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ロックされています  King nine  名前: 魁斗  日時: 2013/05/04 13:33 修正5回   
      
小説始めます
そのうち、感想スレ作るので
感想はそちらにどうぞ


書き残した事を書こうと思います。
書き残した事と言ってもドラフト終了直後の事を少し書くだけですが…w
記事修正  スレッド再開
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/08 21:46  No. 38    
       
今北(どんな球だろ…)
今北の打法は、頭よりバットを高く上げる打法。
巨人の坂本勇人のような打法だ
銭形「どらぁ!」
今北「うぉッ」
ドパァァン!
矢部「すごいでやんす…おいらには手も足も出せそうでないでやんす…」
魁「矢部君…」
魁と、矢部はいつも一緒にチャッチボールをやっている
それ程仲がいいという事だ
今北「こぉぉぉい!」
今北は気合いを出しまくりだったが…
今北「っ!」
ブンッ!
ドパァァン!
あっという間にツーストライク
たったの二球でだ
銭形(こいつを一球なげてやるか…)
スッギュルルルルル
シュッ
グォオオン パァン!
今北「な…今のってシュート…」
なんと、今銭形が投げた球はシュートボール
キレがよくとても鋭いシュートだった
銭形(さて、そろそろこの回も終わらせるか)
シュッ
今北(速い!135キロはある…チェンジアップか?いや、チェンジアップはこんなに速くはない…まさか高速チェンジアップじゃ…)
ブンッ
パシンッ!
主審「ストライィイイイイイ、バッターアウゥ!」
今北(まさか…高速チェンジアップとは…)
なんと、銭形はジャイロボールにシュート、高速チェンジアップまで投げていた
まさか、これ以上の変化球があったりするのだろうか?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/09 07:14  No. 39    
       
一回の裏
一之宮高校の攻撃
バッターはなんと、銭形
銭形「今からセンター前にヒット打つんで!
   よろしっくっす!」
四田「はっ?」
金子「え?」
魁「何言ってんだ?あいつ…」
なんと銭形はヒットを予告した
小南(凄い…自信だね…)
四田(大丈夫だ…おまえの球は打たれやしねえ)
小南は左のオーバーハンド
そこから出てくる剛球はまともに打たれることは
まれにない
小南「ふんっ!」
四田(よし!これなら打たれることはない!」
カキィン!
打球は見事にセンター前へ
ジャストミートだ
小南(嘘でしょ…)
四田(マジで打つとか…)
銭形(手痛ったぁ。なんつー重い球だ…)
1年生でこれ程のミート力
ダッ
銭形(完璧…)
所山「走ったぁ!」
バシンッ
四田「おらぁ!」
ギュゥウウウウン
ズザァァァァァ
塁審「セーフ!」
四田(足も速いのか…)
銭形(もっかい行くか…)
スッ
ダッ
今北「走ったぞ!」
バシッ!
四田「おらぁぁ!」
タイミング的にはアウト
だが…
銭形「とぉ!」
金子「は!?」
なんと銭形はサードの金子飛び越え、ベースの
逆方向にタッチした
金子「あんなのタッチも出来ねぇよ…」
銭形「中3にやられるとはねぇ…ご愁傷さま」
金子「なにっ!?中3!?なんでお前が高校の試合に出てんだ?」
銭形「どこの高校入るか決めてるんだ
   練習試合とかで」
金子「そんなの…」
ドパァァン!!
四田「いいぞ!ナイスボールだ!」
シュッ
その時…
銭形(おらぁぁ!)
金子「走ったぞ!ホームスチールだ!」
四田「薫!ボール返せ!」
小南「っ!!」
ズザァァァァ!
バシッ!
判定は…?」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/10 18:54  No. 40    
       
主審「…セーフ!」
銭形「うっしゃぁ! イヤッホォオオオイ!」
なんと、ホームスチールはセーフに
中3とは思えないほどの走塁の上手さだ
四田「(くそ…)タイムお願いします」
主審「タイムッ!」
ここで一度タイムを取った
ここから突然崩れるかもしれないので
同然だろう
四田「おい薫、お前だったら他のバッターは
   Vスラと、直球で打ち取れるはずだ
   次のアイツの打席の時にランナーが出てたり、あいつが塁に出たら積極的にけん制するからな。」
小南「うん…わかった」
魁「頼りにしてるぜ…エース!」
タッタッタッタ…
四田「ありがとうございました。」
長い長いタイムが終わった
バッターは2番バッターだ
「おい、お前ら中3にやられるとは無様だなぁ」
四田「……」
「ま、おまえら弱小が俺達強豪にやられるのは
 しょうがないな ハハハハハ…」
小南(サインまだかな…)
四田「おい…人が黙って聞いてりゃボロクソ言いやがって…お前、許さんぞ…中3まで試合に出して俺たちを舐めやがって…勝ってるのは俺達だ!
舐めてんならさっさと試合終わらして地元帰っとけ!そう監督に言っておけ!」
魁「四田…タイムを…」
塁審「またかね?短く頼むよ」
そう言って魁はベンチに戻って行った
落合「お前の言いたいことは分かってる
   守備交代や! 四田!セカンドに付け!
   伊藤はキャッチャーや!」
魁は落合に守備交代を要請した
なぜだろう…それは、キャプテンだからだった
チームは相手にずっと舐められていた
そして、魁はずっと何も出来ていなかった
キャプテンとして…
ならば、自分が捕手をし、
自ら相手を抑えようという事だろう
魁「俺は…キャプテンとして…あいつらに…
  勝つ!!」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/11 16:28  No. 41    
       
ドパァァァン!!!
魁(よし、リトルの時に少しやっただけだけど
 大丈夫だ…!)
パシッ…シュッ…
四田(リトルの時はこれがメインポジションだったからな…久しぶりだけど出来て当然かな…)
2番セカンド四田
3番キャッチャー伊藤
主審「プレイ!!」
魁(さてと…まずはインハイに直球だ)
小南はゆっくりと首を縦に頷いた
ビュッ!
ドパァン!
「うぉ!?」
魁「よし!ナイスボールだ!」
主審「ストライィイィィク!!」
(怖いよ…インハイに凄いノビのある球とか…」
魁(よし…バッターはビビってる…!ここにXスライダーだ!)
ビュッ
(甘甘!だから舐められるんだよ!)
ブンッスカッ
魁「いいぞ!小南」
どうやら、舐められてるのは相手のようだ
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/11 18:14  No. 42    
       
カキンッ!
四田「余裕!」
パシッシュッ
塁審「アウトッ」
2番バッターは高めの釣り球を振り三振
3番バッターはインコースの球を振り、サードゴロ
そして4番はセカンドゴロとなった
四田「よく考えたら1番以外塁出てねぇな」
落合「おし!二人共もう大丈夫やろ
   元の守備位置に戻すで!」
この攻撃から2回まで無安打が続いた
これは相手も同じだ
しかし、2度目の銭形の打席
3回に試合が動いた
四田(さて、こいつミートが凄いからな…
  打たれないように慎重にしねぇと…)
ビュッ!
四田(よし…インハイに決まった!このコースで
  薫の球ならこいつでもまともに打てねぇ!)
銭形(…とか思ってんだろ?打てるよ!)
カキンッ!
矢部「やーーーんーーーーーーすーーーーーーーーーーー!」
ガシャンッ!
矢のようなライナーはフェンスに当たった
ボールと共に矢部もフェンスに当たった
四田「おい!岡野!ボール返せ!」
この時点で銭形は3塁ベース目前
岡野「伊藤!」
この時点で3塁からホームまでの塁間に銭形は到達
魁「四田ぁぁぁ!」
しかし…もう遅かった…四田がボールをもらった
時には主審がセーフと言っていた
落合「足速いなぁ…アイツ…」
これで試合は振り出しに
しかし、銭形の顔に笑いはなかった
「よくやったぞ、銭形!」
銭形「どうも…」
褒められているのに何も笑わないのだ
銭形(こんな高校入っても楽しくないなぁ
  他の高校にするか…)
銭形は色々な高校の練習試合に参加し、好いと思った高校に入学するらしい
どうやら一之宮高校も好いと思わなかったらしい
次のバッターらは打ち取りスリーアウト
しかし、矢部に異変が…
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/12 10:48  No. 43    
       
落合「おい、矢部!大丈夫か!?」
魁「矢部君!矢部君!」
今北「頭は触っちゃだめだ!」
その時…
矢部「痛たたた…頭は何ともないでやんすが
   腕の骨が折れたみたいでやんす…」
落合「うーん…しゃーないなぁ
   長谷川を強引にだすか…」
落合によると矢部は交代し、長谷川を試合に出す
ということらしい
落合「ちょっとアイツ呼んで来るわ
   矢部、一緒に来い」
矢部と落合はいっしょにベンチに戻って行った
矢部「交代なんてしたくないでやんすが
   この際しょうがないでやんす…」
落合「ここの合宿所の人に頼むから
   その人に病院連れて行ってもらえ
   俺は長谷川起こす」
矢部「はいでやんす…」


落合「長谷川ぁぁぁ!起きろぉおおおおおお!」

長谷川「ぐーすかぴーzZZ」
長谷川は起きない
落合は口を長谷川の耳にさらに近づけ…

魁「なんだ?先生吠えてるぞ?」
所山「長谷川をおこす為だろ」
魁「だからあんなに吠えてんのか」

落合「すぅ…長谷川ぁぁぁぁぁ!!!!!
   起きろぉぉぉぉぉ!!!!!!」
長谷川「ぎゃぁぁぁぁ!!?」

やっと目覚めた長谷川であった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/12 12:26 修正1回 No. 44    
       
長谷川「何なんですか…?」
落合「お前の出番や。矢部が骨折したんや
   さっさとサード行け」
長谷川「サードは金子でしょう
    金子はどうするんです?」
落合「この際しょうがないからセンターに行ってもらう。お前、外野は出来ひんやろ」
長谷川(舞…俺は…野球をやっていいのか?)
そんな時…
謎の女性「幸ちゃーん!」
長谷川「あん?…あ...舞! 何でここにいるんだ!? 」
舞「そこの彼女に連れて来てもらいました☆」
長谷川「いや、そういうことじゃなくて...
お前は....」
舞「あの事は大丈夫だから試合出てよ」
長谷川「............わかっ......た.......」
長谷川は少し考えてから言った
落合「審判、サードがセンター、センターを退いて、サードに背番号10が入るんや。分かったな?」
主審「了解です」
この日、長谷川は久しぶりにサードに着いた

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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/13 23:39  No. 45    
       
サードに着いた長谷川は、ある事を気にしていた
長谷川の彼女と思われる舞という、女性の事だ
  

長谷川(くそ…俺は…試合に出てしまった…
   舞が襲われるかもしれない…あいつらは
   俺の大切な人を襲うと言っていた…
   俺の大切な人間は舞なんだ…舞の為にも
   野球はやりたくなかったんだ…!)
舞(幸ちゃん…あの事は心配しなくてもいいんだよ…?)
一体、二人にはどのような関係があるのだろう
長谷川がずっと野球をやらなかったのは
絶対舞という女性は関係がありそうだ
小南「ッ!」
ビュッ!
(バントだ!)
コンっ
四田「長谷川ぁ!」
長谷川「えっ?」


長谷川が拾ってファーストに投げた時にはもう遅かった

塁審「セーフ!」

魁「集中しろ!長谷川!」

長谷川「あぁ、すまねぇ…」

小南「っ!」
ビュッ!

(絶好球!)

カキンッ!

魁「長谷川!もっかい来たぞ!」

長谷川「何っ!?」

バシッ…

四田「何してんだ! 速く拾ってファースト投げろ!」

しかし…

塁審「セーフ!」

四田「すいません…タイムを…」

ここで一度、内野の選手達はマウンドに集まった

所山「てめぇ…さっきから何してんだよ!」

長谷川「すまない…」

四田「頼むから、みんなの気が抜けるプレーだけは辞めろ。 」

長谷川「……すまない…」

さっきから、何かがおかしい長谷川
立ち直る事は出来るのだろうか
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ロックされています   Re: King nine 〜長谷川過去編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/14 20:22  No. 46    
       
長谷川(もう…野球は出来ないのか?)

なぜ長谷川はこのようになったのだろう
それは、今回より始まる過去編で明らかになる
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ロックされています   Re: King nine 〜長谷川過去編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/14 20:47 修正1回 No. 47  HOME  
       
今から始まる話は、魁や長谷川が下西中の時の
話…

ワーワーワーワーガヤガヤガヤ…

ビュッ!

長谷川「おらぁぁぁぁ!」

カキィィイイン!!

「おぉおお!」

長谷川は中学野球界ナンバーワンの打者だった
この打席でもまた本塁打をはなった

魁「やったな、長谷川!ナイスバッティン!」

長谷川に話し掛けてきたのは、この下西中のキャプテンである、伊藤魁だ
セカンドを守っている

長谷川「おう、サンキューな!」

この二人は下西中、不動の3,4番コンビ
魁が3番で長谷川が4番だ
どちらかというと、実力は長谷川の方が上だ

ビュッ!

カキンッ

四田「ファースト!」

今声を掛けたのは、四田将幸
下西中のキャッチャーである
打順は7番だ

パシッ!
小南「………ピッチっ……」
今、小さく声を出したのは小南薫
女っぽい美少年
ファーストを守っており、打順は8番

主審「ゲームセット!」

下西中は以外に強い
全国大会に出たことがあるらしい
20年前に…

「すいません!長谷川君に話があるんだけど…」

魁「おい、長谷川。呼ばれてんぞ」

長谷川「あぁ、わかった」

「試合後にすまないね。僕はあかつき大付属校
 のスカウトなんだけど…ぜひ、わが校に来てくれないか?」

長谷川「はぁ、考えときます…」

「長谷川くーん、ちょっといいかい?」

長谷川「あーはいはい…(ったく、スカウトされても、伊藤と同じ高校しか行かないっつの…)」

「笆異本高校(ヘイボンコウコウ)のスカウトなんですけど…」

長谷川「あーはいはい、考えときますよ」

このように長谷川はいつも練習試合の後にスカウトされまっくている
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ロックされています   Re: King nine 〜長谷川過去編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/14 23:01  No. 48    
       
???「幸ちゃーん!こっちこっちー!」

長谷川「おう、舞。来てたのか」

この女性は、木原舞(キハラマイ)
長谷川の彼女である

長谷川「すまんが、伊藤。今日は彼女と帰るよ
    じゃな。」

魁「おう、また明日な。…さてと、俺は居残り練習でもするか」


その帰り道…

舞「へー、すごいじゃん!二打席連続ホームラン
  なんて!しかもあかつき大付属にスカウトされるなんてね!」

長谷川「はは…あかつきにスカウトされても伊藤と同じ高校に入るさ。伊藤がどこに入るのかはしらないけどさ……おい、舞…後ろに隠れろ…
それで、バットケースからバットを取ってくれ…」

舞「え…う…ん…」

バットを取りだし、舞は後ろに隠れた


「ちょっと、止まってくれ…」

長谷川「なん…だ…?」

「^死山学園野球部のスカウトの者だ
 お前を、スカウトに来た。
 お前の電話番号を書いた紙を渡せ」

長谷川「……どうぞ…」

少し、考えた後に番号を書いた紙を渡した

長谷川「はやく、帰るぞ…」

舞「うん…」

二人はダッシュで帰って行った
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ロックされています   Re: King nine 〜長谷川過去編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/15 21:06 修正1回 No. 49    
       
長谷川・舞「はぁはぁはぁ…」

長谷川「おい、大丈夫か?」

舞「…うん…」

二人はやっと家に到着したようだ
その時…

長谷川「電話か…誰だ?」

「^死山学園のスカウトだ
 入学は考えてくれたか?
 お前には、4番サードをプレゼントしよう」

長谷川「俺は、入る高校は決まってるので。
    あいにくですが4番を打たせてもらうだけで、入部なんてしませんよ」

長谷川はあっさり入部を拒否した
魁と同じ高校に入学を決めているからだろう
しかし…

「ならばこうしよう。お前がこちらの高校に入らないのならば、他の高校で野球をするな。
もし、行ったのならば、お前の大切な人間を襲う。わかったな? ではさらばだ」
ピッツーツーツー…

舞「幸ちゃん…」

長谷川「おい…逃げるぞ…俺の家に…」

舞「わかった…!速く行こ…!」

二人はまたダッシュで走って行った



〜長谷川宅〜
長谷川は舞の家であった事をはなした

長谷川父「何っ!?すぐに警察に連絡だッ!」

その時…
ガチャッ

長谷川「誰だっ!?…って伊藤…」

ドアを開け、出てきたのは魁だった

魁「居残り練習から帰ってきた
  話は全部聞いていたよ」

長谷川「…そうなのか…なんだ?^死山学園の事知ってんのか?」

魁「少しな…あいつらはいい中学からいい選手をスカウトしては入学させてんだ。
それを拒否したら…まぁどうなるかはちょっとぐらいわかるかな?」

長谷川「襲われるのか…俺にとって大切な人間…」

舞が長谷川をずっと見つめている

長谷川(俺は…こいつの為に…高校では野球はできない…)

これが長谷川幸太が高校で野球をやらないきっかけになったのだ




〜長谷川過去編、完〜


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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/17 22:25  No. 50    
       
話は戻る

魁(駄目だ…あいつ…やっぱりあの事が…)

四田「タイム…お願いします」

主審「またかい…」

落合「(ちょっと気合い入れなあかんなぁ)ちょっとそこのあんた。こっち来てくれ」

舞「私ですか?」

落合「長谷川にこう言って欲しいんや
   ゴニョゴニョ…」

何を言うのだろうか…

ここで、タイムをとったので、内野陣はマウンドに集まった
当然落合も来たが、なぜか舞まで来ていた

長谷川「舞…なんでお前が来てるんだよ…」

舞「幸ちゃん…いい加減にして!
  あの事はもう大丈夫だから!」

長谷川「うるせぇ!お前は狙われてんだ!
    さっさと俺の側から逃げろ!」

舞「私は…改名したの!山野芽依に!
  だから大丈夫!もう野球はしていいの!」


長谷川「……………おい…本当にか…?
    もう大丈夫なのか?」

舞「大丈夫だよ…あの時、私に電話があった
  『私たちは木原舞を襲います』って
  じゃあ木原舞じゃなくなればいい
  だからこの名前にしたの」

長谷川「てことは…野球は出来る!」

なんと、びっくりだ
舞は頭がよい
確かに、木原舞を襲うなら山野芽依は襲わないはずだ

長谷川「よっしゃぁぁぁ!!」

落合「うるさい!ちょっと黙れぇぇえ!」


銭形「うるさいなぁ…」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/18 12:12  No. 51    
       
というわけで、また野球をやることになった長谷川だが…?

落合「ほんますまんなぁ…あんな嘘ついてもらって」
舞「いえいえ…自分で決めたことなので…」

なんと、改名したという事は全て嘘だった
しかし、長谷川が野球をやる為にはしょうがないという理由で舞は嘘をついたのだろう

落合「あの件も考えてくれたか?」

舞「ええ…甲子園に出場するためにマネージャーにならしていただきます!」

落合「おおきに」


そして、話は試合に代わる

四田(さてと、3者連続三振で終わるぞ)

小南(あれ…使ってみたい…!)

四田(……わかった…試しに投げるだけだぞ)

小南(わかった…じゃあ、行くよ!)

まさか、Xスライダーに続く新たな変化球だろうか。
ビュっ!!

(2回も抑えられてたまるか!)

しかし…
ククッ!

パァン!!

四田(おお…ここまで完成してんだな…
  やっぱ、薫はすげぇや…)

魁「今のって…」

長谷川「高速スライダーだ!!」

落合「ほぇぇ…Vスラに高速スライダー…
   スライダーの神様やな…」

舞「あの女の子、凄いですね…」

雅「あれ、舞さん。小南さんは外見女の子みたいだけど、男の子ですよ?」

舞「え、そうなんだ!…」

だが、実は小南は女の子
しかも、ほとんど完成しているXスライダーと高速スライダーを投げれる女子はどこにもいないだろう。
落合の言うとおり、本当にスライダーの神様だ

結局、バッター3人は3者三振だった
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/18 20:16  No. 52    
       
―――――――5回の表
清千学園の攻撃
バッターは、堀海高校との練習試合ぶりに打席に
立つ、長谷川幸太

長谷川(ふぅ…久しぶりだなぁ…)

銭形(うひゃー、あの人の威圧感凄いなぁ)

確かに、威圧感が凄いのは当然だ
中学時代は最強のバッターと言われていたのだから。しかも、長谷川の打法は、その威圧感をさらに引き出す神主打法なのだ。

魁「はは…あの打法、いつ見ても凄いな…」

中学時代、チームメイトだった魁はいつも近くで
長谷川の打撃を見ていた

銭形(あれ投げるか…)

(おいおい…あいつ、あれ投げる気じゃ…
あれのサイン出してみるか…)

そのサインを出したキャッチャー
それに対し銭形は…?

銭形(そうです!それが投げたかったんだ!)

やはりその球だった

長谷川(球はなんだ…?まぁいい。構えよう…)

スッ――

神主打法が…長谷川の神主打法が遂に完全復活した。

そして…

銭形(行きますよ…!)

ググっ!…

ビュッ

長谷川「なッ!?」

バシン!

魁「んな…スラーブだと!?」

長谷川「ほーう。」

銭形(さて…この球が打てるかな?)

長谷川の復帰初打席はどうなるのだろうか?
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/18 20:53  No. 53    
       
ビュッ!

長谷川「っ!」

カッキィィイン!

今北「いったぁぁぁ!」
魁「あいつ…ジャイロをあんなとこまで…!」

がしかし…


「ファール!」

長谷川「チッ…ま、ストレートならいくらジャイロでも俺なら打てるぜ」

銭形「うわぁ…あぶねぇ…やっぱスラーブだな」

ビュッ

長谷川「ストレートは打てても…」

ブンッバシンッ

主審「ストライクッ!バッターアウト!」

長谷川「スラーブは打てませんでした
    本当にすいませんでした」

三振でスリーアウトチェンジ

小南も3人で抑えチェンジと行きたいところだったが…?

カキっ!

3番打者にセンター前ヒットを許すと…?

四田(薫…低めに集めろ!高速スライダーだ!)

小南(うん…)

ビュッ

四田(曲がらない!)

(甘いッ!)

カッキィィン!!!

四田「センター!金子!」

金子「おらぁぁぁ!」

てーんっ

長谷川「嘘だろ…入りやがった…」

魁「大丈夫だ!まだ6回!切り替えていくぞ!」

しかし…

主審「ファボール!」

これで、3者連続の四球
バッターは8番

四田(大丈夫だ!
  インコースに2球連続でストレートだ!」

バシンッ

バシンッ

あっという間に2ストライク

四田(最後はストライクからボールになる球だ!)

バシンッ

主審「バッターアウッ」
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/19 08:23 修正1回 No. 54    
       
8番バッターの時点で2アウトだったのでチェンジ

清千学園の攻撃

バッターは2番の四田


四田(さてと…まだ一回も打ってないからな…
   バントしただけだし…)

銭形(この人、最初にバントしただけだったな…)

ビュッ!

四田(うぉ!これがスラーブか!)

ブンッ!

主審「ストライイイィィ」

四田「この球…ストレートと同じですげぇ速い…」

銭形(はは!やっぱ驚いてやがるwww)

(wwwじゃねぇって!)

四田(次はストレートかな?)

ビュッ!

四田「予想通りだ!」

カキン!
打球は銭形の足元を抜けて行こうとしたが?

パシッ

銭形「おっと、ナイスキャッチ!」

四田「ちぇっ!」

魁「いいよ、ナイスバッティングだ
  次打てばいいよ!」

四田「ああ、ありがとう」

魁(とか言う俺も打てるかわかんねぇけど)

ビュッ!

コンっ!

今北「うぉおおお、ナイスバント!」

魁(本当はバカドコ打ちたかったけどな)

魁の意表をつくセーフティバント
一塁に簡単にセーフとなったが…?

所山「続くぜぇ」

銭形(そんな事思ってるときほど)

ビュッ!

所山「おらぁ」

カキっ!

打球はセカンドにゴロで転がり…

銭形「ゲッツーになる。」

結局スリーアウト
魁が塁に出ただけだった
記事修正  削除

ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/19 12:27  No. 55    
       
試合はすでに9回の表
ここで、清千学園が2点を取らなければ
試合終了。ゲームセットだ

バッターは3番の魁

魁(長谷川の復帰戦。絶対に打って勝つ!)

銭形(さーてと、さっさと終わらすか…)

ビュッ!

ブンッ!

ドパァァァン!

魁「速い…!けど、俺だって…」

ビュッ!

ククッ!

魁「あれ…?」

ドパァン

魁「今の…スラーブの変化じゃなかった…!」

魁は、今の銭形の投球で何かを見つけたようだ

魁「今の…ちょっと速いカーブだった…!
  これなら…打てる!」

ビュッ!

(あっ…またこの癖が…!)

魁(やっぱりそうだ!)

カキィィン!!

魁「っしゃぁぁぁ!」

打球は見事にセンター前へ抜けた

所山「うしっ!今度こそ!」

魁「タイムお願いします」

そう言って魁は所山の方に向かっていった

所山「なんだ?伊藤」

魁「いや、実は…ゴニョゴニョ…」

所山「マジかよ!そうとわかったら打てる!」

魁は多分、さっきの打席の事を話したんだろう
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/19 16:16  No. 56    
       
ビュッ!

ククッ!

所山「(うぉお本当に来た!)うらぁ」

カキィン

(くそ…またあの癖…2試合アイツとバッテリー組んだけど、全試合最終回で速いカーブになってる!)

所山「すいませーん、タイムを…」

今北「マジか…みんなに伝えるよ
   ちょうど相手もタイム取ったみたいだし…」



相手監督「うーん、しょうがない、交代だ」

銭形「嫌です!この回をしのいで最後に長谷川さ
んと勝負するまで交代しないでください!」

相手監督「しかし…」

「いいじゃないですか。」

相手監督「斎藤…」

斎藤「僕は2、3試合こいつとバッテリーを組み
ましたけど、いつも最終回になっても重い球が来るんです。僕は銭形の球をもっと取りたい」

相手監督「むぅ…いいだろう。しかし、長谷川との勝負だけだぞ?」

銭形「はい!」

相手監督「回ってこなかったら我慢しろよ?」

銭形「ういっす!」

そういって相手監督は交代を告げに言った
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ロックされています   Re: King nine 〜高校一年生編〜  名前:魁斗  日時: 2013/05/20 17:04  No. 57    
       
銭形は、ライトに回った
ピッチャーには2年生が上がった

今北(大丈夫だ…!打てる!)

ビュッ!

斎藤(よし…インコースの速い直球はまともには打てないだろう…)

斎藤の読みははずれていた…
並みの打者なら打てないなだろう
しかし今北は大のインコース好きなのだ
いくら難しいインコースの球でも今北はジャストミートできるのだ

今北「おらぁ!」

カッキィン!

打球は左中間へ

四田「よし!回れ回れ!」

魁「しゃぁぁぁ!」

魁は2塁ランナーだったので簡単に帰ってきた
しかし、所山は…

所山(うぉぉぉぉ!)
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