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ロックされています  King nine  名前: 魁斗  日時: 2013/05/04 13:33 修正5回   
      
小説始めます
そのうち、感想スレ作るので
感想はそちらにどうぞ


書き残した事を書こうと思います。
書き残した事と言ってもドラフト終了直後の事を少し書くだけですが…w
記事修正  スレッド再開
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 10:58  No. 18    
       
カキンっ!
これで魁は15球連続でファールを打ち続けている。
小南「はぁはぁはぁ…」
魁(時間的にもそろそろ朝休みも終わる…
  次で決める…!)
小南「ふんっ!!」
ギュォオォオオオオオ!!!
ここにきて凄い球が来た
魁は打ち返せるのだろうか…
魁「うおおおおおおお!」
カキン!ギュルルルルル!
魁の打球はもの凄いスピンがかかり小南の足元をすごい速さで転がっていった
センター前ヒット
魁の勝ちだ
小南「そんな…私…負けた…」
金子「ん?私?」
小南「いや、なんでもない…」
魁「イヤっほーイ!俺の勝ちだぁぁ!」
魁はとても喜んでいる
矢部「次はおいらのばんでやんす!…ん?」
キンコーンカーンコーン・・・
朝休みが終わるチャイムだ
矢部「そんな…でやんす…」
魁以外のみんながバッティングをせずに
朝休みが終わってしまった。
一同「てめぇ伊藤!!」
魁「え?」
その後、魁がどうなったたかは読者のみなさんのご想像で…

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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 11:22  No. 19    
       
放課後…
野球部員達は部活のため、部室に向かって行った
落合「おし、お前ら、着替えたらグランドで朝の続きや。今北からやで」
一同「ウィーす」
ざわざわざわざわざわざわざわ・…
今北「よし、行くか」
所山「小南もはやく着換えろよ」
小南「うん…」
1時間後
やっと全員、バッティングが終わった
そして全員落合の指示で部室に戻った

落合「おまえら、このホワイトボードに目を向け   ろ。今から堀海高校との練習試合のオーダ   −を発表する」
なんと、落合はもうオーダーを決めたようだ

一番、センター矢部 背番号8
矢部「やんす!」
2番キャッチャー四田 背番号2
四田「はい!」
3番セカンド伊藤 背番号4
魁「はい!」
4番ファースト所山 背番号3
所山「へい」
5番ショート今北 背番号6
今北「(`^´) ドヤッ!」
6番サード金子 背番号5
金子「サードか…」
7番ライト岡野 背番号9
岡野「やっと名前でた…」
8番レフト岡本 背番号7
岡本「俺もやっと出た…」
9番ピッチャー小南 背番号1
小南「ぼくが…ピッチャー…」

落合「以上や 今日からノックの時はこの守備に就いてもらう」
一同「はい!」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 12:37  No. 20    
       
ついに、練習試合まで一週間
落合と魁は堀海高校まで挨拶に行くことにした

魁「先生、肉まんなんてかっこ悪いよ…
  なにも持っていかなくていいよ…」
落合「あかん!関西人は肉まんや!」
魁(ここ関東なのに…)
ちょっと不満を持ちながら二人は堀海高校まで
歩いて行った。

落合「邪魔すんでー」
「邪魔すんやったら帰ってー」
落合「あいよー…ってなんでやねん!」
魁「なにそれ…」
落合「秘密や。てかあの人ノリいいなぁ」
魁「どうでもいいよ…」
落合「いくで」

魁「すいませーん」
「おおこれは落合先生」
落合「肉まんや」
「はぁ…」
落合「一週間後楽しみでんなぁ」
「えェ…」
落合「ほなまた…」
「あのー落合先生
 実は、他のチームとの練習試合が入りまして…」
落合「なんでや!
   こっちはずっと待ってたんや!
   ベストオーダーじゃのうてええ!
   1年生でもええ!
   あいつらに試合さしてくれ!」
「わかりました
 1年と試合をしてもらいましょう
 まぁ、あなたたち弱小なら1年にも
 勝てないでしょうね。」
落合「なんやて!?
   もっかい言ってみろ!」
魁「いいよ、先生 
  絶対勝つから・・・」
落合「伊藤……」
果たして、清千学園は堀海高校に勝てるのだろうか?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 13:06  No. 21    
       
学校に帰ってきた魁は堀海高校に行っておこった出来事を全て部員に話した
所山「そんな事言ってたのか…」
今北「絶対勝ってやる!」

あの発言は逆に選手たちにやる気を付けさせてしまった
そして…一週間…

落合「みんな揃ったな?
   スタメンは前ホワイトボードに書いたんと同じや。気合い入れていけよ!」
一同「おっしゃぁぁ!」

そして、相手の1年生チームは到着した
「あいつらが相手か」
「弱そうだぜ」
「コールドでさっさと帰ろうぜ」

10分後
あいての準備も整い、両チームベンチ入りだ
主審「整列!」
魁「行くぜ!」
一同「お願いしまーす!」

さぁ、ついに試合が始まる
みんなの顔はとても楽しそうだ
主審「プレイボール!」
1回の表堀海高の攻撃

ピッチャーの小南は大きく振りかぶった
相手ベンチからは、
「おい、あいつ女か?」
「ちげーよ」
「女みたいなやつがピッチャーとは偉くなめられてるな」との声が聞こえた
だが…
ドパァァァン!!!
なんと一球投げただけで相手を黙らせた

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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 14:24  No. 22    
       
一回の表の堀海高校の攻撃はすぐに終わった
小南の3者連続三振で終わった
相手ベンチからは何も聞こえていない
茫然としている
最後に聞いた言葉は小南が一球目を投げた後に聞いただけだった「嘘だろ」と

そして、清千学園の攻撃が始まった
バッターは1番の矢部だ
矢部(とにかく塁にでるでやんす!)
シュッ!
コッ!
相手P「何!?」
矢部の意表を突くセーフティーバント
一塁にゆうゆうセーフとなった
所山「オッシャー!ナイスバント!」
魁「いいぞ矢部君!」
矢部「でへへでやんす!」
相手「タッチ」
矢部「え?」
塁審「アウト!」
なんと、相手に集中せずにアウトになってしまった。
これには、みんな激怒している
所山「てめぇ何してんだ!」
魁「ナニシテルンディスカ!?」
今北「まぁいいじゃねぇか
   かっ飛ばせ―四田…ってあれ?
   なんで伊藤が打席に立ってんだ?」
四田「三振したんだよ…」
今北「うお!四田!お前何してんだよ」
四田「だから三振したんだよ!」
落合「お前らうるさいわ!」

魁「つっ!」
カキンッ!
金子「おし!センター前!」
パシッ!
金子「あぁー惜しい!」
魁の打球は惜しくもセンターライナーとなった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 15:44  No. 23    
       
試合は、両チーム無得点のままついに7回
堀海高校の攻撃だ

小南「はぁはぁはぁはぁ…」
7回にもなり、ついに小南のスタミナも無くなってきた
そして…
主審「ボール!ファアボール!」
3者連続で四球をだし、ノーアウト満塁となった
四田「タイムお願いします」
ここで、四田は一度タイムを取り小南の所へ向かった。
四田「おい、大丈夫か薫?」
小南「うん…」
四田「そろそろ落合先生に教えてもらったアレ
   試してみるか?」
小南「…わかった」

落合に教えてもらったアレとはなんなのだろうか…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 16:12  No. 24    
       
四田(さぁ、こい!)
四田は小南にサインを出した
それに対して小南は「うん」とうなずいた

大きく振りかぶり…
左腕を大きく使い投げた球は・・・

小南「ふんっ!」
シュッ!
相手B「遅いド真ん中!
    もらった!」
魁(駄目だ、打たれる!)
だれもがそう思った…
バッテリー以外は…

ブン!
フッ…
主審「ストライク!」
相手B「なに!消えていった! 
    フォークボールか?」
四田「違うよ
   Xスライダーさ」
相手B「Dスライダーだと!?」
四田「もう何も言わない」
なんと、小南はVスライダーを投げたのであった。
結局、このバッターはXスライダーを意識しすぎて三振した
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 17:28  No. 25    
       
小南「ふんっ!」
バシッ!
主審「ストライィィバッターアウッ!」
続く二人のバッターも三振をとりチェンジ
なんとか無失点に抑えた

落合「よし、おまえら
   円陣組むでぇ」
ゾロゾロゾロ・・・・
落合「のそのそせんでええ!
   はよ来い!」
バタバタバタ・・・・
落合「ええか…相手ももうへばってきとる…
   塁に出たら絶対点取れる!
   気合い入れていけ!」
一同「はい!」
魁「よし、おまえら…
  絶対点取るぞ!!」
一同「うぉおおい!!」

バッターは4番の所山
今日は3打数1安打
所山(絶対…絶対に塁に…!)
シュッ!
所山「甘い!」
カッキィィィン!!
所山「いけ…入れぇぇぇ!」
パシッ
所山「あ…あぁ・・・」
所山の打球は惜しくもさく越えはしなかった
続く5番今北
カキンッ
平凡なショートゴロだったが…?
ポロッ
「あぁ」
なんと相手のショートがエラー
今北が塁に出た
バッターは6番の金子
ここはバントを決めたいところだ
コッ
うまくボールが転がった
送りバント成功だ
2アウト2塁となりバッターは岡野
岡野(絶対に…
  センター前に…)
シュッ
相手捕手(高い!)
魁「高いぞ岡野!打て!」
岡野「っ!」
カキン!
打球は・・・?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 17:48  No. 26    
       
打球は見事にセンター前に抜けた
2塁ランナーの今北は2アウトなので打った瞬間にスタートした。
そして、今北は3塁ベースを蹴り
ホームへ走った
今北は50m5秒代の俊足だ
魁「いけぇぇぇ今北!
  セーフなれんぞ!」
ズザァァァァァ…
判定は…
主審「セーフ!」
1対0
金子「よっしゃぁぁ!」
矢部「ナイスバッティングでやんす!」
主審「ファアボール!」
魁「よし、良く見たぞ岡本!」
・・・・・・・・・・・・
そんな光景を長谷川は校舎から見ていた
長谷川「えらく楽しそうじゃねぇか」
そういって長谷川は野球部の部室に行った

小南は粘って6球目
ここでとんでもないアクシデントが起きた
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 18:18  No. 27    
       
バキッ!
グランドは一瞬沈黙した
ピッチャーの投げた球が小南の
左手に当たったのだ
落合「おい、小南!大丈夫か?」
小南「はい…大丈夫です…」
幸いなことに小南は大丈夫のようだ
次のピッチングに影響がなければいいが…

続く矢部はあっさり三振
スリーアウトチェンジだ

8回の表
堀海高校の攻撃
ストレートとXスライダーであっさりスリーアウトチェンジ
どうやら、デットボールの影響はないようだ
そして清千学園の攻撃
追加点を取りたいが代わったピッチャーに惑わされスリーアウトチェンジ
9回表
清千学園の最後の守備となるのだろうか
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 19:19  No. 28    
       
さて、清千学園は最後の守備についた
ピッチャーはもちろん小南薫
しかし、小南に異変が起こった
左手に痛みが襲ったのだ
小南(なんだろう…手が痛い…)
シュッ
パシッ
さっきまでの剛球はどこにいったかと思うほど
ノビのない球だ
シュッ
カキン!
小南「あっ」
右中間を抜けるツーベースヒットだ
続くバッターには
ガッキィイイイン!
ホームランを打たれてしまった
魁「嘘だろ…」
1対2
逆転されてしまった
次のバッターとその次のバッターは何とか打ちとれた
四田「さ、塁でるぜ」
バッターは2番の四田
今日は全打席に出塁している
が・・・
主審「ストライク!バッターアウト!」
あっけなく三振
あと二人となった
次は魁だ
カキン!
いい打球だが…
パシッ!
相手のセカンドがファインプレー
一機に2アウト
だが勝利の女神はまだ
清千学園の方にいたようだ
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/05 20:02  No. 29    
       
なんと、2アウトになり打者が四球やエラーなどで
4、5、6番が全員塁に出たのだ
そしてバッターは岡野
前の打席ではタイムリーを放っているが
決して期待できるバッターではない
しかし、そんな時あの伝説の男が現れた
長谷川幸太
下西中時代は4番を打っていた
長谷川「代打だ
俺が打つ」
魁「長谷川・・・・お前・・・」
長谷川「只の助っ人だ
野球部に入る訳じゃない」
野球部には入らないらしいが
この試合に勝つためには最高の助っ人だ
そして独特な神主打法が
今だけよみがえった
長谷川は打席に入った
長谷川(初球で決める!)
シュッ!
長谷川「うおぉぉぉ!」
ガキィィィィン!!!!
打球はなんと
バン!
策を超え駐車場の車に当たった
ホームランだ
今北「HRだ・・・」
所山「マジかよ」
魁「俺ら勝ったんだ....!」
一同「やったぁぁぁあ!」
こうして清千学園野球部初試合は
勝利に終わった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/06 21:27  No. 30    
       
清千学園野球部初勝利から数日がたった
だが、落合の頭の中に初勝利の事などすでになかった。
来年の夏の大会の事しか頭に入っていなかったのだ。
なぜ来年かと言うと今年の夏はメンバーが9人しかいない事によってもしもの時、棄権する事になるからだ。
落合「どらぁぁぁぁ!!」
ガキぃぃぃん!
矢部「やーんーすー!」
ポロッ
落合「何をしてんねん!そんなんもとれへんのやったら甲子園なんか絶対行けるわけないやろ!」
矢部「ひえぇぇ…でやんす…」
落合のノックは部員の中では
恐怖のノックとも言われている
しかし、それを難なくこなす者も居るのだ
魁(やっぱり、みんながあれを捕れるようになれないかな…。この夏休みを使ってなにかできないかな…?)
魁はこの恐怖のノックをやり始めてからずっとそう思っていた
魁(あとで先生に言ってみよう…ん?)
ヒューーーーーーーーーー
長谷川「危ねぇ!」
バチン!
長谷川「ったくバカ!
    硬球なんだから当たったら死ぬぞ!
    気を付けろ!」
長谷川は突然現れ、持っていたグラブで魁に当たりそうだったボールを止めた。
魁「あぁ…スマねぇ…って、なんでお前がここにいるんだよ。しかもなんでグラブまで持ってんだよ。お前、本当は野球やりたいんじゃねぇの?」
長谷川「違うよ!たまたま通っただけだ!
    グラブ持ってたのも偶然だ!」
小南(本当の事言えばいいのに…
  僕が言える立場じゃないけど…)
長谷川は小南が言うように何か隠しているのだろうか?
そして小南も隠しごとがあるのだろうか?

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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/06 22:21  No. 31    
       
ブロオオオオオン

野球部一同はバスの中に乗っていた
夏合宿に来ていたのだ
あの時、魁はなにかを落合に相談していた
そして合宿をすることになったのだ
そして行きのバス
四田は吐き気と壮絶な戦いをしていた
四田「やベぇ…死にそう…」
元々、四田は車に酔う。
しかも、山道をすでに1時間以上走っている
なんとか耐えているだけでもりっぱだろう
魁「はい、洗面器」
四田「おう、サンキュー…っておぉぉぉい!」
小南「こっちのほうがいいよ伊藤君」
と言って小南が差し出したのはビニール袋だ
四田「おっ薫、気が効くじゃねぇか…っていらねぇよ!」
長谷川「小南、袋でも種類が違う
    こういうときは紙袋だ」
四田「サンキュー長谷川
   助かったよ…ってなんでお前いんだよ!?
   てか袋いらねぇって!」
落合「俺が強引に連れてきたんや」
長谷川は落合によって連れて来られたらしい
なんだかんだで楽しんでいるようだ
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/06 22:44  No. 32    
       
一同はやっと合宿所に着いた

落合「おい、おまえら今日から夏休みが終わるまで過ごす場所はこの高級ホテル…」
一同「おぉ!」
落合「の裏にある小さな旅館や」
一同「えぇぇぇぇぇ」
落合「つべこべ言わんとはよ荷物置いてこんかい!」
一同「ひへぇぇぇ」

部員のみんなは着替え、グランドに走って行った
落合「さて、みんな集まったな?
   これより合宿を始める。
   まず最初はノックや!
   そこに並べぇぇぇ」
長谷川「なんだよ。たかがノックだぜ?何が怖いんだよ」
魁「長谷川…そう言えるのも今だけだぞ…」
カッキィィィン!!
パシッ!
長谷川「余裕じゃねぇか」
そんなこんなで一日目の練習は終わった
その日の夜
落合「お前ら、そろそろ風呂入れ」
そう落合は言って小南を除いた部員たちは風呂に入って行った。
四田「おい、薫。お前は風呂入んねぇの?」
小南「僕は…また後で入るよ…」
四田「そうか…」
なぜ、小南は着替えや、風呂などを男子部員達と一緒に行わないのだろうか?
次回明らかに!
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/06 23:21 修正1回 No. 33    
       
深夜
皆が就寝したころ
四田はふと目覚めてしまった
四田「自販機でジュースでも買うか」
ジュースを買うことにしたらしい
カシャップシュー
四田「ゴクゴクゴク…プハァうめぇ
   って、あれ・・・?薫?」
小南「あ…四田君…」
なんと、小南が女風呂から出てきた
四田「おい…薫…お前…いくら美男子だからって覗きは駄目だぜ…」
小南「違うよ!…だって…僕は…」
四田「女なんだろ?」
小南「え…知ってた…の?…」
四田「俺たちは小学校1年からずっと同じクラスなんだぜ?薄々感づいていたよ。中二ぐらいの時から。今日の行動や今までの行動も含めてな」
なんと、四田は小南が女ということを感づいていたらしい。
四田「で、なんで男を装っていたんだよ」
小南「僕は…いや、私は年長のころに野球教室に一度行ったの…その時ある保護者が言ったの「女が野球なんてできるわけない。」って…その時私はお母さんに言った…もう野球で女だからって馬鹿にされたくないって…それからずっと男を装っていた…」
小南は自分の過去を全て話した
四田「そうだったんだ…
   けど、その内みんなにちゃんと話せよ?
   秘密にしとくから」
小南「うん…わかった…
   それと…私…四田君の事…」
魁「おい、おまえら何してんだ?」
いきなり魁が現れた
四田「うわぁぁぁ伊藤!驚かすんじゃねぇぇぇぇ!」
そうして、ながいながい1日が終わった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/07 17:15 修正1回 No. 34    
       
次の日の朝
魁「へぇ…小南は女だったのか…」
小南は魁にも自分は女だということを話した
魁「まぁ俺は誰にも言わないけど、世間にはばれないようにしろよ。もし高野連にばれたらお前、高校3年間野球出来ねぇぞ。」
小南「うん…わかってる」
魁「さ、今ならだれも居ないから速くトイレ行って着替えてこい」
小南「うん…」
タッタッタッタ・・・
そして、夕方
長くて短い1日の練習が終わった
その日の夜
長谷川(なぁ舞…俺野球やっていいのかな…?)
長谷川は風呂の中でそう思っていた
長谷川(もう、あんなこと忘れていいのか…?)
魁「おい、長谷川!みんなもう風呂でるぞ?」
長谷川「あぁ…わかった。俺も出る」
一体、舞という女性は誰なのだろうか?
そして、あんなこととはどういうことだろうか?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/07 20:34  No. 35    
       
さて、合宿はあっという間に最終日を迎えていた
合宿最終日、魁の妹雅は兄が帰ってくるのを楽しみに待っていた。
雅「ふっふーん♪…ん?」
ピンポーン♪
突然、家のチャイムが鳴った
雅「はーい、だれですかー?」
ガチャッ
謎の女性「あの…長谷川幸太はどこに居るかわかりますか?」
雅「長谷川さんなら、私の兄と一緒に野球の合宿に…」
謎の女性「何!?野球なんで!?」
雅「高校の野球部の監督に無理やり連れて行かれたとか…そういえば、昨日の夜兄から電話があって、今日練習試合があるとか…長谷川さん出るかもしらないので見に行ったらどうですか?」
謎の女性「えっ!練習試合!?今すぐいくわよ!
     ついてきて!」
雅「えっちょっと…」
謎の女性は雅をお姫様抱っこでバス停まで走って行った。
長谷川とは何の関係があるのだろうか…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/07 21:21  No. 36    
       
一同「おねがいしまーす!」
さて、突然だが練習試合が始まった
相手は、一之宮高校
去年の夏の大会、予選大会で優勝しており
甲子園にも出場した
一回の表、清千学園の攻撃
一番は、前回の試合と変わらず矢部だ
矢部「やんすっ!」
カキンッ!
打球は見事にセンター前に抜けた
矢部「よっしゃでやんす!」
打順は2番の四田。
落合(バントや。頼むで四田)
落合は四田にバントのサインを送った
四田(これでも、俺は中学時代に何回もバントやってんだ。決める自信はある!)
コンっ
四田「しゃっ!」
バントは見事成功
1アウト2塁だ
ここでバッターは3番の魁
魁(長谷川も試合出たらいいのにさ)
長谷川はこの試合に出ていない
と言うより出たくないと言っている
やはり、舞という女性が関係しているのだろうか
魁(さて、俺も打つぜ…)
シュッ
魁「ドラァァァ!」
ガッギィィィン!!
金子「いったんじゃね!?」
今北「いや、打球が詰まってる…無理だ…」
しかし、どんどん打球は伸びていき…
バサバサッ
なんと、入ったのだ
ホームランである
魁「よっしゃぁぁぁ!!」
所山「いえいえいぇぇぇぇい!」
落合「ようやったで伊藤!」
これはベンチも大興奮だ
相手監督は激怒し、3年生エースと思われる投手を交代させ、ライトの選手を投手に交代した
落合「おい、あのピッチャー一年やで」
所山「見た感じ普通っすね 
   まぁ行ってきます」
四番の所山が打席に入った
所山(さぁ、同学年のピッチャーに打ち取られるのはかんべんだぜ)
銭形(驚かしてやるぜ…)
スッ―――ギュルルルル…
銭形「ふんッ!」
ドパァァン!!
所山(何だよあの球…ノビなら小南に負けてねぇぞ…しかもトルネードって…)
この1年生は一体…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/08 18:12  No. 37    
       
スッギュルルルルル…
銭形「おらぁっ!」
ドパァァァン!
所山「っ!…」
ブンッ!ドパァァァン!
所山(クソ…球のスピードは小南より下くらいだが手元で急にノビて球がとても速く見える
152km以上に見える…しかし、それ以外にも何かある気がする…)
所山(しょうがねぇ…三振でもいいから球みるか…)
銭形(ふふ…次はあれも全快で行きますよ…)
相手捕手(よし…こい…!」
独特なトルネードから…投げた球は…
銭形「(本気で行くぜ…)どらぁぁぁ!!」
所山(なっ…これって…)
ドゴォォォン!!
主審「ストライィィィ!!バッターアウチッ!」
所山「はは…」
今北「なんだ?お前が見逃しなんて珍しいじゃないか」
所山「なんかおかしかったから球筋見てたら、
   多分、ジャイロだった…」
なんと、所山が見逃した球は珍しいあのジャイロボールだった。使い手としては、あの大リーガー
の松坂投手などとして知られる
今北「ジャイロだとっ!?マジかよ…」
所山「さっさと打席行けよ」
今北「あ、はい…」
やっと打席にいった今北だった
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