始だ!」

四田「練習やんのかよ〜」

魁「俺に文句言うなよ。先生に言え。」

四田「言える訳ねぇだろ!」

そんなこんなで魁はダッシュで家に帰って行った。

ピンポーン

ガチャ

舞「はーい!あ、魁君!私に何か用?」

魁「舞さん…用があるのは幸太です…」

舞「幸ちゃんは今居ないよ?バットもらいに言ったよ。」

魁「そうですか…じゃあ3時から学校で練習するって伝えといてください。」

舞「わかった!ちゃんと伝えとくね〜」

魁「よろしくお願いします」





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